ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

車の中のインターネット(続き)

2005年03月17日 | ITS
杉田かおるがセレブの仲間入り、ってマスコミがいっているけど、あの人はもともと有名な芸能人じゃないの?って思っていたら、どうやら日本語におけるセレブの定義は、「有名人」じゃなくて「大金持ちのマダム」というようになっているらしい。
この新定義は別に辞書にのっているわけではなく、マスコミが何となく形成させている。

別に、日本人は英語を間違って使っている!と目くじらたてる気はない。むしろ、言葉は共同体の生活の中で自然と形成される物で、今回のこのケースも言葉が生まれる過程を見るようで興味深い。

まあ、そんなことはともかく本題へ。

車の中でのインターネットは、運転者の立場から言ったらあり得ないと書いた。
そして、運転を阻害しない程度の情報に制限したインターネット経由の情報提供では全く魅力がない、と書いた。

しかし、同乗者に対する娯楽としての可能性は、大ありだと思っている。
旅客機もインターネット接続がスタートしているが、長時間移動の際の暇つぶしメディアとしては最高である。
阻害要因は、お父さんの心理だけだろう。自分は見れないし、「家族で楽しく出かけるときぐらい、会話をするのだ」という気持ちもありそうだ。

この辺の市場拡大の可能性について、もうすこし考えてみよう。