とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「頭のいい人はよく歩く!」久保田競/著

2012-11-20 22:47:20 | 読書
頭のいい人はよく歩く!
久保田 競
ブックマン社


ビジネス書のなかで「頭のいい人はよく歩く!」という本が話題になっているそうだ。筆者は、京都大学名誉教授の久保田競氏である。久保田氏は京都大学霊長類研究所で脳の研究を行い、歩いたり走ったりすることで脳が活性化する仕組みを解明するなど大脳生理学の権威として知られている。

久保田氏によれば「歩くことは人間の基本的な活動であり運動である」という。人間の身体や脳は生まれて20歳ぐらいまで成長し、30歳台になると脳の容量が低下するという。これを防ぐには歩き、走ることで前頭前野を刺激し脳の働きを良くすることが必要になる。歩き、走ることは周囲を良く注意することにもなり「考えることの一種」であり、前頭前野の働きを良くし、決断力などにも効果があるといわれている。子供に勉強するよう注意する時は「勉強せよと言うより、ちょっと外で走ってきなさい」と言ったほうが効果は上がると説かれている。

こんな話を聞くと、なんだか興味が湧いてきた。本の中では、こんな事が書かれている。

頭が悪くなる人の生活習慣
・食事は適当に、ひとりで済ませることが多い
・間食が多く、お腹が空いていなくてもつい食べてしまう
・肥満体である
・ダイエットに何度も失敗している
・たばこを吸う習慣がある
・飲み過ぎて、二日酔いになることが多い
・忙しいため運動をほとんどしていない
・不規則な生活で昼間でも眠いことが多い
・精神的ストレスが続いている
・腰痛や肩こりなどの、慢性の痛みが2週間以上続いている
・憂鬱な気分から抜け出せない

これからでも遅くない!「頭をよくする」生活習慣
◆最低でも週1回、一時間ぐらいのエクササイズをする
・頭を良くするには運動が効果的
◆運動が苦手な人はジャグリングをしてみる
・ジャグリングとはお手玉遊びのようなもの
・ジャグリングで脳が発達する
◆これから趣味を持つなら料理にする
・料理を趣味にすると前頭前野全体が活性化され、頭が良くなる
◆魚を食べて知能指数を高める
・魚を食べると脳内の情報伝達がスムーズにいくようになる
◆音楽で言語能力をアップする
・音楽を聞くだけで、脳の領域の中で言語を司る領域が活性化される
◆日記やブログをつける
・毎日続ければワーキングメモリーを鍛えて頭を良く出来る
◆できるだけ美しいものに接する
・美しいものを見ると、視覚を司る後頭葉など働きが良くなる
・美男、美女を見ることも、脳の活性化につながる

頭が悪くなるとか、よくなるというと何か語弊があるが、ようするに如何に頭の老化を防ぎボケないようにするにはどうしたらいいかという話になるのだろう。頭が悪くなる人の生活習慣、頭をよくする生活習慣のいずれも最もだと思うことばかりではあるが、大脳生理学の権威の先生の言葉だと思うと、真実味が増してくる気がする。特に「頭を良くする」生活習慣の中で、自分を振り返ってみると山歩きやマラソンで体を動かすことは大好きである。魚も好きだし音楽鑑賞も大好きである。ブログもずっと続けてはいるし、美しいものには目がない。特に美しい女性に会うと、いまだに心がときめいてしまう。これらの習慣は何時までも続けていかねばと改めて思った。

東京の夜景が綺麗すぎる

2012-11-19 19:05:03 | サイエンス
今日、午前11時前に国際宇宙ステーションに滞在していた日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんが、ロシアの宇宙船「ソユーズ」で地球に帰還した。およそ4ヶ月という宇宙ステーションの長期滞在中、船外活動は日本人最長の計21時間23分だったといい、米露に次ぐ世界3位の船外活動になったそうだ。本当にお疲れ様でしたと申し上げたい。

さて、帰還前にツイッターで星出さんが撮影した宇宙ステーションから見た地球の画像が何枚も公開されているが、なかでも特に凄い写真がある。それは、東京の夜景である。まるで、生物の血管や神経組織、蜘蛛の糸のようにも見える。何枚も宇宙からみた美しい地球の写真があったが、東京の夜景はいままで見た事もないほど綺麗だ。まさに、今も休みなくずっと活動している東京の姿を宇宙から捉えたものとして注目すべき写真だった。


2012ジュビロ磐田メモリアルマラソン

2012-11-18 20:26:49 | マラソン
昨日の雨が上がり、素晴らしい青空が朝から広がっていた。今日は、ジュビロ磐田メモリアルマラソンを走ってきた。最近この大会には出ていなかったのだが、昨年からコースが変わり大会の運営主体も様変わりして、ちょっと楽しそうな大会になったという噂を聞いて久しぶりにハーフにエントリーしたのだ。

スタート会場は、Jリーグのジュビロ磐田のホームグラウンドであるヤマハスタジアムだ。ゴールも同じ場所に戻ってくる。今大会の種目は、ハーフ、10キロ、5キロ、3キロがあり全参加者数は1万名を越える。昔のことを思うと、凄い参加人数になったものである。先ず最初にハーフがスタートとなり、ヤマハスタジアムの外周道路に並んだ。


昨年から、磐田市内の幼稚園、小学校、中学、高校などの生徒がボランティアや応援で多数参加するようになったようだ。各所に、可愛い園児の応援があり走りながら小さい手にハイタッチをしつづけた。こんな可愛い応援がいたるところで行なわれていたので久しぶりに一生懸命走った。


また、市内にある幾つかの高校の吹奏楽部が、数箇所で演奏していたのも非常に良かった。町ぐるみでマラソン大会を応戦している様子が嬉しかった。


コース上の車の走行も少なく、ほとんど規制されていたようで、車の走行に気を使うことなく安心して走る。


田園地帯に入ると、周りに大きな建物がなく見渡す限りの青い空が広がっていた。


橋を渡ると、左手に雪を被った富士山が見えていた。この辺りで、これだけはっきりと富士山が見えるとは思ってもいなかった。


ハーフでは、ほとんど食物が出ないが、唯一のフルーツエイドでメロンが出ていた。この辺りはメロン農家が多く、これだけのメロンが出るとは太っ腹である。


堤防沿いの道路に入ると、今度は前方に富士山が見えてきた。ここまで来れば、残り数キロである。


20キロを過ぎると、ヤマハ発動機本社ビルを見ながらゴールに進んでいく。


そして、ゴールのフィニッシュアーチが見えてきた。


タイムはネットタイムで2時間3分ほどだった。前半の中間点まで1時間3分ほどかかり、2時間切るのは無理とわかった。それでも後半は1時間でゴールできたので3分短縮でき、後半の頑張りの効果があったようだ。昔は、1時間40~50分くらいでハーフを走っていたが、ついに2時間も切れなくなったというのはちょっとショックだ。ウルトラマラソン走行に慣れると、ハーフやフルマラソンはますますきつくなってくる。やっぱりマラニックが一番楽しいというのがよくわかった。

2012社会人大学卒業式

2012-11-17 23:36:15 | 社会人大学
社会人大学に参加するようになって今年は4年目である。今年も4回目の卒業証書と皆勤賞をもらうことになった。
今回は、静岡市のあざれあホールが会場である。浜松教室のメンバーで雨の中、会場に向かった。


静岡教室、島田教室、浜松教室の順番で卒業証書と皆勤賞の授与が行なわれた。


今年の皆勤賞の記念品は、直木賞作家で講師として講演もされた出久根 達郎(でくね たつろう)さんの色紙だった。朝顔の絵と「朝顔 素顔 笑顔でお早う」と書かれている。


そして、卒業式の記念講演は、1986年:内閣官房首席内閣参事官(現在の内閣総務官にあたる)を勤め、昭和天皇の崩御による「大喪の礼」や今上天皇の「即位の礼」に関係する一連の行事を、官僚の事務方として指揮。その後、1995年から内閣官房副長官 を8年7ヶ月にも渡り勤めたという、歴代最長の在任記録保持者である古川貞二郎氏だった。在任中はアメリカ同時多発テロ事件直後に、内閣にイラク攻撃の米軍支援のため、日本の自衛隊艦船(イージス艦)を戦争域内に派遣するための具体的方策策定のためのプロジェクトチームを作ったり、現総理大臣官邸整備事業を取り仕切ったという霞ヶ関のトップ官僚だった人である。


講演の内容は、「皇族はどうなるのか」という話で、現在の皇室が抱える問題点を話された。つまり、現代日本社会が抱える少子高齢化という現象は皇族にも押し寄せているというわけである。現在の皇族は天皇を除くと21名だが、高齢化、晩婚化で皇族の血がいずれ途絶えてしまうかもしれないという事が危惧されている。皇室典範では、天皇になれるのは男子と定められており、皇太子殿下や秋篠宮文仁親王殿下に男子の子供がいないという事で、現在の皇室典範を改正する必要に迫られているのだがなかなか論議が進んでいないという。女性天皇あるいは女系天皇を容認するかも、いろんな意見があってまとまっていないという。権力はないが権威がある象徴としての天皇制は、世界の中でも残していきたい日本の文化でもある。ただ、日本人としては皇族の話をむやみやたらにいえないという空気もあり、結論を出すのはなかなか難しい話である。講演でも、そのあたりをどうすればいいと言う話までは言及されず問題提起で終わったような感であった。

卒業式が終わり、打ち上げパーティー会場に移動する。パーティーでは抽選会があり、私は今年もワインが当たり家へのお土産が出来た。
その後、安木節のどじょうすくいや南京玉すだれの余興等で楽しませてもらった。


最後は、カラオケで懐かしい「青春時代」や「若者たち」を歌って終了となった。ただ、みなさん自分の姉や兄の世代の人が多く、選曲も一回り世代が上かなという印象だ。もっと自分と同世代の人たちが増えるといいなと思った。



2013UTMFのエントリーは既に終わっていた

2012-11-16 21:02:06 | マラソン
来年のUTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)はやるのかなあと気になっていたが、たまたまランネットで検索したらしっかりヒットした。
やっぱり来年もあるんだと思ってよく見たら、既にエントリーの締切期日を過ぎていた。
何と11月1日から昨日の11月15日までの受付になっていたようだ。
ラン友からも来年の開催がどうなっているか全然情報がなく、まだ先の話と思って気にしてなかったのだが、
急に開催要項が決まり、エントリー期間もわずかだったようだ。

とりあえず、開催要項を確認してみた。
開催日時は2013年4月26日(金)~28日(日)。
コースは今年の第一回大会とは逆回りの反時計回りで制限時間もやや短縮され、参加資格が第1回大会より厳しくなったという。
エントリーは抽選となり11月1日(木)~15日(木)にランネットで仮エントリーを行い、12月1日に抽選を実施する。
エントリーフィーはUTMF(161キロ)が36,000円、STY(85キロ)が24,000円と結構高額である。
制限時間はUTMFが46時間、STYが24時間となった。
UTMFは今年の第1回大会は48時間であったがUTMB (ウルトラトレイルデュモンブラン)と同じ46時間にあわせたらしい。

第2回大会での変更点は、自然保護の観点から、動植物の繁殖時期である5月~6月を外して4月になったことと、
舗装路区間を減らしよりトレイル率を増やすようになったという点がポイントである。

そして、参加資格がより厳しくなっていた。
UTMF:大会当日に18歳以上の男女で、コースを迷うことなく制限時間内に完走できること。
2010年1月1日以降に、100km以上のトレイルランニングレースを1回以上完走、
あるいは70km以上のトレイルランニングレースを2回以上完走していること。
STY:大会当日に18歳以上の男女で、コースを迷うことなく制限時間内に完走できること。
2010年1月1日以降に、70km以上のトレイルランニングレースを1回以上完走、
あるいは40km以上のトレイルランニングレースを2回以上完走していること。

以上の資格が必要となり、両クラスとも、エントリーの際に、完走した大会の名称、開催年月日、レースナンバー、タイム
などの申告を必要とするということで、相当の走力があるランナーしか受け入れない厳しいレースになるようだ。

これを見たら、自分の過去の走歴では、これらの参加資格を得るものは何もなかった。
あわよくば、エントリーして見たい気もあったが、既にエントリーが終わっていたことと
参加資格もないとわかったのですっぱりあきらめがついた。
これで、他の大会をいろいろ探してエントリーしようという気にもなった。
やはり、山岳トレイルは厳しい。
もっと気楽に走れる100キロマラソンあたりが自分には合っていそうだ。

2013UTMFの公式HPは下記で
http://www.ultratrailmtfuji.com/

「つま恋サウンドイルミネーション」再び

2012-11-15 23:17:45 | 観光
11月の最初に行ったばかりだが、妻が行きたいと言い出したので又行くことになった。
姉夫婦も連れて外食を兼ねたイルミネーション見物である。
前回は、たまたま行ったらやっていたというシチュエーションだったが
今回は、見るのが目的なのでいろんな場所からしっかり見物してきた。

これが正規の入口である「イルミネーションゲート」。


こだまイルミネーションの間を進んでいくと、動物イルミネーションが見えてくる。


暗い場所にほんのり光る冬ホタル。ホタルのような淡い光なのでカメラではうまく撮れない。
暗闇に慣れてくると、まるでホタルのような光が浮かんでくる場所だ(看板でお許しを…)。


これは降雪イルミネーション。舞い降りる雪をイメージしている。




ここからはメイン会場の様子。














展望台から見たメイン会場


甘い香りのシャボン玉が会場内を飛び交う。




出口ゲート


帰り道の山の上には、こんな文字が現れる。


丘の上には、シュプールイルミネーション。まるでゲレンデを滑るスキーヤーのシュプールのようだ。


以上、寒い真冬のような今夜のイルミネーションの様子でした。

「2012年ヒット商品ベスト30」発表される

2012-11-14 21:38:06 | いろいろ
今年も日経BP社から、「2012年ヒット商品ベスト30」が発表された。

1位から10位までは下記のとおりだ。

1位:東京スカイツリー
高さ634mの世界一のタワーというのは、やはり最大のヒットであろう。建設中から観光スポットとなり、その効果で東京全域が活性化し、スカイツリータウンには9月末までに約2100万人が訪れ、初年度来場目標の3200万人を大きく上回るのは確実だという。私も、おのぼりさんで早速見に行ったものである。
2位:LINE
まったく知らなかったが、モバイルメッセンジャーアプリのことらしい。無料で好きなだけ通話やメールが楽しめる新しいコミュニケーションアプリで、ユーザー数が10月末で世界7,000万人・国内3,200万人を突破し、日本ではFacebookより利用者が多いという。LINEを知らなかったとは、まさに時代遅れであった。
3位:国内線LCC
ピーチ、エアアジア、ジェットスター等、激安価格(片道100円)で乗れるローコストキャリア(LCC)と呼ばれる航空会社。安いけど、安全性がどうかは未知数である。航空機は高くても信頼性がある会社に乗りたい。
4位:マルちゃん正麺
乾燥麺でありながら、生の麺本来の味と食感を楽しめる「マルちゃん正麺」。すごく売れていたらしいが、一度も食べたことはない。
5位:フィットカット カーブ
新開発の「ベルヌーイカーブ刃」が根元から刃先まで軽い切れ味を実現したハサミ。従来の3倍の軽さでダンボールや布までサクサク切れ、低反発グリップで痛くなりにくい。写真を見た感じでは、使いやすそうだ。
6位:JINS PC
えらばれているパソコンメガネのNo.1。パソコン・スマートフォン・テレビなどのディスプレイが発するブルーライトを最大50%カットして、眼を守る。もちろん私も使っている。
7位:おさわり探偵 なめこ栽培キット
『おさわり探偵 なめこ栽培キット』iPhone用およびAndroid搭載スマートフォン用ゲームアプリ。こんなアプリがあるとは知らなかった。
8位:キリン メッツ コーラ
史上初!特保のコーラ。食事の際に脂肪の吸収を抑える特定保健用食品史上初のコーラで、糖類ゼロ。まだ、一度も飲んだことはない。
9位:街コン
街コンは地域単位で開催される合コンのことで、大人数なのが特徴である(男性1500人×女性1500人等)。都会ではこんな事もやっているんだ。
10位:黒ビール系飲料
アサヒビールが4月に「スーパードライ・ドライブラック」を発売。サッポロも3月に第三のビール「麦とホップ<黒>」を発売するなど、新製品が相次ぎ店頭での注目度は高まった。

以下、11位~30位
11位:塩麹
12位:N BOX
13位:ソニッケアー エアーフロス
14位:マイヤー 電子レンジ圧力鍋
15位:コンビニ和スイーツ
16位:アクア
17位:太陽のマテ茶
18位:俺のイタリアン&フレンチ
19位:GALAXY S3&Note
20位:レノアハピネス アロマジュエル
21位:アレジオン10
22位:タトゥーストッキング
23位:メタリックナノパズル
24位:ヘッドマウントディスプレイHMZ-T1
25位:金環日食
26位:東京チカラめし
27位:バトロボーグ20
28位:もて涙袋 モイスチャー
29位:お掃除ロボット 2.0
30位:キッズダンス

11位から30位までも、あんまり良くわからないものばかり。なるほどと思ったのは25位の「金環日食」だけだった。

Android向けSkyDrive公式アプリが登場

2012-11-13 21:09:27 | アプリ
しばらく前に、Windows Live Hotmailに「SkyDrive が Android に対応しました」というメールが届いていた。「SkyDrive」とは、マイクロソフトが提供するWindows Live のサービスの1つである無料のオンラインストレージのことである。1アカウントあたり、無料で7GBもの大容量のデータを保存できるということで、写真の公開用に最近良く使っているサービスだ。

以前はpicasaを使っていたのだが、容量が1GBしかない事と、知り合いに公開しようと思い招待メールを送るのだが何故か見られないという人が多いので、ほとんどの人が問題なく見られるようなオンラインストレージを探した結果、「SkyDrive」を使うことにしたのであった。

picasa は写真を加工する時には、非常に重宝しているのでpicasa で編集した写真データを「SkyDrive」にアップロードして、知り合いと共有するという使い方を最近はずっとしている。どちらもうまく使いこなせば役立つツールである。今回届いたメールによれば、その「SkyDrive」がAndroid向けの公式アプリで登場したというわけである。

早速SkyDriveをAndroidスマホにインストールしてみた。初回時のみMicrosoftアカウントでサインインすると、後はアイコンにタッチすれば即座に自分のフォルダにアクセスする事が出来る。これからは、スマホからでもダウンロードやアップロード、削除、ファイルの共有など一通りの作業ができるというわけである。また、スマホから友人に写真を見せてあげる事もできる。

デバイスや場所を問わずアクセスできるのがオンラインストレージの強みであり、このアプリでより便利にSkydriveを使うことができそうだ。

2012大井川紅葉マラニック「2日目」

2012-11-12 23:31:05 | マラソン
接阻峡の民宿に宿泊して朝4時半に起床する。この日は、雨の天気予報が出ていたので気になっていたが、幸い曇り空で雨はまだ大丈夫だった。5時の朝食を済ませ、身支度を整えると民宿の外に出た。山間地だけに、朝は冷え込んでいるので防寒用に雨合羽を着ていくことにした。玄関前で集合写真を撮って6時にスタートする。


スタート直後は、まだ薄暗くヘッドライトが必要だったが、しばらく走るうちに空が白みはじめていた。


最初のCP(チェックポイント)の長島ダム堰堤に到着する。ここは、5.4キロ地点になる。


暗いトンネルを抜け、大井川の東岸を走る。山々が色づき始めていた。


島田方面と寸又峡方面への分岐にでると、寸又峡方面に向かう。ここから約10キロ走り寸又峡に着くと折り返して元の分岐に戻る。長いアップダウンが続き、厳しい折り返しである。しばらく登っていくと、見晴らしがいい場所から先ほど大井川を渡った橋が見えた。


素晴らしい景色が見えるので、みんなカメラを取り出したくなる場所だ。


高度が増すに従って、モミジも赤く色づいている。


峠を越えると一気に下っていく。トンネルを抜けると寸又峡橋があり、欄干には、鹿の像が飾られていた。


寸又峡ヘリポートの広場周辺は、人工的に植えられたモミジ並木でまさに紅葉真っ盛りであった。






寸又峡温泉街を抜け、寸又峡プロムナードに入る。ここは車両進入禁止の散策道である。プロムナードの天子トンネルを抜けると眼下に大間ダムのチンダル湖が見えてきた。深みがあるブルーの湖面はまるで絵葉書どおりの景色だ。


急な下り阪を降りていくと、寸又峡のシンボル「夢の吊り橋」がある。このマラニックでは3つの吊り橋を渡るのが正規のコースであり、最初の難関である。しかし、高所恐怖症の人に相当怖い吊り橋である。ほとんどの人は渡っていったが、どうしても渡れない人は迂回コースでもOKだ。




無事「夢の吊り橋」を渡り終え、飛龍橋経由で戻ると眼下に「夢の吊り橋」が見えた。後続のランナーたちが恐々渡っていたようだ。


温泉街の茶屋で、軽くビールと芋を揚げたものやワラビ餅を食べる。お腹が膨らんだところで再び分岐点までの10キロを折り返す。これが、なかなか長くてイヤになるが、なんとか分岐に出たところで私設エイドが設営されていたのがありがたかった。

エイドを出て、脇道に入ると奥泉の駅があり、この駅前のトイレが面白い。この辺りで、縄文時代を中心とする下開戸遺跡(したのかいといせき)が発掘されたことに因んだ竪穴式住居型の公衆トイレが設置されているのだ。


また、トイレの前のロータリーには、縄文人の家族の像がある。


桑野山トンネルを抜けると川根両国駅前にある両国吊橋を渡る。これが2番目の吊り橋だが、足元が板でしっかり囲われているのでそれほど怖くない。


茶畑の間を抜ける。


4番目のCPである千頭駅に到着する。ここで35.8キロとなり半分以上過ぎた。


千頭駅構内でSL機関車が煙を吐いて待機していた。


ループ橋を越えると茶畑の中に菊が群生していたので、思わず写真を撮る。


CP6の大泉院に到着する。ここで42キロくらいだ。大泉院を過ぎて直ぐに雨がポツリポツリと降り出し、カッパを上下とも着る。


CP7(46.4キロ)の田野口駅に到着する。ここでも私設エイドが開設されたので、少し休憩する。


しばらくすると、汽笛の音が聞こえたので慌てて線路の方に向かう。ちょうどSL列車が通過するところだった。いつもこの駅に到着する時間帯ではSL列車に遭遇する。




下泉駅を出発する大井川鉄道の電車も見かける。数人のカメラマンが、鉄橋を通過する瞬間を撮影しようと待ち構えていた。


塩郷ダムの堰堤を通過し、大井川西岸に移動する。


西岸を走っていると、ちょうど東岸の線路をSL列車が通過するところだった。この日は何度もSL列車を見かけたものだ。


三つ目の吊り橋「塩郷の吊橋」の入口に着いた。


「塩郷の吊橋」は三つの吊橋の中で最も長く、スリルがある。下には大井川の流れと、車道や民家まで見える。渡り終えると、ホッとした気分になるのは何故だろう。




残り6キロほどをひたすら走り、ゴールの川根温泉に到着する。時計を見ると15時25分くらいだ。もうほとんどの人がゴールしていたようだが、いつものペースどおりゴールできたので自分としては満足だった。


あとは、温泉に入り食事をして帰宅する。雨には降られたが、紅葉が素晴らしくSLもたくさん見ることができ楽しい2日間だった。

2012大井川紅葉マラニック「1日目」

2012-11-11 23:54:26 | 観光
数年ぶりに、大井川紅葉マラニックに参加してきた。大井川上流にある接阻峡、寸又峡等を巡る約60キロのマラニックであり、11月中旬から下旬にかけては紅葉の名所を回るマラニックとなる。今回は1泊2日でまるまる2日間を贅沢に楽しんできた。

まず1日目の様子だ。東海道線金谷駅前に今回の参加者18名が集合した。ほとんどの参加者は、何処かの大会などで出会ったことがある顔見知りで、和やかな雰囲気で大井川鉄道の列車に乗り込んだ。新金谷駅で蒸気機関車に連結する。大井川鉄道といったら、SL列車を一日に何本も走らせており、SLマニアにはたまらない鉄道である。我々もSL列車に乗って半日ほどの小旅行に出発した。駅弁もあり、レトロなSL列車内で食べる昼食は格別である。


大井川鉄道では、観光客に一杯写真を撮ってもらえるよう、SLの停車時間が長く、運転席もよく見えるよう開放してくれている。




千頭駅でSL列車を下車すると、南アルプスアプトラインの小さなトロッコ列車に乗り換える。南アルプスアプトラインは、大井川の上流部奥大井の渓谷をゆっくりと走る鉄道で、千頭~井川までの25.5kmを結んでいる。井川線区間は水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設され、山あいを縫うようにカーブ箇所が多く、トンネルも小さい。我々のメンバーで列車の中ほどにあるガラス窓がなく吹き抜けになっている車両に乗り込む。展望は抜群だが、風が良く通り抜けいささか涼しすぎるくらいだ。


川根小山駅で上り列車の通過を待つ。


車窓から、赤い橋を望む。明日は、この橋を渡る予定だ。


奥に進むに従って紅葉が見事になってきた。


車内でもみんな立ち上がって紅葉や渓谷を見物している。




アプトいちしろ駅から先の1.5キロ区間は、急勾配を上り下りする区間である。この区間は、日本一の急勾配区間で、車両を押し上げるためのアプト式機関車を最後部に連結する。列車は一旦止まり、乗客もアプト式機関車の連結の様子を見学する事が出来る。


巨大な長島ダムの堰堤が見えてきた。この堰堤も明日走るコースである。


長島ダム駅でアプト式機関車が切り離され、奥大井湖上駅に向かう。長島ダムのダム湖である接岨湖にかかる奥大井レインボーブリッジに挟まれた湖の上に浮かぶ駅だ。


奥大井湖上駅で4名ほど下車して、八橋小道ラブロマンスロードにむかった。男女2名ずつで何かラブロマンスでもあったのだろうか?


接阻峡温泉駅を過ぎると尾盛駅という駅がある。民家も道路もない本当の無人駅である。かつては上流にある、奥泉ダムより下流アプトいちしろ駅から見える奥泉発電所までをつなぐ導水トンネルの建設、井川線の工事で栄えた駅だったが、今ではほとんど乗降客はなくこれこそ本当の秘境駅である。迎えてくれるのはタヌキだけだ。




私鉄日本一の高さの「関の沢鉄橋」では列車が一旦停止する。連結部から下を覗くとスリル満点である。


「関の沢鉄橋」からの景色も絶景である。




閑蔵駅で下車する。うっそうとした林の中に佇む静かな駅だ。




閑蔵駅からは、アプトラインの線路の対岸を平行して歩く渓谷沿いのルートに向かう。このルートからの紅葉は一段と鮮やかだ。




渓谷沿いのルートではアプトラインの名所「関の沢鉄橋」を対岸から望む展望台がある。ちょっと前はこの「関の沢鉄橋」を列車で通過していたのである。




この展望台前で、ヒロボーさんのオカリナ演奏を聞かせてもらった。今回は紅葉マラニックということで秋の歌を選曲してくれたようだ。


1時間弱ほど歩くと、接阻峡温泉に到着する。今夜の宿は、この近くの民宿であるが、お風呂は広い温泉会館の内風呂を利用する。


温泉に入浴後、民宿で翌日のコース確認のミーティングを行い夕食となる。囲炉裏端での二次会もあって話が弾んだが、翌日のマラニックもあり10時くらいには就寝となった。


2012大井川紅葉マラニック「2日目」に続く