一日一名言(148)
ゆひにゆく道とはかねて聞きしかど
昨日今日とは思はざりしを
この和歌を収載された「古今和歌集」には「病して弱くなりにける時よめる」
とある。在原業平(ありわらなりひら)の辞世とされる作品である。
業平は平城天皇の第一皇子、阿保親王の五男だが、臣籍に入った。
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2月に咲いている花「カンガルーポー」
花の特徴 細い毛に覆われて、先が6つに裂けた筒状の花を咲かせる。 花の色は黄緑色である。 雄しべは3本で1本が長い。 園芸品種の花の色には黄色、赤、橙色、ピンクなどがある。
葉の特徴 根際から生える葉は剣状である。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
その他 名の由来は、花の形がカンガルーの前足に似ているところからきている。 学名からアニゴザントス・フラビドゥスと表示するところもある。 属名の Anigozanthos はギリシャ語の「anoigo(開く)+ anthos(花)」からきている。 種小名の flavidus は「黄味がかった」という意味である。
(花図鑑より)