一日一言
委曲(いきょく)を尽くす
細かい事まで微に入り細にわたって
解明し、事態をつまびらかにすると言
うような場合に用いる。
★今回の外部監査には、委曲を尽くして
疑義の恐れのないよう対応した。
開花時期は、 1/25頃~ 4/ 5頃。
1月下旬から咲き出すもの、3月中旬から
咲き出すものなど、さまざまあり、また、
桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくり。
梅が咲き出すと、なんとなく春の訪れを感じる。
・漢名でもある「梅」の字音「め」が変化して
「うめ」になった。
梅に関する句・和歌
「春もやや けしきととのう 月と梅」
松尾芭蕉
「しら梅に 明(あく)る夜ばかりと
なりにけり」 与謝蕪村(よさぶそん)
「二(ふた)もとの 梅に遅速を愛す哉」
与謝蕪村(よさぶそん)
「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」
服部嵐雪(はっとりらんせつ)
「白梅や ひと日(ひ)南を あこがれぬ」
石川啄木
「鳥の名の 都(みやこ)となりぬ 梅やしき」
千樹庵益賀
「道ばたの 風吹きすさぶ 野梅かな」
高浜虚子
「春されば まづ咲く宿の 梅の花
ひとり見つつや 春日暮らさむ」
万葉集 山上憶良(やまのうえのおくら)
「わが園に 梅の花散る ひさかたの
天(あめ)より雪の 流れ来るかも」
万葉集 大伴旅人
(おおとものたびと)
「吾妹子(わぎもこ)が 植えし梅の木
見るごとに 心咽(む)せつつ 涙し流る」
万葉集 大伴旅人
「十二月(しはす)には 沫雪(あわゆき)
降ると 知らねかも 梅の花咲く
ふふめらずして」
万葉集 紀少鹿郎女
(きのをしかのいらつめ)
「人はいさ 心も知らず 古里は
花ぞ昔の 香ににほひける」
古今集 紀貫之(きのつらゆき)
「月夜には それとも見えず 梅の花
香(か)をたづねてぞ 知るべかりける」
古今集 凡河内躬恒
(おおしこうちのみつね)
「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ」
拾遺和歌集 菅原道真
(すがわらのみちざね)
「大空は 梅のにほひに かすみつつ
くもりもはてぬ 春の夜の月」
新古今集 藤原定家(ふじわらのていか)
「とふ人も なき古郷の 梅見月
風のなさけを 袖に知るかな」
(梅見月=2月)
蔵玉集(ぞうぎょくしゅう) 有家
(季節の花300より)