とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

無責任な大臣が多すぎる

2012-11-10 08:56:45 | 政治
田中文部科学相が大学設置・学校法人審議会の答申を覆し、3大学の来春開学を「不認可」とした問題は、文科相が一転「撤回」して収束した。まったく何だったのかという感が強い。国の文部科学行政の最高責任者の行なうべき行動ではない。

大学の数が多すぎて教育の質が落ちているという理由で不認可にしたと言っていたが、まったく物事の経緯を見ておらず、唐突に言い出したといわざるを得ない。理由はもっともともいえるが、大臣としての考えは一貫しておらず二転三転して認可することになったのである。最初から、突然変なことを言いだしたなあと思っていたが、このまま話が通るとは思ってはいなかった。どこかで矛を収める場面になるとは思っていたが、その引き際も見苦しい。正直言って、何故こんな人が国会議員として何時までも居座っているのかが信じられない。

今回の、田中文科相を選任した民主党政権の見識のなさと責任は重大である。まさしく、末期症状の政権といわざるを得ない。これまでにも何人も問題発言や行動でやめた大臣も数知れない。これでは、ますます政治不信は募るばかりである。本当に頼れる国のリーダーは出てこないのだろうか?

子守は疲れる

2012-11-09 23:40:09 | 呟き
夕方、家でくつろいでいたら、姪から妻に電話が入った。
仕事で急に帰りが遅くなるので、子供を保育園まで迎えに行ってしばらく預かってほしいという内容だった。
妻は夕食の支度をしている途中だったが、一緒に迎えに行ってほしいというので
止むを得ず、保育園まで迎えに向かった。

時々、預かったりしたことがある子供たちなので様子はわかっていたが
他人の子を保育園まで迎えに行くのは初めてである。
昔、自分の子供たちを保育園まで送り迎えをしていたのが懐かしい。
結局、小学2年生と、保育園児の女の子を我が家でしばらく預かることになった。

小学生の子は、落ち着いていて世話を焼く事もないが、保育園児の子はちょこちょこ動き回って手がかかる。
テレビを見ている間は大人しかったが、食事中や食後は大変である。
回転イスでくるくる回ったり、おもちゃや小物をあっちこっち引っ張り出し
あっという間に、居間が散らかり放題である。

9時過ぎになってやっと母親が迎えに来て、小さな台風が去っていった。
大人二人だけの生活を長く続けていると、たまに小さな子供がくるとまったく生活が一変するものである。
子供たちは可愛いが、やはりいつもと違うペースなので戸惑ってしまう。
「孫は来て嬉しい、帰って嬉しい」というが、まさしくそんな言葉が分かる出来事だった。

ビックリした!「ゴルゴ13」が毎日新聞に全面広告で載る

2012-11-08 21:33:54 | いろいろ
今朝の毎日新聞を開いてビックリ。「ゴルゴ13」の第527話「ペルシャ湾危機(クライシス)」のプロローグが朝刊に4ページにわたって掲載されていた。「ゴルゴ13」とは、1968年に「ビッグコミック」(小学館)で連載を開始して以来、コミックスの累計発行部数は2億部を超える超ベストセラーコミックである。天才的な腕前のスナイパー、デューク東郷(ゴルゴ13)が依頼人から持ち込まれた任務を冷徹に遂行する……という内容で、私も昔から愛読しているコミックである。

何故毎日新聞にこのような全面広告が載ったかというと、毎日新聞が今年創刊140周年を迎え、「ビッグコミック」が来年創刊45周年を迎えることを記念して行われたコラボレーション企画だという。朝刊には「ペルシャ湾危機(クライシス)」のプロローグ以外にはデューク東郷のプロフィール、日本を舞台にした過去エピソードの紹介、「ゴルゴが撃った変わったもの」ベスト5等も掲載されていており、新聞を読んでいて面白かった。

しかも、7日の夕刊と8日の朝刊には、デューク東郷への「依頼」広告とデューク東郷から依頼を承諾するという旨の広告が掲載されている。依頼広告は「13年式Gトラクター買いたし」と題して「至急の商談求む。但し中東への輸出仕様。委細は面談の上にて。連絡乞う」とあり、承諾広告では「13年式G型トラクター商談に応ず」との見出しで、「上記商品の件、納期・価格を了解した。スイス銀行の弊社口座へ代金が振り込まれ次第、通関手続きに着手す」と記載されている。全国新聞で、こんなユニークな広告が載るとは思わなかった。お固いと思っていた新聞でもこんな企画が通るなんてユーモアが通る時代になったものである。
 

「万里の長城」での遭難事故に思う

2012-11-07 18:56:52 | 呟き
中国の万里の長城で日本人のツアー客が遭難死したというニュースは、またしてもかという感が強い。想定外の大雪であったというのはわかるが、中高年の登山者たちの無謀な行動という側面も見逃せない。3年前のトムラウシ山での遭難事故の教訓がまったく活かされていなかったといわざるを得ない。

ましてや、このツアーを企画したのが、トムラウシ山で遭難事故のツアーを企画した旅行会社だったというから、教訓が活かされず同じ失敗が繰り返されたと言っていい。このツアーを企画した会社の責任は重大である。万里の長城を歩くという企画自体初めてだったらしいが、社員による現地下見もなく、現地のガイドにまかせっきりで充分な安全対策も練ってなかったようである。

万里の長城がどんな場所かは良く知らなかったが、写真でみると、山の尾根のような場所に延々と築かれた細長い城壁である。北京に近いところでは道路が整備されているが、奥地の方に入ると、城壁が崩れていたり、人がほとんど立ち寄らない場所も数多くあるそうだ。単なるトレッキング感覚では納まらない場所もあり、充分な登山装備と経験が必要だったかもしれない。

一番の責任は、安易にツアーを企画した旅行会社にあると思うが、参加した旅行客にもツアーに関する危機感が欠けていたとしか思えない。毎日5~6時間ほど、1週間ぶっ通しで約100キロを歩くといい、アップダウンが結構きつく、体力を消耗させるコースらしい。遭難当日の天気予報で、雪が降ることを知っていたにもかかわらず、最後の日程になり無理しても行ってしまおうと判断したようだ。こういったツアーの場合、日程に余裕がなく強行してしまうケースが多いという。厳しいツアーになるほど、体調とか装備について旅行会社は厳しいチェックをする必要がある。特に登山では、最悪のケースを予想して装備を準備しておくのが常識である。ほとんど使わないと思っても、持っていくことが大事であり、想定外はあってはいけないのである。

最近、中高年を対象とした登山や山歩きツアーが多いが、経験や体力がまちまちの客が集まり、悪天候の場合は引き返すかどうか初顔合わせの参加者同士で意見が分かれる場合が想定される。そんな時、一人だけ引き返すとか中止したいというのもなかなか言いにくい。こんな事故の話を聞くと、山歩きは顔なじみで気が知れた仲間で登るにこしたことはないと改めて思った。

30年間のナンバー1は「世界に一つだけの花」

2012-11-06 19:26:54 | ニュース
JASRAC(日本音楽著作権協会)は、毎年CDや音楽配信の売り上げ、カラオケなどを通じた著作権収入の上位の曲を表彰しているというが、今年は事業を始めて30年になることから、この期間の実績を集計して上位30曲を発表した。つまり、この30年間で最も歌われたり聞かれたりした楽曲を、著作権収入からランキングをつけたという事である。

JASRAC発表による上位10曲は、下記のとおりだ。
1位・「世界に一つだけの花」SMAP
2位・「居酒屋」五木ひろし&木の実ナナ
3位・「ふたりの大阪」都はるみ&宮崎雅
4位・「エヴァンゲリオンBGM」人気アニメ
5位・「涙そうそう」夏川りみ
6位・「TSUNAMI」サザンオールスターズ
7位・「川の流れのように」美空ひばり
8位・「北空港」浜圭介&桂銀淑
9位・「I LOVE YOU」尾崎豊
10位・「酒よ」吉幾三

1位になった「世界に一つだけの花」は、発表から10年しか経っていないが30年間のトップに踊りでたという事はすごいことである。「NO.1にならなくてもいい…」という歌詞にもかかわらずNO.1になってしまった。SMAPのそれほどのファンでもないが、この歌を聞くとすごい高揚感に包まれ元気が出るような気がする。たしかに多くの日本人に愛された名曲といっていいだろう。それにしても、作詞と作曲を手がけた槇原敬之は、この曲だけで毎年コンスタントに1億円の収入があるらしい。まったくうらやましいものである。

2位の「居酒屋」、3位の「ふたりの大阪」、8位の「北空港」はデュエット曲の定番である。やはりカラオケで女性と一緒に歌うなら、これらの曲は誰でも知っているし歌いやすい。私も何度か歌ったことがある曲だ。

5位「涙そうそう」、6位「TSUNAMI」、7位「川の流れのように」もいい曲だ。これらの曲を歌いだすと不思議に泣けてきてしまう。涙腺を刺激する歌詞とメロディーがうまく組み合わせられているのだろう。どれも大好きな曲である。

9位の「I LOVE YOU」も今は亡き尾崎豊の名曲である。若くして人生に終止符を打たねばならなかった彼の生きた証の曲でもある。静かな場所で、この曲を聞いたら胸にキュンとくるだろう。

4位「エヴァンゲリオンBGM」は、意外だ。あまりアニメには興味がないので、どんな曲なのか良く知らないが、パチンコやゲーム等のBGMに結構使われているらしい。パチンコ好きの人は良く知っているのだろう。

参考までに30年間のベスト30曲は、こちらを参照。
http://www.jasrac.or.jp/release/pdf/12110501.pdf

映画『のぼうの城』

2012-11-05 22:04:38 | 映画


話題作の「のぼうの城」を日曜日の午後早速見てきた。映画館の中は、久しぶりに超満員だった。2時間25分とかなり長い映画だったが、飽きることなく最後まで楽しく見ることができた。とりあえず、映画の概要は下記のとおりだ。

<チェック>
戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く時代劇。『ゼロの焦点』の犬童一心と『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の樋口真嗣が異色のダブル監督に挑み、第29回城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を映像化。“のぼう様”と呼ばれたヒロイックな主人公を野村萬斎が熱演するほか、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴らが城を守る侍大将を演じる。底知れぬ人気で人心を掌握した主人公の魅力や、豊臣・石田軍による水攻めシーンなど、見どころ満載の歴史大作だ。(シネマトゥデイより)

<ストーリー>
天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも、その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった。その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ、誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない、文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとする。(シネマトゥデイより)

<キャスト>
野村萬斎 (成田長親)
榮倉奈々 (甲斐姫)
成宮寛貴 (酒巻靭負)
山口智充 (柴崎和泉守)
上地雄輔 (石田三成)
山田孝之 (大谷吉継)
市村正親 (豊臣秀吉)
佐藤浩市 (正木丹波守利英) 他


この話は、既に原作を読んでいたので、ストーリーは分かっていたが、原作と違いはあるのか?どんなふうに映像化されているのか?キャストは原作のイメージとあっているのか?といった点に興味があって楽しみにしていた話題作だった。

まず、ストーリーはほぼ原作に忠実に描かれていたといっていい。まあ、原作者の和田竜氏は映画化を前提に執筆したということでもあり、脚本も本人が書いているので原作どおりになるのが当たり前なのだが…。しかし、このお話は史実に基づくというのだから、痛快でもある。20000人の石田三成率いる秀吉軍に対して500人の軍勢で立ち向かった成田長親という城代が見事秀吉軍に勝ったという。こんな話は今まで歴史本やテレビでもあまり紹介されていなかったと思う。戦国時代の映画やドラマというと、合戦シーンが残酷だったり、やたらに武将が出てきて、誰が誰だかよくわからないようなものが多かったような気がする。それに引き換え、この映画は今までの戦国時代映画と比べるとずっと判りやすい。しかも、のぼう様をはじめ個性的な人物が多く、それぞれの人物に興味が惹かれた。日本史に興味がなかった人にも入り込みやすい内容だったといえる。

映像的には、水攻めのシーンは見所である。東日本大震災の津波を彷彿させるとしてしばらく公開が見送られたというだけあって迫力がある。また、水で覆われた城から秀吉軍前まで船を繰り出し、のぼう様が船上で踊る田楽踊りは、まったく腹をかかえるほど面白い。この田楽踊りこそ、のぼう様の最後の秘策だったのである。敵も味方も腹を抱えて笑いだし戦どころでなくなってしまう。そのあと、どうやってのぼう様の城が守られたのかは、実際映画を見てもらったほうがいいだろう。

キャストについて言えば、原作ではのぼう様は図体がでかく動作もにぶいように描かれていたが、野村萬斎では、ちょっとやさ男すぎてキャラが違うような感じがしていた。しかし、あのひょうひょうとしたキャラクターは、まさにのぼう様には適役だった。田楽踊りも、野村萬斎がほとんど自分でアレンジしたものらしい。たぶん、この役が出来るのは他にはだれも居なかったであろう。また、甲斐姫を演じた榮倉奈々は、まさにピッタリである。男勝りで長親にくってかかったりのしかかるという役どころで彼女の魅力が充分発揮されていたといっていい。他にも酒巻靭負役の成宮寛貴、柴崎和泉守役の山口智充、石田光成役の上地雄輔、正木丹波守利英役の佐藤浩市等、魅力的なキャラクターが揃っていた。

そして、戦国時代の戦の仕方というのが、意外とルールどおりに行なわれていたというのが面白かった。大将同士が戦う場合は、兵隊は邪魔せず静観していたり、戦う前にはいちいち名乗りをあげてから戦いはじめる、武士でない百姓に手をかけたものには厳罰に処す等といった仁義に基づいた戦をしていたのが興味深い。まるで運動会のようでもあり、お互い殲滅するまで戦うわけではない。戦国時代の武士は正々堂々と戦をしていたのである。

こんな視点から、この映画を見ると非常に面白いのではないだろうか。お薦めの映画である。

つま恋サウンドイルミネーション2012~奏でる音と光のハーモニー

2012-11-04 09:27:33 | 観光
森林の湯での宴会の後、山草人さん、みどさんたちとイルミネーション見物に出かける。
つま恋に入場するまで、こんなイベントが行なわれていたなんてまったく知らなかった。
せっかくつま恋に来たからには、こんなイベントは見ておきたい。
入園料が、別料金で1000円かかりちょっと高いかなあとも思ったが、やはり好奇心には負けて一緒に行くことにした。
場所は、つま恋のホテル「ノースウイング」の裏手の広大な庭が会場である。入口で入園料を払う。
よく見ると、500円が入園料で残り500円分で飲み物や食べ物を購入できるクーポン付きだったので、そんなに高いわけではなかった。

このイルミネーションのコンセプトは、「ヤマハ」の経営理念(感動を・ともに・創る)やその歴史性をバックグランドに、3つのING「光(LIGHTING)×音(SINGING)×癒(HEALING)」のハーモニーで来場者の五感を刺激し、壮大なスケールで記憶に残る斬新な劇場空間を創出するという。3年計画で、冬のイベントとして全国有数のイルミネーションを目指すそうである。初年度という事で、有名な「なばなの里」に比べるとまだ規模が小さいなという感じではあったが、これから徐々に規模を拡大していくようで3年後の完成が期待されるイルミネーションイベントだ。特徴は、ヤマハらしく光がサウンドに同調して変化していく様が素晴らしかった。来年の小笠山トレイルのあとは、是非みんなでサウンドイルミネーション見物に行くしかないと思った。

以下、会場の様子の静止画。






ヒマワリやサボテンがメインキャラクターだ。








こちらは、私が撮った動画。


おまけ。試験点灯の様子(ユーチューブから)

2012小笠山トレイルラン

2012-11-03 23:27:53 | マラソン
袋井のエコパスタジアムから小笠山をトレイルして掛川つま恋にゴールする「小笠山トレイルラン」に参加してきた。今年で第6回だが、私は4回目の参加となった。

JR愛野駅で下車すると大勢のハイカーがぞろぞろと集まってきた。ちょうど「さわやかウォーク」というウォーキング大会が開催されるようであった。大勢のハイカーの後についてエコパスタジアムに向かう。スタジアム入口前には、既にランナーが集まっていた。今回も50数名の参加者が集まったようだ。まずは、スタジアム前の階段で集合写真を撮って午前9:30にスタートする。


スタジアムを一周して裏手のトレイルコースに入っていく。のっけから急な登りが続き、練習不足の身にこたえる。いくつかのアップダウンを繰り返すと最初のチェックポイント「CP1三ッ峰三角点」に到着する。三角点にタッチしてコースに戻る。


20分ほど走ると、掛川市内や粟ヶ岳等の展望が素晴らしい場所に出る。


その後も、きつい傾斜のトレイルコースを走りぬけ8.6キロの「CP2鉄塔下・エイド」に到着する。何にもない山の中をずっと走ってきたので、このエイドは非常にありがたい。喉がからからに乾き、冷たいビールで一休みだ。


こちらは、エイドを開設してくれたボランティアの方々。じっくり煮込んだカレーが絶品である。ビールと一緒にカレーライスをいただき腹ごしらえも万全となる。


他のランナーたちも、ビールとカレーで一休みだ。


鉄塔下エイドから更に5キロほど、トレイルコースを走る。5キロとはいえ山道なので1時間はかかる。急傾斜の山道を下ると「CP3折り返し」に到着だ。ここでも、エイドを出してくれてあったので助かった。途中で飲み物が足らなくなり、コーラや水で水分を補給する。


折り返し地点では、行ったことの証明の為にキーワードが記載されている。今年のキーワードは「純と愛」。なんか聞いたことあるなと思ったら、NHKの朝ドラのタイトルだ。


折り返しから再び5キロ走って、「CP4鉄塔下・エイド」に戻る。お腹が減ったので、またもやカレーライスを頂く。


エイドから、またもやトレイルコースに入る。1キロほど走ると小笠神社(CP5)である。この日は、今から1300年以上前、文武天皇が神社を建立したときに始まったと伝えられる歴史ある神事「矢矧祭」の日であった。いろんな神事があったようだが、時間が遅かったのか既に終わっていた。とりあえず神社にお参りしてコースに引き返す。


小笠神社からしばらく行くと、標高265mの小笠山山頂である。展望はまったくないが、三角点にタッチして通過する。


そして、さらに山道を進んでいくと「六枚屏風」の案内板がある場所に出る。六枚屏風って何だろうと思いながら、尾根道から右の沢に降りる道を下っていく。道は、あまり整備されておらず、ナイロンロープなどがぶら下がり険しい道が続いている。20mも下り沢に出ると正面に岩と岩との裂け目が見えてきた。


岩と岩の間は1mもなく両手を広げれば岩肌に手がついてしまう。薄暗い洞窟のようにも思えたが、上を見上げると右と左の岩は離れていて、確かに六枚屏風が両側に広げられているような凄い空間である。どこまで行けるのか気になってずっと先まで進むと、丸太で行き止まりとなっていた。ただ、先のほうも明るくなっており空間が見えたので、よじ登れば外に出られそうだったが、コースに戻れなくなりそうなので引き返した。


しかし、標高300mにも満たない小笠山山中にこんな場所があるなんて、まったく驚きである。最近、新たなるパワースポットとして一部の人には知られているらしい。ちょっとした冒険を経験できた寄り道だった。
 

トレイルコースが終り、茶畑が見えて舗装道路に入った所が「CP6」である。コンクリートの階段を下りていくと、先行していたランナーたちが集まっていて一人のランナーが倒れていた。ビックリして様子を聞くと、階段途中で転倒して怪我をしたようだった。一時はどうなるかと思ったが、血が出ていたものの本人は立って歩くことができたので、一同一安心する。


それから先は、舗装道路であり、やっとまともに走ることが出来る。残り1キロほどとなったところで、うっちゃんのファミリーがエイドを開設してくれていた。トラックの荷台にいろいろ用意されたビールや食べ物があり、ゴール直前ではあるが、ちょっとした大宴会である。毎回エイドを出してくれる「うっちゃんファミリー」には今回もお世話になった。これで、最後の一頑張りができると、エネルギー補給を充分してつま恋のゴールを目指した。


茶畑の中を進む。


つま恋南ゲートが見えた。


15:25無事ゴールする。距離にして26.4キロのトレイルだが、ことしもハードなコースだった。


その後は、つま恋の「森林の湯」に温泉入浴し宴会となる。いつもは、これで解散するのだが、今年からつま恋の「サウンド・イルミネーション」が開催されたということで、イルミネーション見物に出かける。イルミネーションの様子は明日に続く。

世界5大マラソンに東京マラソンが加わる

2012-11-02 21:09:24 | マラソン
世界5大マラソンというのがあって「ワールド・マラソン・メジャーズ(WMM)」という組織がある。
WMMは、ボストンマラソン、ロンドンマラソン、ベルリンマラソン、シカゴマラソン、
ニューヨークシティーマラソンの各マラソン大会主催者が連携して2006年から組織化されている。
これら5大会に五輪と世界選手権を加えてツアー化し、選手が2年間の総合ポイントを競い合う。
優勝者には50万ドル(約4000万円)が贈られるそうだ。
テニスやゴルフの世界ツアーにあたり、マラソンもメジャーなスポーツになりつつある。
そして、来年からはこのWMMに「東京マラソン」が加わることになったそうだ。
来年からは、世界6大マラソンになるというわけである。

因みに世界5大マラソンを紹介しておく。

◯ボストン・マラソン
 開催地:アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン
 参加者:約2万3,000人
  4月に開催され、1897年から続く最も古く歴史のある大会であり、市民大会の起源。
  ボストン近郊のホプキントンをスタート、市街へ向けて走る片道コース。
  35キロ付近に有名な心臓破りの坂があるが、全体としては下りが中心。

◯シカゴ・マラソン
 開催地:アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
 参加者:約4万人
  10月に開催され、1976年から行われている。
  特徴は、最も平坦なコースであるので毎年好記録が出る大会。
  超高層ビルやミシガン湖など観光名所を走り抜ける!

◯ニューヨークシティマラソン
 開催地:アメリカ合衆国ニューヨーク
 参加者:約3万5000人
  11月に開催され、200万人の観衆が声援を送る都市型市民マラソン。
  世界90カ国から約35,000人のランナーが参加する世界最大級の市民マラソン。
  ランナーと沿道の大観衆、大会ボランティアが一体となるこの大会は、
  パワーにあふれていて、感動のスケールもひときわ大きい!

○ベルリンマラソン
 開催地:ドイツ ベルリン
 参加者:約4万人
  9月に開催され、平坦でかつカーブの少ないコースのため世界記録がよく出ている大会。
  高橋尚子選手、野口みずき選手が優勝を飾ったことで、日本での人気も定着した大会。
  ベルリンの観光名所のハイライトを走るコースは景色が変化に富んでいて応援の声や音楽が途切れることがない。

○ロンドン・マラソン
 開催地:イギリス ロンドン
 参加者:約4万人
  1981年から毎年4月に行われ4万人を超えるランナーが走る世界最大のマラソン大会。
  沿道に50万人もの人を集める巨大なスポーツの祭典となっている。
  このレースのもうひとつの楽しみは、参加者の仮装。見ているだけでも楽しいレース。

東京マラソンも、世界のトップランナーと市民を合わせて約3万6000人が走り、
大会運営にはボランティア約1万人が参加するという大規模な大会だ。
今までの実績を見ると、レースの安全面やチャリティーなどの社会貢献面は5大マラソンに引けをとらない。
世界6大マラソンの中に加わったことは、大変喜ばしいことである。
こうなったら、世界6大マラソンを走るというのも、一つの目標になりそうだ。

パソコンの画面が映らなくなった時の対処法

2012-11-01 22:03:31 | パソコン
しばらく前に、急にパソコンの画面が映らなくなった時があった。
稼働中のランプは点いているし、ディスプレイの電源も入っているのにWindowsのロゴマークすら現れなかった。
一晩経って、翌日もう一度強制終了させて立ち上げてみたものの、まったく症状は変わらなかった。
さて、困った。もう一台ノートパソコンがあるものの、デスクトップパソコンの中には大事なデータがいくらでも残っている。
画面が出なければ、操作しようがない。いよいよパソコンの寿命かなと、あきらめるしかないと思い始めていた。
しかし、最後の頼みの綱として、メーカーのサポートセンターにとりあえず電話をしてみた。
長らく待たされたが、やっと繋がって症状を話すと、こんな方法を教えてくれた。

1.パソコンの電源を切り、パソコンに接続しているプリンタやUSB機器などをすべて取り外す。
2.パソコンの電源スイッチを10秒ほど押し続ける。
3.再び、パソコンにプリンタやUSB機器を取り付け直して起動できるか確認する。

この方法どおりにやってみたら、見事画面が出てきて、正常にWindowsが立ち上がった。
一時は、ついにパソコンを買い換えなければならないかと憂鬱な気持ちになっていたが、ひとまず安堵した。
パソコンを買い換える理由が出来てしめたものと思いがちだが、やはり大事なデータが消えてしまう方が、恐ろしいものである。
これに懲りて、早速重要なデータを外付けHDDにバックアップしておいた。

パソコンの電源には、過電流や過電圧を防止するため、保護回路(保護回路電流、保護過電圧保護)が入っている。
今回の症状は、パソコン内部に電荷が残り、回路が異常な状態になっていたことが原因のようだ。
この保護回路によって画面が出なくなっていたようで、パソコンを放電し回路を正常に戻すことで回復したわけだ。

サポートセンターのアドバイスで、一銭もお金がかからずパソコンが直って本当に良かった。
しかし、現在のパソコンはWindowsVistaが出た時に買ったもので、その後Windows7にアップグレードしたものだ。
もう6年近く経っており、そろそろWindows8にしたいなという気にもなってきた。