(注)本シリーズは「マイライブラリー」で一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0577OilMajor2023-1stQtr.pdf
III. 過去2年間の四半期業績推移(続き)
(原油価格の変化に連動する売上高!)
2.売上高の推移
(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-61.pdf 参照)
2021年4-6月期から今期(2023年1-3月期)までの売上高の推移を見ると、2021年4-6月期はExxonMobilが677億ドル、Shellは605億ドルであり、2社に次ぐのがTotalEnergies470億ドル、bp376億ドルであり、最も少ないChevronの売上高は361億ドルであった。因みに同期間のBrent原油平均価格は68.97ドル/バレルであった。
原油価格は続く7-9月期、10-12月期は70ドル台に上昇し、さらに2022年1‐3月期以降は3期連続で100ドルを超えている。前期(10-12月期)には89ドルに下落し、今期も80ドル台を維持している。各社の売上高は原油価格の変動にほぼ比例しており、トップのExxonMobilの売上高は、677億ドル(2021.4-6月期)→738億ドル(2021.7-9月期)→850億ドル(2021.10-12月期)→905億ドル(2022.1-3月期)→1,157億ドル(2022.4-6月期)→1,121億ドル(2022.7-9月期)→954億ドル(2022.10-12月期)→866億ドル(2023.1-3月期)と変化している。
(続く)
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