日経エレクトロニクスの記事「先進性がまったく感じられないインターネットITS」、その挑発的なタイトルから、私と同じ考えの人が存在したのかと最初わくわくして読んだのだが、まったくの期待はずれだった。
要するに、インターネットITS協議会のデモ走行を体験したが、こんなことはPCや携帯ではいまどき当たり前のことばかりで、今まで提供されていないこと自体おかしい、実現は近いはずだ、という主旨。逆説的「おもしろタイトル」ということらしい。
で、以下、引用してみよう。
--ここから--
例えば走行中にガソリンが少なくなると近くのガソリンスタンドを検索して道案内し,スタンド内では無線LANを使ってそのスタンドの会員かどうかを自動認証するとともに,空いている給油レーンへの案内をカーナビ上に表示する,といった具合である。
--ここまで--
このサービス、要ります?
ないよりあったほうが便利だけど、なくても全然困らない。カーナビに給油所表示あるでしょ?それすら、あまり使ったことないけど。
確かにリアルタイムで価格比較までやってくれて一番安いところを教えてくれる、なんていうのはちょっとあるかもしれないが。
まあ、クルマ+通信に関する翼賛記事の例に漏れず、「こんなに便利に」という例にインパクトがない。
さらに、記者は「i-mode対応ナビ」の失敗を、単純に「時期尚早だったから」と決め付けている。しかし、どう見ても「魅力がなかったから」としか、思えない。当時は携帯からwebに接続することが一般的ではなく、データ通信料も高かったからだというが、ではなぜ普通のi-modeは離陸できたのか?
テレマティクス関連にも言及しているが、これも相当に見当違いの見方である。
コンパスリンクやMONETも時期尚早で失敗したが、現在のテレマティクスに進化し、まさに花開こうとしてる、という書き方であるが、ご存知のとおりG-BOOKもCARWINGSも会員確保ができず、瀕死の状態である。
クルマの中で運転しながら必要な情報なんて、ほとんど放送とナビでカバーされている。それ以上のことに金を払うユーザーが例外なのだ。
事実、通信がドッグイヤーで進化する中、クルマと通信の状況はこのブログをやっているこの二年間、まったく変化しなかった。
時期の問題じゃない。消費者ニーズの問題だ。
要するに、インターネットITS協議会のデモ走行を体験したが、こんなことはPCや携帯ではいまどき当たり前のことばかりで、今まで提供されていないこと自体おかしい、実現は近いはずだ、という主旨。逆説的「おもしろタイトル」ということらしい。
で、以下、引用してみよう。
--ここから--
例えば走行中にガソリンが少なくなると近くのガソリンスタンドを検索して道案内し,スタンド内では無線LANを使ってそのスタンドの会員かどうかを自動認証するとともに,空いている給油レーンへの案内をカーナビ上に表示する,といった具合である。
--ここまで--
このサービス、要ります?
ないよりあったほうが便利だけど、なくても全然困らない。カーナビに給油所表示あるでしょ?それすら、あまり使ったことないけど。
確かにリアルタイムで価格比較までやってくれて一番安いところを教えてくれる、なんていうのはちょっとあるかもしれないが。
まあ、クルマ+通信に関する翼賛記事の例に漏れず、「こんなに便利に」という例にインパクトがない。
さらに、記者は「i-mode対応ナビ」の失敗を、単純に「時期尚早だったから」と決め付けている。しかし、どう見ても「魅力がなかったから」としか、思えない。当時は携帯からwebに接続することが一般的ではなく、データ通信料も高かったからだというが、ではなぜ普通のi-modeは離陸できたのか?
テレマティクス関連にも言及しているが、これも相当に見当違いの見方である。
コンパスリンクやMONETも時期尚早で失敗したが、現在のテレマティクスに進化し、まさに花開こうとしてる、という書き方であるが、ご存知のとおりG-BOOKもCARWINGSも会員確保ができず、瀕死の状態である。
クルマの中で運転しながら必要な情報なんて、ほとんど放送とナビでカバーされている。それ以上のことに金を払うユーザーが例外なのだ。
事実、通信がドッグイヤーで進化する中、クルマと通信の状況はこのブログをやっているこの二年間、まったく変化しなかった。
時期の問題じゃない。消費者ニーズの問題だ。