たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

続・埼玉小川町 桜祭りとカタクリの里

2017年04月05日 | 登山
続き

長閑な山里に心を洗われながら下里小学校(廃校)に向かいます


ぽかぽか陽気に誘われて校庭はこの通り沢山の人達が思い思いに憩っておりました

丁度、昼時でも有り中には出来上がってしまった人も



  



私達が座った直ぐ側には風船でアンパンマンを作る出店が有り

奥さんは手ばやに色んなキャラクターを黙々と作っています

しかし器用なものですね

一体、500円

最後の写真はご主人と奥さんの共同作「たこ入道」でした


桜は咲いておりませんでしたが小ちゃな子供達は、そんな事はどうでもいいよと

風船の刀で遊んだり遊具で遊んだり


この下里小学校の開校は明治7年だそうで

正面玄関等の造りは西洋建築の面影が漂います

私が通った小学校も木造建築でしたが木の温もりと言うのはいいものですね

しかし、この村も少子化が進み平成15年に休校

23年には廃校となってしまった訳です

(右の絵は、この小学校がモデルとなったアニメ「のんのんびより」の一コマより)


普段は内部の見学は出来ませんが今日は特別解放しておりましたので

小さな下駄箱に靴を預け見学させて頂く事にしました




一室でお茶会が催されておりましたので一服所望

流派は表千家だそうです

先ずは杯イッパイ程の桜茶で心を落ち着かせ・・・

さすが昼食後でしたので茶菓の桜餅までは食べられずお持ち帰りとさせて戴きました




小学校から車を停めた道の駅に向かう本日のコース上には

カタクリとニリンソウの里が有りました

仙元山の斜面を利用し小川町の有志が

「カタクリとニリンソウを守る会」を結成しご苦労されている様です

その他に国鳥で有るオオムラサキも育てており

毎年7月上旬に放蝶会も有るとの事ですのでその頃また訪れるのも良いかも








午後の斜光に邪魔されて思う様に写せなかったのが残念ですが

今年初めて見るカタクリの花に春の息吹きを戴き心休まる一時となりました


盛りだくさんだった今日のトレッキングの締めくくりは二本の木が渡された

流れ橋を渡りますが、この橋は増水するとアッと言う間に流されてしまうのだとか

芽吹き始めた木々、清冽な槻川

この水と自然環境が小川町の上質な和紙を生んだのでしょうか

オッと見とれていると川にザブンです・・・足元を見て慎重に慎重に

少し疲れました

娘の家に戻り何時の間にか30分程まどろんでしまったのでした


人気ブログランキング