季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「露草」

2014-10-20 04:34:09 | 暮らし

一日一言

水火(すいか)も辞せず>

水や火による責め苦をもいとわないという

意味から、あらゆる苦難を物ともせず物事

に力を尽くして当たる場合のたとえに用い

る。

★過去に製目の危機に瀕してお世話になった

御爺には、水火も辞せず恩返しをしたい。


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6月から咲いている花「露草」

開花時期は、 6/ 5 ~ 10/末頃。
・名前は”露を帯びた草”からくる。
 朝露を受けて咲き始める。
 午後になるとしぼんでくる。

・雑草っぽいが美しい青色の花。
 花は3枚あり、
 うち2枚は青で大きく、
 残り1枚は白で小さい。
 この形、なんとなく
 「ミッキーマウス」に似ている♪
 
・別名
 「蛍草」(ほたるぐさ)
   蛍を飼うとき
   籠にこの草を入れるから。

 「藍花」(あいばな)
 「青花」(あおばな)
   花で布を染めたから。

 「移草」(うつしぐさ)

 「月草」(つきくさ)
 「鴨頭草」(つきくさ)
   青色の花で
   紙や布をつき染めた。
   京都の友禅染めの下絵に
   使われる。

 「縹草」(はなだぐさ)

 「帽子花」(ぼうしばな)
   花を包んでいる
   苞(ほう)の形から。

 いっぱいありますね。


・「朝露に
  咲きすさびたる
  鴨頭草(つきくさ)の
  日暮るるなへに
  消(け)ぬべく思ほゆ」
  (鴨頭草=露草)
   万葉集

 「月草に
  衣は摺(す)らむ 朝露に
  濡れての後(のち)は
  移ろひぬとも」
   万葉集 
(季節の花300より)



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