カディスのカーニバルの人々。
宿泊先のペントハウス。
【本場の、ほのぼのカーニバル】
ペントハウスの眺望はたぶん、街で最高レベル。だけど、その分、一度、降りて、また4階まで上がる際、足が上がらなくなることも。段差がとにかく急なのです。ただキッチンと洗濯機があるのはうれしい。早速、洗剤を買って、たまった洗濯ものを回しました。
さて外は昨日とは打って変わってカーニバル一色に。大人は白塗りの不思議ないでたち、それも集団で。一方、子供はスーパーマリオとスパイダーマンの恰好をよく見かけました。マリオは日本発だと知ってるのかしら? わがことのように誇りたくなる勝手な私。
中心広場は、バルーンや電飾できらびやかに飾り付けられ、真ん中に小さな舞台も設置されていました。そこのイベントの一番の目玉が仮装を競う大会です。大勢、もしくは数人で舞台に出ては、はずかしそうに司会者の質問に答えています。昔、小さな漁港で出会った演芸大会みたいな雰囲気です。
様々な人が出てくる中で優勝者は、かわいらしい小学生の男の子でした。オレンジ色のチリチリパーマに、父母手作りのミツバチスタイル。なんともほのぼのとした結末です。
「カディスのカーニバルは、ぜひ行くべき。伝統もあるし世界的イベントなんですよ。」
とスペインに詳しい知人から聞かされていた私にとってこの結果は衝撃的で、逆に好感を持ちました。
やっぱり祭りは地元のもの。大きくならなくて、いいのです。
【異質な?Wi-Fi】
じつはこの旅で困っていたことがありました。今まで海外に行くときにはその土地のSIMカードをAmazonで事前に買っては現地で差して使っていました。それが一番安いし、トラブルもなかったのです。ところが今回は、私のスマホだけ使えない。どうやってもダメ。ホテルのWi-Fiは使えるのです。そのため娘のスマホを頼りにする日々でした。
ところがカディスではSIMカードを使ったWi-Fiにつながりました。というかカディスだけつながって、カディスを出たらまたつながらなくなりました。カディスのWi-Fiは、品質が違うようです。
(0円で手に入れたフアウェイ製。2018年当時、フアウェイを狙い撃ちで米国がいろいろしていたので、そのせいでは、と疑っています。真偽のほどは不明。)