13日、国交省はマスコミ向けにITSスポットの体験試乗会を行ったらしい。
Googleニュースで検索してもレスポンスの記事 その1 その2 しか引っ掛からないので、殆ど注目はされていないようだ。
さて、面白いのは上のリンク先(その2)の記事。
国交省も結構正直に回答している。
DSSSが次世代のITSスポットをビーコンで展開していることについては、「庁間でそれぞれに考えがある」と答えているし、“ITSスポットの情報は必ずしもDSRCに頼らなくてもいいのではないか?”との質問に対しては「スマートフォンの普及状況をみれば、通信によって情報提供する方法も考えられる」と回答。
前段についていえば、私には警察側の既存業者優遇策としか思えない。
後段については、それはそうだろう。ITSスポットの最大の長所としてあげた「広域の渋滞情報」は、先週からGoogleマップが無料で提供している。
でも、そんな話に今年250億円かけて1600カ所に路側機を設置したのだ。
1000カ所の計画だったが路側機の価格が下がったので1600ヶ所に増やしたらしいが、予算は全部使いきるという役所発想なのだろうか。
でもそれは税金だ。
それ以上に、今だに「将来的にはDSRCをつかったガソリンスタンドやドライブスルー決済を」と言っているのはどうなのか。これは10年前から言い続けて実現しない。
財布からクレジットカードを出す程度の手間が省けるだけ→その程度の利便性では集客効果はない→店舗側が投資しない という単純な理由から、このビジネスのエコシステムが成立しないのは自明のことだろう。
Googleニュースで検索してもレスポンスの記事 その1 その2 しか引っ掛からないので、殆ど注目はされていないようだ。
さて、面白いのは上のリンク先(その2)の記事。
国交省も結構正直に回答している。
DSSSが次世代のITSスポットをビーコンで展開していることについては、「庁間でそれぞれに考えがある」と答えているし、“ITSスポットの情報は必ずしもDSRCに頼らなくてもいいのではないか?”との質問に対しては「スマートフォンの普及状況をみれば、通信によって情報提供する方法も考えられる」と回答。
前段についていえば、私には警察側の既存業者優遇策としか思えない。
後段については、それはそうだろう。ITSスポットの最大の長所としてあげた「広域の渋滞情報」は、先週からGoogleマップが無料で提供している。
でも、そんな話に今年250億円かけて1600カ所に路側機を設置したのだ。
1000カ所の計画だったが路側機の価格が下がったので1600ヶ所に増やしたらしいが、予算は全部使いきるという役所発想なのだろうか。
でもそれは税金だ。
それ以上に、今だに「将来的にはDSRCをつかったガソリンスタンドやドライブスルー決済を」と言っているのはどうなのか。これは10年前から言い続けて実現しない。
財布からクレジットカードを出す程度の手間が省けるだけ→その程度の利便性では集客効果はない→店舗側が投資しない という単純な理由から、このビジネスのエコシステムが成立しないのは自明のことだろう。