ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

運転中の携帯使用禁止とハンズフリー

2004年12月16日 | ITS
11月1日から道交法が改正され、運転中の携帯電話使用に関する罰則が強化された。これに伴うハンズフリー機器の販売が意外と盛り上がっていないと以前書いたが、ここに来て販売が伸びてきているらしい。11月の取り締まり検挙2万件と、警察も結構本気だ。
やはり売れ筋の主流は手軽なマイク付きイヤフォンだが、ブルートゥース対応機もオートバックスなどでは一部品切れになるような売れ行きらしい。

以前の記事で私は「運転中は電話に出ない、停まってかけ直すというような対応をするのだろう」と書いた。実際電車のなかでは、降りてからかけ直すというのが今の普通のやり方だろう。
しかし、電車は「マナー違反」という社会的な縛りがあるから出るわけにはいかないが、運転中はやはり受話したくなるものだ。
その辺を実際に体験して不便を感じ、ここに来て購入するという人が増加しているのかもしれない。

もし今後ブルートゥースのヘッドセットが一般化したら、携帯の使い方が変わってくるんじゃないかと思う。本体は鞄かポケットに入れておいて、着信したらヘッドセットをつければ良いわけだ。
そうなると本体が電話機のような形状をしているということに意味がなくなってくる。

将来の携帯がメールやゲーム、AVコンテンツを楽しむ事を優先したスマートフォンの発展型のようなものになるというのは、それこそ既定路線なのかもしれない。

前にも書いたが、そうなったらそれと同じようなものをクルマに「固定」車載する意味はなくなる。