色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

パルセーションダンパー交換

2012-09-09 18:00:00 | クルマエンジン、ミッション
最初に言っときますが、
面倒くさいのでプロに任せたほうがいいですねぇ。

燃料系を触るので、
燃料ポンプのヒューズを抜いてから
クランキングして燃圧を下げます。


作業としては、上のほうをバラして
ソレノイドユニット、エアコントロールバルブまでを外す。
外すと、こういうことになってます。


赤字のダンパーの取付ネジにアクセスしたいわけですが、
水平方向に色々なホースがあって
ドライバーを差し込めるスペースが無い。

今回用意したドライバー各種

スロットルのチョーク用のLLCのホースを抜いたり
色々とスペースをつくる努力をしましたが、
結局この状態では、どのドライバーも差し込めませんでした。

いつ火が出るかわからないこの状況で
また乗るのも嫌なので、思い切って…
インジェクターのデリバリーを外す(大丈夫か?)

意を決して、(めんどくさいともいう)デリバリーを外す。
セカンダリー側への配管は切り離さないので、
ダンパーがついているプライマリー側が浮かせるぐらいですが、
ようやく、これでダンパーが外せます。
インジェクターを傷つけないように
”そ~っと”持ち上げて…ゴソゴソしていたら
突然、外していたチョーク用のLLCの配管から
大量のクーラントが噴出した。(劇汗)

サーモワックスが戻って外していたホースから
水路に空気が入ったのかなぁ??
まさに、手術中に大量出血した外科医の心境…

なんとか、ホースを仮設してクーラントを食い止めたが、
外したデリバリー周辺が水浸しで、
エンジン内にも入った感じ…

まあ、なんだかんだありましたが、
なんとかきれいにして無事にダンパーも交換できました。

念のために用意していた、エンジンとインジェクター間の
インシュレーターも交換して組み付け。

あまりにもてんぱったので、途中の写真がありません。
エンジン内にクーラントが入ったかもしれないので、
念のため、始動前にプラグを抜いて
EGIのヒューズも抜いて、クランキングして排出する。
(↑この手順は合ってるかわかりませんし~)

今回は忘れずに、レモンバルブも交換した。
製造より16年、初めて交換した部品。
インマニのガスケットも新品をおごった!


プラグの焼け色も点検して、再始動!
問題なく掛かりました。

その後、テスト走行とエンジンの始動~停止を
繰り返してみましたが、今んとこガス臭いのは収まりました。

外したパルセーションダンパーはこんな感じで

ひっくり返して、コンコンするとガスが出ます。
まあ、これはてっぺんのキャップが無いので明らかに異常
ちなみに新品はこんな感じでキャップがあります。

まあ、過走行でガソリン臭い方はチェックしてみてください。

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