今日から
いよいよ三学期の
勤務が始まる。
幸いにして、
風邪も癒えて
体調はいい。
朝から、また、
手作りベントで、
これが三月まで続く。
そしたら、
またまた、一か月の
春休みのロンバケである(笑)。
*
きのうは、
源泉徴収票が届いたので、
パソコンで「e-Tax」の
確定申告の手続きをし、
先にガッポリふんだくられている
所得税を取り戻した。
毎月、5万ちかく
多めに徴収されているので、
それらが一年分戻ってくると、
冬のボーナスのようでもあるが、
面倒な申告手続きをしないと
取られっ放しだから、
国のやる事はエゲツない。
カウンセラーは個人事業主なので
もう、三十年ちかく
確定申告をして
毎年、還付金を請求しているが、
それでも、書類を揃え、
間違わずに入力するのには
半時はかかる。
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学校カウンセラーは
教員とは異なるものの
まだ人間として未熟な生徒たちを
相手とするので、
教科以外の大事な生き方を
「教える」という
重要な使命もある。
なので、
これまで修学してきた
心理学はもとより、
生物学・宗教学・哲学・音楽学
などの学際的な素養は
大いに役立っている。
*
2024年は
「激動の一年」になる
という識者の予言が多いが、
エハン・デラヴィ氏は
「Pivot year」と言っていた。
「ピボット」は
市内の店名にもあるが、
バスケでいう処の
ピボット・ターンでも使われるように
ガラリと変わる「急展開」
という意味のようである。
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年末に完成した
二本のリュートフォルテのうち
一本のフレッチング(音程調整)が
うまくいかず、これから再調整する。
どちらも
十年以上も放っておいた
ボウル(胴体)を活かそうと
創り上げたものだが、
あまり上々の出来とはならず
売りに出せるレベルではないので
死蔵するか二束三文で
「玩具」として出品するしか
なさそうである。
*
そんなんで
きのうは久しぶりに
製作楽器でデモ曲を録音しようかと
バッハの『リュート組曲』を
練習したが、途中、気が乗らず
やめてしまった。
音質が満足いくものじゃないのが
モチベーションを下げたようだった。
***
YouTubeでは、
ダラダラと古楽器製作や
リュート演奏の動画を
何十本も視ている毎日である。
その合間には、
ピザ生地の作り方なぞも視て、
さっそくスーパーに
強力粉やドライイーストなぞを
買いに出かけて、
見よう見真似でやってみた(笑)。
以前に、一度だけ
パン造りをやった経験があるので、
久しぶりにイーストを仕込んで
寝かせた生地が倍に膨れるのを見て
オモロイなぁ・・・と、感心していた。
これを薄く延ばしたら
ピッツァのドウが出来るんだ・・・と、
あまりの簡単さにナメていたら、
グルテン形成が不十分だったとみえ、
ちゃんと伸びてくれず
丸くする段階で孔が空いちまった(笑)。
仕方なく、
継ぎ当てをするように塞いで、
一枚はトマトソースを塗って
『マルゲリータ』に、
もう一枚はチーズを4種乗せて
『クワトロ・フォルマッジョ』にした。
初めての手作りピッツァに
カミさんは喜んでいたが、
イメージでは
薄くてパリリとしたものにならず
アメリカンな、パンっぽい、
ボテリとした食感の「ピザ」に
なっちまった。
パスタ同様に
これも慣れが要るようで、
これから、どこまで本格に迫れるか
材料も吟味したいと思い、
イタリア製の小麦粉を
Amazonに注文した。
またまた、
【病膏肓に入る】の
プチ・マイブーム到来かもしれない(笑)。
*
Amazonで
廉価で買った
電動草刈り機が、
先に買った大型で
振動の激しいコード付きより
使い勝手がいいので
外出から戻るたんびに
玄関に置いてあるのをいいことに
家に上がる前にちょいちょいと
刈り込んでいる。
ただ、
庭師さんのように
刈り込んだものを丁寧に
袋詰めしたりはせずに
そのまんまにしてるので、
風の日などに
ご近所さんの共有道路に
飛び散っていたりして
カミさんに注意された。
それでも、
まんまにしてるので、
はやいところ萎れて
庭の肥しになってくれれば・・・
と思っている。
*
あまり読む処の少ない
全国紙の朝刊だが、
それでも、時折、
特集記事があって、
先日も矯正医務官の
「盗癖」(クレプトマニア)の
トピックがあり、目が留まった。
十年以上も前に
高校生男子がクレプトマニアで、
その治療(心理療法)を
担当したことがある。
彼は、毎日のように万引きをして
警察沙汰も数回に及び、
ブラックリストに載るほどだったが、
「病気治療中」という事で
通報されるたびに
「また、X君か・・・」
と、その場で説諭・釈放という事が
たびたび続いていた。
本来なら、
高校なので、軽犯罪とはいえ、
警察沙汰が二度以上あれば、
「自主退学」勧告や
「放校処分」になるのだが、
彼に限っては「こころの病気」
ということで特例になっていた。
なので、
その治療の成果を
問われるようで、責任重大だったが、
そう簡単に治る
というものでもなかった。
それでも、
年単位で、母親も来談し、
同校に入学した妹とも会い、
やっとのこと
症状としての「盗み衝動」が
軽減されて無事卒業してくれた。
卒後、何年かして
連絡をくれ、
結婚して子どもも生まれたようで
ちゃんと社会人になってくれた事を
喜ばしく思った。
後年、
公認心理師の国家試験に
「クレプトマニア」の問題が出題され、
彼の顔が思い浮かんで
ニンマリしたこともあった。