東二さんのオカリナ作り教室が行われました。
今回の受講者は、日光市と鹿沼市から来た3名の女性でした。
10:30 自分がオカリナの里に着いた時にはすでにオカリナ作りが始まっていました。
今回作るオカリナは、東二さんの得意とするⅡG管です。
上型と下型のふたつの方を使ってオカリナの表と裏の形を成形します。
出来たものは、乾燥を避けるためにラップにくるんで次の作業に移ります。
次に大まかな位置に穴を開けて、穴の裏をすり鉢状にえぐります。
吹き口を作る為に、竹で作ったゲージを歌口にあわせて入れたら、
合わせ型に入れて、表と裏のオカリナを合わせます。
合わせ型ではみ出した粘土は削り取って形を整えて、
スプーンを使ってオカリナを磨きます。
これで、だいたいのオカリナの形が出来上がりましたが、ここからが佳境になります。
まずゲージを抜いて、吹き口の角度を調整します。
音が出る出ないは、この作業にかかっています。
音が出るようになったら、クロマチックチューナーを見ながら、
開けた穴を調整して、半音低く調律します。
ここで、ドレミファの音が出たといって長い時間吹いていると、
焼いた後に音が出なくなってしまう事があるので要注意です。
本日の作業はこれまで。
あとは、しばらく乾燥させて、東二さんがオカリナを焼けば完成です。
引き渡しは、5月4日のつとむファミリーコンサートの日になります。
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