先週、東京都町田市に行ってきました。
町田市と言えば東京の飛び地と呼ばれ、え?町田って神奈川県じゃないの?とも呼ばれている^_^;;
たしかに周囲神奈川だしね。
一説によると、静岡県における熱海の立ち位置に似てる・・と言われて、あー!と納得。
熱海って静岡と言うか東海地方よりも関東地方の外れに位置してるし、箱根と一括り扱い多いし、熱海から船出てて近い伊豆大島は東京都だし、海は駿河湾じゃなくて相模湾だし、JRは東海じゃなくて関東だし。
関東から気軽に行ける関東地区のリゾート地って感じだよなー。
伊東はその点、静岡県的な感じを受けるが気のせい??
ま、それは置いといて、全く意図してなかったんだけど町田の駅でこのポスター見かけたんで、行ってきました。
畦地梅太郎・わたしの山男
ただ今の企画展がこれ、だったのだ。
畦地梅太郎氏って名前よりもまずこの絵でピン!と来る。
モンベルでよく見かけるし、以前登った北アルプス・燕岳、ここの山小屋・燕山荘にこの方の版画作品がたくさんありました。
あー、懐かしい・・
この方は、山の版画家として有名なんです。
晩年はこの町田市で暮らしていた関係で、名誉市民であったり、作品を市に沢山寄贈したりしていたそうだ。
美術館入り口
国際版画美術館、と版画を前面に出してる美術館は非常に珍しい!と思う。
美術館の展示の一環として版画特集!みたいのはありそうだが常時版画メインだしねー。
普通(?)の水彩にしても油彩にしても、直接全て画家が手を入れコントロールする絵画に比べると、版画は剃る時点とかで自分の手には及ばないところが出てくる、そこが面白い!と感じる人は版画向きなんかもねー。
版画にも色々な手法があり、それぞれにテクニックが異なっていたり・・
色々お試し、というか実験的にチャレンジする楽しさがあるんだろうなあ。
で、今回は畦地梅太郎氏の作品。
最初は山風景だけの版画だったんだが、題名に○○山とかとつけて作品発表すると、○○山の尾根はこうなのに、実際と違う!とかのクレーム(?)つけてくる人がいて、イヤになり山男シリーズにするようになったとか^_^;;;
写真ではなく絵だから、実物と同じように描くのが重要ではなく、その山をみた作家の脳内で再構成された山であるから、例え○○山がモデルでもイコールではなく○'○'山になっても然るべきだがなー。
多分文句つける人は山には詳しいかもしれんが、芸術はわからないって人なんだろう。
ちょっと前に噴火した浅間山のまさに噴火してる風景の版画もありました。
なんか号外!緊急速報!的に浅間山噴火した!ってニュースに出てたから、びっくりしましたがそこそこ度々噴火してるらしいねー、浅間山。
で、代表作の山男シリーズ。
まさに♪娘さんよく聞けよ、山男にゃ惚れるな〜♪的な山男。
今風の縦長バックパックじゃなくて横広がりのキャンパス地?でそれ自体が重そうなザックしょって飯盒持ってそうな・・
そーいや、私がガキんちょで学校でキャンプに行っていた頃、なんか生徒それぞれ一個飯盒持っていたような気がする!今ならアルミとかの超軽いクッカーだよねー^_^;;;
飯盒、どうしたのかなあー、さすがに捨てたか?
で、時々ライチョウが登場してくるが、シマシマなラグビーボールみたいで可愛い。
ペンギンじゃないよ、ライチョウだよー。
写真OKな場所にて。
人気投票してましたが、まずその投票エントリー作を選ぶ時点で大変そう・・
併設のレストランで、コラボメニュー・抹茶マウンテン!
なかなか冷えました・・
横のポストカードは有名な作品の一つ「白い像」
これは森林限界を表してるそうで!
な、なーるほど!わかる、わかる!
あー、今度モンベルでこの方のTシャツ買おうなー。