昆明の冬の訪れを告げるのが、「紅嘴鴎」の飛来。その名の通り、嘴が赤いのが特徴だが、日本名を辞書で調べると、ユリカモメとある。日本のユリカモメは三白眼で嘴が黄色かった気がするが、本当に同じ鳥なのだろうか。1985年11月に突然、昆明上空にあらわれ、その後、毎年、頭数を増やして訪れるようになった。調査によると、シベリアより数万羽規模でやってきているそうだ。
ユリカモメは市内中央を流れる盤龍江と翠湖、そしてテン池に集中する。目元がまんまるで優しく、集団で飛び上がったり、水面で休んだりする姿は、不思議と心和む。この鳥を今年もひとめ見ようと、昆明っこは週末、翠湖を訪れる。徒歩ですら、大渋滞を起こすような混雑ぶりだ。当然のように「鳥のえさ」と称する、鹿せんべいのようなものも大量に売り出され、専門家は「生態系を乱す」と警鐘を鳴らしていた。野生動物の集まるところ、どこの国でも共通する現象なのかもしれない。
今年は、はじめてブログを書いた年でした。つたない文章におつきあいくださり、本当にありがとうございました。私も楽しめました。来年も茶の話など、最新状況を交えながらお送りしたいと思います。どうぞ、おつきあいください。
ユリカモメは市内中央を流れる盤龍江と翠湖、そしてテン池に集中する。目元がまんまるで優しく、集団で飛び上がったり、水面で休んだりする姿は、不思議と心和む。この鳥を今年もひとめ見ようと、昆明っこは週末、翠湖を訪れる。徒歩ですら、大渋滞を起こすような混雑ぶりだ。当然のように「鳥のえさ」と称する、鹿せんべいのようなものも大量に売り出され、専門家は「生態系を乱す」と警鐘を鳴らしていた。野生動物の集まるところ、どこの国でも共通する現象なのかもしれない。
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