池袋の東京芸術劇場中ホールで野田マップの「南へ」を観てきました。
舞台上には大きな火山の背景があるだけ。
客電が消えていきなりの轟音にビックリ。
大道具というか小道具というか・・・のパイプ椅子が様々なものに変化するのが面白かったです。
アレ考えた人凄いわ!
蒼井優さん、「楽屋」の時の小悪魔的な、妖精のような少女役とは180度向こう側の嘘つきで跳ねっ返りの、しかも謎めいた女の子(でも見かけは少年のよう)を熱演。よく通る声と滑舌の良さに感心です。ずっと喋りっぱなしだし。
以前宮沢りえさん主演の舞台を見たときに、りえさんも喋りっぱなしの役だったせいか、声がガラガラのハスキーボイスになってたけど、蒼井優さんはそんなことなかったな。喉が強いのかしら。
妻夫木君は最初は唯一マトモな青年に見えてたけど、実は・・・
「キル」でも感じたことだけど、可愛いだけじゃなくいい役者さんになりましたね!
高田聖子さんや黒木華さんの宿屋の三つ子のシーンはコミカルで好きでした。
銀粉蝶さんと藤木孝さんのお二人の扮装は凄かった!
ストーリーは重層的で、野田さんの作品としてはいつにもまして分かりにくい舞台だなあ・・・というのが正直な感想。
野田作品にしばしば垣間見える天皇の戦争責任とか天皇を政治的に利用しようとする輩への批判めいたものがラストシーンでは見えましたが、いつもほどの言葉遊びや笑いは無かったように思います。野田さんのはじけっぷりももっと観たかったのに残念。
火山の観測所にした意味とか南へというタイトルとかがいまいちピンと来ませんでした。
私の頭が悪いだけなのかなぁ・・・?
ご覧になった皆さんは、理解できたのかしら?!
舞台上には大きな火山の背景があるだけ。
客電が消えていきなりの轟音にビックリ。
大道具というか小道具というか・・・のパイプ椅子が様々なものに変化するのが面白かったです。
アレ考えた人凄いわ!
蒼井優さん、「楽屋」の時の小悪魔的な、妖精のような少女役とは180度向こう側の嘘つきで跳ねっ返りの、しかも謎めいた女の子(でも見かけは少年のよう)を熱演。よく通る声と滑舌の良さに感心です。ずっと喋りっぱなしだし。
以前宮沢りえさん主演の舞台を見たときに、りえさんも喋りっぱなしの役だったせいか、声がガラガラのハスキーボイスになってたけど、蒼井優さんはそんなことなかったな。喉が強いのかしら。
妻夫木君は最初は唯一マトモな青年に見えてたけど、実は・・・
「キル」でも感じたことだけど、可愛いだけじゃなくいい役者さんになりましたね!
高田聖子さんや黒木華さんの宿屋の三つ子のシーンはコミカルで好きでした。
銀粉蝶さんと藤木孝さんのお二人の扮装は凄かった!
ストーリーは重層的で、野田さんの作品としてはいつにもまして分かりにくい舞台だなあ・・・というのが正直な感想。
野田作品にしばしば垣間見える天皇の戦争責任とか天皇を政治的に利用しようとする輩への批判めいたものがラストシーンでは見えましたが、いつもほどの言葉遊びや笑いは無かったように思います。野田さんのはじけっぷりももっと観たかったのに残念。
火山の観測所にした意味とか南へというタイトルとかがいまいちピンと来ませんでした。
私の頭が悪いだけなのかなぁ・・・?
ご覧になった皆さんは、理解できたのかしら?!