ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

欧州車にUSBコネクター標準化の動き

2007年02月10日 | ITS
昨年、VWはセンターコンソールにUSBポートを設けるというアイデアを欧州モデルに導入したが、その後の昨年のパリショーでは、VW、VOLVO、イタリア、フランス系メーカーの展示車がコンソールなどにUSBコネクタを装備していたという。

アメリカではカーステレオと連携するipodコネクタが流行しているが、カーオーディオ側にデジタルオーディオのファイル操作を可能にするインターフェースをそなえ、USB接続端子を実装すれば、メーカーを問わずどんな携帯プレーヤでもつながる。
それだけではなく、単に音楽データが入ったUSBメモリースティックでもOKだ。
どう考えてもこちらのほうが合理的だろう。

この流れは今年中に主流になるのではないか、と予測する。実際、日本でも市販のカーステレオではUSB対応が急増している。日本でも標準装備のカーステレオがUSB対応になるのは時間の問題だろう。

そして、まず間違いなく言えることはCDチェンジャーという商品は世の中からなくなってしまうだろう、ということだ。コストが高いメカを搭載し、逆に収納曲数は60-100曲程度では、まったく競争力がない。