糸魚川フライングクラブ ノリのブログ

ラジコン飛行機検定への道のり(序章)(仮)

ダウントリムとナイフエッジ

2011年12月08日 | オーディオ

 昨日の垂直上昇における尾翼の頭下げモーメントに関連しているので
ナイフエッジとダウントリムの話しです。


垂直上昇と垂直降下において当て舵を”減らす”ために、
※(大切な解釈なので別の目的に”エンジンのスラストを少なくするために”)
水平飛行でダウントリムになるセッティングを施しました。


この設定ではナイフエッジにおいてダウン癖を誘発します、通常のスポーツ機
ならばラダ―からエレベーターにミキシングをかけて補正しますが
F3A機は水平飛行中にラダ―でコース修正を行っています、またストールターンなどで
ラダ―を切ると同時にエレベーター方向への修正なんて忙しいのもいやですからここは
重心の位置でアップ及びダウン癖を修正します。

重心位置が後ろだとダウンへ、反対に前だとアップに偏向する、これは
水平飛行時のダウントリムの量と合わせて妥協点を見つける作業になります。


ただねぇ、70ゼクウの場合は尾翼固定で一発勝負なので今回は余程の
癖が出ない限りナイフエッジの補正はナシかほんの少し重心位置を前に
する程度しか対処できません。
どうしても必要ならば主翼の仰角を変更します。

次にエルロン方向の起き癖と寝癖、これは主翼の上反角と取り付け位置に
影響されますから機体任せ。普通に設計されたF3A機では大きな癖は
出ないはずです、したがって調整はナシ。


アクロ機みたいにナイフエッジの姿勢を延々続けたりする演技は今のところ
ないので厳密なナイフエッジの矯正はほどほどに。

ついでに垂直上昇のセッティングもフルパワーでどこまでも上げる必要は
ありません、演技する高さまで真っ直ぐ上がって速度が落ちた時に左に
流れるのが理想です。

まぁ、あり得ない飛び方の調整をしてもあまり意味がないということです。
改めて飛ばしながら項目をつくってじっくりとやりましょう、今のところは
基本概念程度に。






ちょっと雑学

今のP-13では分かりませんが少し前のトップの選手は異様なミキシングだったらしいです。 
ほとんど直線的なミキシングは無く特にエンコンには異常なカーブが (゜ロ゜;)エェッ!? 
ラダ―は非常に遅い動作で戻りが早い設定なのです ∑( ̄ロ ̄|||)なんと!? 
ちゃんと飛べば何でもアリなのでしょう。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秘密の初飛行とバチ

2011年12月07日 | 機体制作
実はね、ついせんだって他人には言えない時間に初飛行を済ませましたん♪

エンジン調整だけのつもりがついつい調子良いものだからそのままテイクオフ~

離陸した瞬間に機体の軽さが伝わりましたね~

えっ  エルロンの舵角少なっ  っていうか動いていな~い。

おぉ  ラダ―オンリーで素直にこちらへ帰ってきます。

で   無事着陸。 

いやぁ~ 機体の性能に助けられました~ ほぼノーバンクでターンしましたねぇ。



気を取り直して2度目は落ち着いたものですよ、ちゃんとエルロンを接続しましたからね~。

遅まきながら舵角もチェックしてテイクオフ。

軽い。

エレベーターとエルロントリムをとって水平と背面。まだカウルを付けていないけれど素直。

垂直上昇は少し左か、カウルを付けてから調整しますので今日はここまで。

着陸はエルロンアップ+ディレイのエレベーターダウン

アプローチから少しヘッドアップの姿勢でとても楽な着陸です、標準でやや後ろ重心なのか。

散々こねくり回したエレベーターも0.5mmほどダウンで予想どおり、今日のところは合格です。

そんなことで写真はありませんが無事機体回収致しました  ヽ(◎´∀`)ノゎ──ィ!!



コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スラストラインとダウントリム

2011年12月07日 | オーディオ


 おいらの挑戦のページを簡略化して空力中心からの距離も一定なので除外してありあます。
垂直上昇と降下の場合のピッチングのみの考察です。

水平飛行するように設定したトリムがダウンとアップの図です。
垂直上昇は主にダウンスラストと主翼翼の仰角(尾翼の取り付け角)で調整できます、
垂直降下の場合はエンジンのダウンスラストが働かず操縦者のダウン舵で垂直降下します。
この時の主翼の仰角は当て舵によって0°、スラスト0、残るのが尾翼のモーメントです。
LS×LB=一定 (重心位置から空力中心位置 rf, rr は省略しています)
なので頭下げを大きくとったダウントリムの尾翼LBが働きアップ癖を抑える。

これ以上簡素にはなりませんでしたがポイントは操縦者の当て舵で主翼の仰角を0にするところです。
飛ばしていると当たり前に舵を打ちますが、設定されたダウントリムが少なからず当て舵の量を減らして
います。

同じことを書いただけになりました  <(_ _)>

またまた思いつきなのですが、尾翼のドラッグ(薬ではなくって)空力抵抗もダウントリム設定の
方が大きいでしょ。 
LB=ダウントリム=アップトリム でも主翼の取り付け角から見て尾翼の取り付け角とトリム角
の合計が大きくなるのでドラッグは大きい。
空気の乱れの少ない良質なアロー効果が得られているとは思わない?


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする