生産性本部は12月22日、ITSの普及・発展による「知的交通サービス」の実現に向けてという提言を記者発表した。
詳細はリンクから見て欲しいが、内容は?である。
まず、これまでITSが目覚しい普及を示してこなかったという前提を置いている。
これはまあそうだろう。国交省などが言っていた兆円規模の市場が創造されたとはとても考えられない。
しかし、生産性本部が指摘しているその原因と今後の提言は、ずれていると思う。
原因はいわく以下の4つ。
要因①:技術開発先行・ニーズ軽視の供給者側の姿勢
要因②:使い方や効果等に関する十分な情報提供の欠如
要因③:ITSの多様なニーズの認識の欠如
要因④:コスト負担についてのあいまいな原則
①から③を言い換えれば、官民ともにITSがもたらす消費者ニーズをきちんと把握せず、かつきちんと宣伝もせず、またその多様性についても鈍感だから市場が活性化しない、という感じである。
そうなのか?
私は一貫して主張しているように、もともと消費者ニーズがないことが活性化しない理由だと思っている。もし消費者ニーズがあるなら、生産性本部が心配しなくても、市場はセルフダイナミックなものだ。
ITSのSをシステムからサービスに変えよ、DSRCの民生利用を積極的にしろ、等と提案しているが、どんなサービスに消費者ニーズがあるのかといえば
以下引用
--------------
ETCのDSRC民生応用については、ETCカードによる料金決済システムへの幅広い活用が定着し、さらにそれが公共交通の非接触ICカードと統合され、そしてさらにそれが小売店での支払いにも使えれば、多種類あるICカードやクレジットカードの収斂による「無線決済社会」への突破口としての意味合いが出てくる。
---------------
なにが言いたいのかよくわからない。というか、単にETCカードはその他ICカードと統合するべきだと書いてあるだけで、どんなDSRCサービスに可能性があるのかには触れられていない。
ETCカードがスイカや通常のクレジットカードと統合されると何故無線決済社会への突破口になるのか、さっぱり判らない。
詳細はリンクから見て欲しいが、内容は?である。
まず、これまでITSが目覚しい普及を示してこなかったという前提を置いている。
これはまあそうだろう。国交省などが言っていた兆円規模の市場が創造されたとはとても考えられない。
しかし、生産性本部が指摘しているその原因と今後の提言は、ずれていると思う。
原因はいわく以下の4つ。
要因①:技術開発先行・ニーズ軽視の供給者側の姿勢
要因②:使い方や効果等に関する十分な情報提供の欠如
要因③:ITSの多様なニーズの認識の欠如
要因④:コスト負担についてのあいまいな原則
①から③を言い換えれば、官民ともにITSがもたらす消費者ニーズをきちんと把握せず、かつきちんと宣伝もせず、またその多様性についても鈍感だから市場が活性化しない、という感じである。
そうなのか?
私は一貫して主張しているように、もともと消費者ニーズがないことが活性化しない理由だと思っている。もし消費者ニーズがあるなら、生産性本部が心配しなくても、市場はセルフダイナミックなものだ。
ITSのSをシステムからサービスに変えよ、DSRCの民生利用を積極的にしろ、等と提案しているが、どんなサービスに消費者ニーズがあるのかといえば
以下引用
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ETCのDSRC民生応用については、ETCカードによる料金決済システムへの幅広い活用が定着し、さらにそれが公共交通の非接触ICカードと統合され、そしてさらにそれが小売店での支払いにも使えれば、多種類あるICカードやクレジットカードの収斂による「無線決済社会」への突破口としての意味合いが出てくる。
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なにが言いたいのかよくわからない。というか、単にETCカードはその他ICカードと統合するべきだと書いてあるだけで、どんなDSRCサービスに可能性があるのかには触れられていない。
ETCカードがスイカや通常のクレジットカードと統合されると何故無線決済社会への突破口になるのか、さっぱり判らない。