たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

上野・大英博物館展から、乃木坂・マグリット、日本の書展へ

2015-06-20 09:38:14 | 展覧会・美術展

降ったり雨が止んだり不安定な空模様の中、
美術館、絵画展、書展、博物館展をはしごしました。
JR・新日本橋・メトロ銀座線の三越前から銀座駅で日比谷線に乗り換え、
六本木で降りてミッドタウン・カールトンの通りを経て、
乃木坂の国立新美術館へ。



シュルレアリスムの巨匠の大回顧展・マグリット展を観て、
2つの書展、「日本の書展」と「書象展」を回り膨大な作品宮の中から、
頼まれていた書家の写真を撮り終えたら外は大雨でした。
美術館からエレベーターでメトロ千代田線の乃木坂駅へ直行し一駅で表参道駅。



表参道から銀座線に乗換え銀座経由で上野駅へ。
雨はぱらつく程度になって空も明るくなっていました。
上野公園を歩いて東京都美術館へ急いで直行。
かねてから足を運ぶ予定にしていた「大英博物館展」へ。

今日17日は水曜日で月に一度の「シルバーデー」で、
爺に世代(65歳以上)は木戸フリーです。荒れ模様の一日と予報が出ているに関わらず。
2時を過ぎていましたが、爺世代が大勢歩いています。




「日本の書展」の方は爺の同居人が出品している招待作家展で、
同人の数人分と合わせてアルバム作成のための撮影を依頼されていました。





「書象展」の方は長野市に住んでいる小中学校のクラスメイトの同人展で、
足が不自由なもので上京できないので毎回、作品と書展の模様を撮ってあげています。





「マグリット展」(ルネ・マグリット1898~1967、ベルギーの国民的画家)には、
新美に交通費を使って来た以上、観ないで帰るのはもったいないと思い入場しました。
ありふれた日常の世界をシュールに不思議な世界を魅せる、
マグリットの世界に幻惑されました。


目玉はパンフにもなっている「空の鳥」だそうです。
爺がよく行く西洋の古典絵画とはかけ離れた世界でしたが、
何か分かるような気分にもなりました。(6月29日まで)

2階、3階の天空レストランは値が張りますので、
いつものように地下のショップレストランに行って、
600円の弁当で昼食を済ませて、
上がってみると外は大雨になっていました。





千代田線、銀座線を乗り継いで上野に着いたのは1時過ぎでした。
こんな天気だし東京都美術館は空いているかと思っていましたが、
上野公園はいつものように修学旅行生も多く、人で溢れていました。


高齢者は「大英博物館展」シルバーデー目当てで来たのでしょう。爺もその一人ですね。
「大英博物館」所蔵の人類の遺産の傑作100の物を見ることが出来ました。
世界中から英国人が集めた(持ち帰った)モノが語る人類の歴史絵巻でした。(6月28日まで)
場内は程よく混んでいましたが、
ゆっくり2時間ほど人類の起源以来「200万年の遺物100点」を見て回りました。
とても疲れました。足が突っ張ってボーのようです。
 記述が前後したり、写真と合っていなくてすいません。
最後までありがとう。