マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

ル・ジュー・ドゥ・ラシェット 続き

2011年03月03日 | グルメ
次はお魚料理

的鯛のヴァプールアーモンドの香り?だったかな・・しっとりふっくらした的鯛に菜の花のほろ苦さがいいアクセントになっています。

お肉は豚肉か鶏肉をチョイス。

こちらは岩中豚を低温調理したもの。とてもきれいなピンク色で柔らかくジューシーでした。


鶏はもも肉と胸肉を別々の調理法で。ももはくるりと巻いて中にラタトゥイユのようなお野菜が入っています。
胸肉が本当にしっと~りしてて美味しかったんです。牛蒡のチップスやソースも和風な感じで。
素材それぞれの味が引き立つような味つけが絶妙。

いよいよデザートです。

3人がチョイスした高橋シェフのスペシャリテ、ヴァローナ社P125 クール ド グアナラとラムレーズンのエクレア カシスとライムのアクセント

見た目濃厚そうに思えるでしょ?ところがどっこいこんな美味しいチョコレートアイスクリーム初めて~
エクレアのシュー生地もパイのようにサクサクしてるので型くずれすることなくナイフで綺麗に切れます。お見合いの席でも大丈夫ですね。チョコレートの品質が良いのがわかるようなおいし~いデザートです。
私の貧困なボキャブラリーでは説明できないほど複雑で手が込んでます。クランベリーやラズベリーの酸味が濃厚なショコラをとっても美味しくしてくれています。
是非、食べてみてね。


こちらはヨーグルトと柑橘類・お花のサッパリ系のデザート。
丸いヨーグルトムースを口に含むと中から柚?のジュースがあふれ出て何とも楽しく美味しいの。
この意外性がまるでマジックを見ているようで感動


濃厚なショコラのデザートには、さっぱりした飲み物よりも、負けないくらい濃厚なものが合うということで、ヴィヴァルト?だったかしら?(自分で作るカフェオレです。)にしました。
自分で好みの濃さにできるので楽しいですね。

このお店が、ミシュランで☆を取ったというのは大いに納得ですね。
ただ美味しいだけじゃなく、カジュアルでフレンドリーながら行き届いたサービスのお陰でとってもリラックスしながらお料理を戴くことができました。
お店に入って席についたその瞬間から楽しい気持ちになり、お皿が来るたびに面白かったりびっくりしたり、レストランでこんなに感動したのは初めて。素晴らしい舞台を観た後のような充実感がありましたよ。
最後にはジャスミン茶が。このあたりもオーグドゥジュール系のレストランらしいですね。
帰りには高橋シェフとサービスの方が、お見送りしてくださいました。
まだお若いのにホントに才能豊かなシェフですね。これからも応援していますよ。

このグレードの高さで3500円(プラスサービス料10%)というのもホントに感動もの。

大切な人と是非また訪れたいと思います。



代官山のフレンチ ル・ジュー・ドゥ・ラシエット

2011年03月03日 | グルメ
ずっと前から行きたいと思っていた代官山のフレンチレストラン「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」に行ってきました。

代官山駅東口から歩いて5~6分のビルの2階。1階は美容室。

大きな窓の明るい店内。私たちは4人なのに多分6~8人用のガラス戸を閉めれば個室になるような(フロリレージュの個室に似てます)お席でゆった~りしてて、もうこの時点でポイント高いです。

ランチのメニューは3500円と6000円。違いはフォアグラ料理が1品増えるのとお肉料理のチョイスも増えデザートは2品選べるとのこと。
フォアグラは苦手という友人の意見に従い3500円のコースにしましたが、これが大正解。

前菜やお肉・デザート・飲み物すべてが選ぶのに迷うほどのラインナップ。
あ~でもない、こ~でもないと皆で迷ってる間にこんなモノがが運ばれてきました。


さっきから気になっていたんです。「デザートの後の小菓子かな?」と思っていたのでビックリ。
おつまみだそうです。
白い丸い物、何だと思いますか?私たちはメレンゲっぽいカリカリの物を想像していたら、フワフワもちもちでやわらか~いお団子みたいなの。しかも一口噛むと中からは鯛のマリネが。見た目とのギャップに衝撃~
小さなクッキーのようなものは超小型のピッツアで中からはトマトソースが。
青くて薄っぺらな丸いのはアオサのチップス。
細長い棒状のは濃厚な味が超美味なチーズスティック。
ここで皆のテンションは一気に上がり「きゃ~可愛い!美味しい!楽しい~!」と大盛り上がり。

バゲットもカリカリでとっても美味しくパクパクいただいてしまいました。バターも無塩と有塩の2種ありましたが、どちらもまろやかで美味しい~

さて、前菜は

こちらは私がチョイスした「豚頭のカルパッチョ」。
豚さんの頭や頬や舌などの肉を顔の皮で巻いて棒状にして柔らかく煮こんでから冷やし固め薄くスライスして並べ、その上に発芽野菜と日向夏などの柑橘系のソース・ミモザドレッシング?がかかってます。食感はコリコリしててミミガーとかクラゲとか豚足のよう。全然臭みもなく脂っこくもなくさっぱりして凄く美味しかったですよ。かなりボリュームもありました。コラーゲンたっぷり


こちらはオーシャントラウトを38度で火を通したコンフィー。
脂の乗ったトラウトは口に入れるととろけるような食感。燻製の香りが良かったです。


これは本日の前菜。
鯖と山菜を柚とトマトのジュレのドレッシングで和えてあります。和風な感じですが一番味がしっかりしていました。

この続きはまた~