УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

狛犬本

2010-02-09 21:10:46 | 日記


ネット注文している狛犬入門本がなかなか来ないので、本屋で別の狛犬本を購入してしまいました。


狛犬学事始

京都・宇治地区の狛犬の詳細、なんと150対の狛犬を調査してまとめた本です。
調査、フィールドワーク的にまとめた本といっても、堅苦しい感じではなく、読み口は軽めで楽しく読めますが、やはり「入門書」というよりは「中級編」という感じです。
写真とかの図版があるにはあるけれど、数は少ないし小さいし、本文と密にリンクしているのではなく、説明の補足レベルなので、文章のイメージからその実物の狛犬との姿が結びつきにくい、っていうのは多分私が初級編に入ってもいないから、なんでしょう。
独自(?)の単語というか、狛犬を説明する、語る定番の用語がまだよくわからんのだ。
しかし、狛犬の大きさや年代、素材、とかいう点からはもちろん、もっと細かく、タテガミ(?)がどうなっているのか?とかしっぽの形態の違いとか、はたまた「歯」が何本でどういう形か?とか、ほーんとこと細かく調査されています。
狛犬の歯??うーむ、そこまで注意してみていなかったなぁ。
筆者によると、狛犬の歯は「肉食系」「雑食系」「草食系」に分かれるそうだ(笑)
現在、一番よく見られる「こまやん」こと岡崎型の狛犬は「雑食系」だそうです。
昔の時代の狛犬は草食が多かったそうですが、絶滅傾向。肉食狛犬の歯はなんだかサメの歯のようでした。
そういえば、獅子舞の獅子の歯って、なんとなく草食系でしょうか??
狛犬調査のためのカルテなんかもあって、詳細な調査項目をそれぞれ埋めていくと立派な狛犬資料が出来上がり~!!というわけでして。
何事も、極める人は極めるもんなんだなぁ~と感心、感心。
最近、仏像が好き!!という「仏女」とかがちょっと流行ってるそうですが、狛犬なら「狛女」となるのでしょうか~?(爆)

で、今日の写真は、銭湯のボイラーです。
廃材を焼却炉みたいなボイラーで燃やして、お湯を沸かしていました。
意外に小さいんだなぁ~。
コメント (4)
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