先週東京モーターショーに行って来たが、カーナビ、カーメーカー、インターネットITS協議会などどこもスマホを使ったテレマティクスの可能性について前向きな展示がされていた。
今現在はスマホではカーナビとデータ通信ができないが、車に通信デバイスを搭載してスマホでそれをコントロールするようなものが多い。
トヨタがトヨタフレンドと称して、車がツイッターでつぶやくというのを大々的に宣伝していたが、これは個人的には疑問。それってなんか楽しいか?
それはさておき、モーターショー出展者にとって今回のGoogleマップのプローブ渋滞情報対応はまったくの寝耳に水だったのではないか?
トヨタ、日産、ホンダ、パイオニアなどが今まで自社のプローブ発信ユーザーとサーバーを構築し、プローブ渋滞情報を自社ユーザーへ提供し、それを自社囲い込みに使うべく相当の手間と費用をかけてきたわけだが、いまやiPhoneを持っているだけで誰でも無料で渋滞情報が手に入ることになった。
Googleの渋滞情報の精度についてはまだ何も報告がされていないのでわからないが、これが十分使えるものだとしたら既存テレマティクス陣営にとっては相当の衝撃だろう。
問題は、スマホという小さい画面でどこまで運転中に活用できるかということになる。
活用できなければ意味がなく、また活用できるとしたらそれは運転の妨げになる可能性がありかなり危うい。
運転中はナビなどの画面を「注視」してはいけないということになっているが、3.5インチレベルのスクリーンは注視しなければ理解はできない。
また、操作規制もされていないので、運転中にスマホの画面を操作することも可能であり、これはもっと危ない。
しかし、こうした問題がクリアになればVICSにしてもITSスポットにしても、カーメーカーのテレマにしても、全部一気に「オワコン」になっちゃうかもしれない。
今現在はスマホではカーナビとデータ通信ができないが、車に通信デバイスを搭載してスマホでそれをコントロールするようなものが多い。
トヨタがトヨタフレンドと称して、車がツイッターでつぶやくというのを大々的に宣伝していたが、これは個人的には疑問。それってなんか楽しいか?
それはさておき、モーターショー出展者にとって今回のGoogleマップのプローブ渋滞情報対応はまったくの寝耳に水だったのではないか?
トヨタ、日産、ホンダ、パイオニアなどが今まで自社のプローブ発信ユーザーとサーバーを構築し、プローブ渋滞情報を自社ユーザーへ提供し、それを自社囲い込みに使うべく相当の手間と費用をかけてきたわけだが、いまやiPhoneを持っているだけで誰でも無料で渋滞情報が手に入ることになった。
Googleの渋滞情報の精度についてはまだ何も報告がされていないのでわからないが、これが十分使えるものだとしたら既存テレマティクス陣営にとっては相当の衝撃だろう。
問題は、スマホという小さい画面でどこまで運転中に活用できるかということになる。
活用できなければ意味がなく、また活用できるとしたらそれは運転の妨げになる可能性がありかなり危うい。
運転中はナビなどの画面を「注視」してはいけないということになっているが、3.5インチレベルのスクリーンは注視しなければ理解はできない。
また、操作規制もされていないので、運転中にスマホの画面を操作することも可能であり、これはもっと危ない。
しかし、こうした問題がクリアになればVICSにしてもITSスポットにしても、カーメーカーのテレマにしても、全部一気に「オワコン」になっちゃうかもしれない。