この時期、高谷オカリナの里は、15:00を過ぎると陽が陰ってしまい、一気に涼しくなてきます。
と言う訳で、今シーズン初めて、ダルマストーブに火を入れる事にしました。
西田さんが持って来た柿と、オーナーの畑で採れたサツマイモを頂きながら、
オカリナの練習を終えた諏訪さん、竹炭作り中のオーナー、蓬山の秋まつりに言って来た東二さん、
ダルマストーブを囲んで、のんびりと雑談なんかしながら過ごしました。
17:00過ぎた頃、山の脇に月が出て来ました。
今日は、十三夜、ログハウスの脇に生えているススキをお土産に、里を後にしました。
秋晴れの高谷オカリナの里に着くと、オーナーが炭窯に火を入れて、
竹炭作りをしていました。
7:30頃に火入れをして、それからずっと火の番をしていたそうです。
13:00現在、煙突の中の温度は85℃、煙突からは勢いよく煙が出ています。
今回で通算3回目の炭焼きになりますが、前回と違う所は煙突の構造です。
これまで煙突の先端だった所に、ブリキの一斗缶が設置されて、
その脇から横に煙突が伸びています。
そして一斗缶の底の部分からはビニールホースが下がっていて、
その先には、ペットボトルが置いてあります。
ペットボトルにたまっているのは、竹酢液(ちくさくえき)です。
17:00現在で、煙突の温度は140℃まで上昇しました。
この時点で、約7リットルの竹酢液が採取出来ました。
オーナーの竹炭作りは、まだまだ続きます。
ちなみに、今回焼いた竹炭は、
11月1日に佐野市田沼グリーンスポーツセンターで開催される、
どまんなかフェスタ佐野の木工クラブのブースで、展示販売する予定です。
10月11日に行われた、「東二さんのオカリナ作り教室」で出来たオカリナですが、
乾燥の工程を終えて、朱泥を塗る事になりました。
作業はガレージの中で行われました。
まずは、乾燥が終了したオカリナを並べます。
ビンの中に入った朱泥をオカリナに塗って行きます。
朱泥は、結構多めに塗っても、すぐにオカリナに染み込んで行きます。
手前の2本が朱泥を塗ったオカリナです。
手前の右側のオカリナは、朱泥が塗りたてでまだ朱泥が染み込んで無いのがわかります?
朱泥を塗った後は、魔法の布でオカリナを磨いていきます。
左から、朱泥を塗る前、朱泥を塗ったもの、磨きをかけたオカリナです。
違いがわかりますか?
あとは、数日間乾燥させて、焼きあげれば完成です。
「The Mountains of Pomeroy(ポメロイの山々) 」と言うアイルランドの曲(民謡)があります。
この曲を知ったのは、城田じゅんじさんの「サリーガーデンズ」と言うCDです。
このCDでは、ポメロイ→サリーガーデンのメドレーで収録されています。
他にも「Mareka & Junji」と言うアイリッシュ・デュオの
2nd アルバム 「MUSIC IN THE AIR」でも聴く事が出来ます。
個人的に、アイリッシュの曲は大好きなのですが・・・
英語が苦手なので、楽曲と曲名を覚えるのが、なかなか苦労しています。
そんな中で、前出のサリーガーデンとポメロイは頭に入りました。
先日「高谷オカリナの里」で、アイリッシュハープ奏者の阿久津瞳さんとお会いした時に、
この曲を一緒に出来ればいいなぁって思った次第であります。
この曲に興味のある方は、下をクリックしてみてください。
YouTube「The Mountains of Pomeroy 」Irish Harp&Guitar Mareka Naito, Junji Shirota
毎月第2日曜日恒例の定期演奏会が開催されました。
今回の演奏会のメインは何といっても、
アイリッシュハープの阿久津瞳さんです。
昨年5月?から約1年間、アイルランドに行って
修行をしてきたという女性の方です。
最近では、益子町をメインに、
オカリナの洋介さんと「茶話日和」と言うユニットを
組んで活動されています。
自分のたっての希望で、今回洋介さんに連れて来て頂いた次第です。
オカリナにはギターの伴奏が合うなぁって、ずっと思っていましたが、
アイリッシュハープも、なかなか良い感じで、オカリナとあいます。
共通のレパートリーで、アイリッシュハープに合わせる、大島さん、阿部さん、西田さん。
歌本を片っぱしから演奏して行く、荻原さん、西田さん、安住さん(ギター)。
写真はありませんが、その後、ナターシャセブンの107ソングブックを見ながら
安住さんのウッドベース、西田さんのオカリナと、自分のギターで、何曲か演奏しました。
もちろん、こちらは歌も歌い楽しみました。
今日は、個人的には食事も音楽も十分に堪能できた一日でした。
阿久津瞳さんには、またオカリナの里に来ていただき、
いろいろとセッションをしたいと思った次第であります。
篠笛もありかな?
陽が陰ると、オカリナの里は大分冷え込んで来て、
そろそろダルマストーブの季節になって来たなぁって感じました。
秋本番、オーナー宅の田んぼで今年採れた新米を使った、新米のおにぎり試食会が行われました。
おにぎりは、海苔を巻いた塩おにぎりと、オーナー自家製の手前味噌のおにぎり2種。
それから、オーナーの奥様に作って頂いた、けんちん汁がメインの料理です。
他にも、オーナーの畑で採って来たサツマイモの焼き芋。
これは濡らした新聞紙とアルミホイルにくるんで、火をおこした竹炭の中に入れ蒸し焼きにするという
西田さんお薦めの方法で作りました。
これは出来栄えを確認中の西田シェフ。
12時を回ってしまいましたが、オカリナ作りの皆さん、定期演奏会に来た皆さん、
おにぎり目当てで来た皆さん、揃ったところで試食会がスタートしました。
小雨交じりのあいにくの天気でしたが、けんちん汁を3回おかわりするつわものがいたり、
十分に秋の味覚を満喫できました。
ちなみに、今回の試食会の参加者は21名でした。
東二さんのオカリナ作り教室が開催されました。
今回、オカリナ作りに挑戦したのは、野木土笛の会の皆さん5名と、
邑楽町の大野さん、吉見町の百舌さんの計7名です。
今回は、ピッコロ管の型2組、ⅡG管の型1組、ペンダント型1組を使い行われました。
大屋根の下のテーブルで、東二さんの世間話から始まり、いつの間にかオカリナ作りが始まっていました。
大野さんと、百舌さんは、過去にオカリナ作りを経験済みですが、
野木土笛の会のみなさんは、今回がオカリナ作り初体験です。
最初に東二さんが、各工程ごとに説明をしながら実際に作って見せて、
皆さんがそれを参考に、オカリナを作って行くというやり方をします。
皆さん、結構真剣に作業しています。
お昼をはさんで、場所をガレージの軒下に変えて、引き続き作業をします。
この頃になると、オカリナの上型と下型をくっつけて合わせ型に入れる作業に入っています。
オカリナの形が出来て、歌口の調整が出来れば、音が出るのですが・・・・・
音が出た人、出なかった人それぞれです。
最終的には、東二さんが調整してなんとか音が出るようになりました。
最後の仕上げは、オカリナの表面を磨きつやを出す事。
ここまでで、隣の農村公園の防災無線の「ゆうやけこやけ」が聞こえてくる時間になっていました。
あとの行程は、数日乾燥させてから、イワナハウスにある東二さんの窯で焼きあげて完成となります。
完成予定は、約2週間後ですが、引き渡しは、来月の定期演奏会あたりになる予定です。