この暑さ、いつまで続くのだろうか、残暑お見舞い申し上げます。
今回の投稿は、以前投稿した記事の追記です。
完全な自分の好みの音楽の、押し付けです・・・
14Th さくらジャンゴラインハルトフェスティバル 2024のイベントで、
'24.07.07 さくら市の喜連川公民館で
「きつねのトンプソン」と
「東京ホット倶楽部バンド」のコンサートが行われました。
両方とも自分が推しているバンドで、しかも無料で聴けると言うので、
日曜日ですがオカリナの里よりこっちを優先して行って来ました。
その後ブロブ記事に、YouTubeで動画配信をシェアさせて頂きました。
と書いたのですが、オンライン配信の為に、
ある時期からYoutube動画を閲覧できなくなりました。
最近偶然にその時の動画が編集されてYoutubeに投稿されていたので、
今回その動画をシェアさせて頂いた次第です。
「きつねのトンプソン」「東京ホット倶楽部バンド」それぞれ約1時間、
約2時間の演奏動画ですが、興味のある方は是非ご覧ください。
出来ればウッドベースの音も聴いて欲しいので、
イヤホンとかヘッドホンとかモニタースピーカーと使ってね・・・
それでは、下の画像⇓をクリックお願いします。
P.S.
きつねのトンプソンのドラマー吉島智仁さんと、
東京ホット倶楽部バンドのベーシスト遠藤常さんが、
学生時代の先輩後輩っだったと言う事が、当日判明したんですよね。
びっくりしたと話していた、吉島さんが印象的でした。
最近は「たま」に代って、「高石ともやとナターシャセブン」の107ソングブックシリーズのCD💿を聴いています。
実は、前回の投稿から、まだともやさんロスが続いている状態です。
自分は、Facebookのグループ「ナターシャセブンファンクラブ」に入っていて、そこには沢山の方達の追悼や想い出が投稿がされています。
その中で17年前のともやさんの映像がYoutubeで紹介されていたので、
シェアさせて頂きました。
1h03mと、ちょいと長い動画ですが、暇な方は是非見て下さい。
自分はこの動画を見て、改めて中学高校時代に最も影響を受けた人だと再認識した次第です。
他にも多くのミュージシャンをリスペクトしていましたが、
根っこには「高石ともやとナターシャセブン」が存在していました。
超レア 高石ともや interview+ story⭐️反戦〜名田庄(ナターシャ)〜マラソン〜京都 編集:かとうかつあき(manjyuji)
P.S.
ちなみに、オカリナの里の仲間で、自分の高校の2年先輩の、
S.Ojiroさんは、ともやさんと同じ、立大卒で、トライアスロンをやっていると言う共通点があり、ともやさんをリスペクトしていましたね。
最近は、ご無沙汰ですが・・・
今月17日、高石ともやさん(82)が亡くなりました。
ともやさんは、自分が最も影響を受けたフォークシンガーの一人です。
「高石ともやとナターシャセブン」という京都を中心に活動しているグループがありりました。
最初に知ったきっかけは、中学生の時に「フィールドフォークVol.1」というLPレコードを買ったことから始まります。
中学生の頃、友人たちがフォークソングだニューミュージックだと言っている中で、自分はフィールドフォークとナターシャセブン推しでした。
高校生の頃、足利で行われたナターシャセブンの「宵待ちコンサート」には毎年行ってました。
その「宵待ちコンサート」で購入した「107ソングブック」は、
ソングブック以外にも、音楽の考え方を変えてくれた自分の音楽の教科書的存在です。
近畿放送でナターシャセブンが「日本列島ズバリリクエスト」という深夜放送をやってると知ってからは、欠かさず聴いていました。
大学生の頃、先輩バンドに入れてもらい、ナターシャセブンの歌やブルーグラスの曲を演奏していました。
後にオカリナ製作者になる谷力さんと知り合ったのも、ナターシャセブンつながりでした。
社会人になってからは、しばらくナターシャセブンとは疎遠になっていましたが、
会社で本社から宇都宮の工場に転勤になり、谷力さんが田沼の町おこしで「オカリナの里」というCDを自主作成したという新聞記事を見つけて、谷力さんの『風工房』を訪ね再会した頃から、再びナターシャセブンを歌うようになります。
谷力さんが亡くなってからも「おんざけ」と言うグループを再結成して、歌い続けています。
ともやさん、いろいろな事教えて頂きありがとうございました。
今頃は、木田たかすけさんや坂庭しょうごさん達と楽しくやっているでしょうか?
安らかにお眠りください。
合掌🙏
P.S.
ぱっと思い付いたお気に入りの3曲、
107ソングブックシリーズの音源なので、
原曲とはちょっと違いますが貼っておきます。
①「思い出の赤いヤッケ」
②「私に人生と言えるものがあるなら」
③「街」
久しぶりに10strings recordsからCD💿を購入しました。
早速PCに取り込んで、車載のUSBメモリーにコピペ。
車の運転中に聴いています。
購入したCDは、城田じゅんじさんの「Back to Banjo」
城田じゅんじさんは、自分のお気に入りのミュージシャンのひとり。
高石ともやとナターシャセブンのバンジョー弾き。
出会いは中学生の頃購入したLPレコード「フィールドフォーク Vol.1」
高校時代は「宵待ちコンサート」を観(聴き)に足利まで行った。
ナターシャ脱退後は渡米して、アイリッシュギター奏者として活動、
リビングレジェンドと呼ばれる程に・・・
その後は、内藤稀花さんと「Mareka & Junji」と言うユニットを結成、
このユニットも自分のお気に入りです。
今回のCD💿は、ブルーグラス・アイリッシュ・スタンダードジャズ等
いろんなジャンルの曲をバンジョーで演奏しているのが聴けます。
もちろんバックのギターもじゅんじさんのローデンギター。
15曲(メドレー含めると26曲)、知らない曲も何曲かあったので、
この中から自分の新しいレパートリーが増えていきそうな気がします。
じゅんじさんのバンジョー愛を感じられるCD💿です。
P.S.
このCD💿を聴いていたら
じゅんじさんの「The Everlasting」と言うCDに収録されている、
バンジョーソロで演奏されている「花嫁」思い出してしまいました。
自分の車のナビの外付けUSBメモリには、
現在CD約210枚分のデータが入っています。
このところと言うか2月に入ってから、車の運転中に聴いているのは、
高石ともやとナターシャセブンの「107ソングブックシリーズ」です。
1976年から3か月に1枚のペースで発売された11枚のLPレコードです。
発売当時自分は高校生から大学生、リアルタイムで購入していました。
自分のお気に入りの(と言うか、常に自分の根っこにある)音楽です。
それでは、そのCDの紹介をしていきたいと思います。
下の茶色の太文字をクリックするとタイトル曲を聴く事が出来ます(追記)
Vol. 1 陽気に行こう。
オリジナルカーターファミリーをお手本に編('76年)
Vol. 2 フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン。
5弦バンジョーワークショップ編('77年)
Vol. 3 陽のあたる道。
オールドタイミー&ブルーグラス編('77年)
Vol. 4 きれいな娘さん。
ニュー・ロスト・シティー・ランブラーズ編('77年)
Vol. 5 春を待つ少女。
オリジナルソング編('77年)
Vol. 6 ハンぷティ・ダンぷティ。
マザーグース編('78年)
Vol. 7 山と川。
フィールド・フォーク編('78年)
Vol. 8 お!スザンナ。
アメリカの古い歌編('78年)
Vol. 9 八丈太鼓ばやし。
地方の古い歌編('78年)
Vol.10 道。
世界のうた編('79年)
Vol.11 想い出の赤いヤッケ。
完結編('79年)
ザ・ナターシャーセブン おまけ編*
シリーズ完成記念発表会
107ソングブックシリーズ以外にもナターシャセブン関係も紹介します。
フィールド・フォーク・FROME・NAKATSUGAWA Vol.1('73年)
フィールド・フォーク・フロム・中津川 Vol.2('75年)
高石ともやとザ・ナターシャー・セブン('72年)*
仲間達が「よしだたくろう」「井上陽水」「かぐや姫」「泉谷しげる」だって言っていた中学生の頃、たまたま購入したフィールドフォークVol.1 のLPレコード。
たまたまと言っても、1月分の小遣いが消えていくのだから、ハイリスク・・・
でも、このLPレコードでナターシャセブンや笠木透さんに出会い、
おんざけのマサシ君や、谷力さんに繋がって行く事になるなんて、
その時は思ってもいませんでした・・・
ちなみに、中学生の時に自分が購入したLPレコードは、
この「フィールドフォーク」とオフコースの「僕の贈り物」の2枚だけでした。
P.S.
Vol.1「陽のあたる道」とVol.7「山と川」は、現在貸出中です。
と言うか、誰に貸したかも忘れてしまったので、行方不明中です。
心当たりのある人は、返却の程よろしくお願いします。
*印のアルバムはレコード持ってませんでした。
他のLPレコードも4年前の台風19号で、
全て浸水したので泣く泣く処分した次第です・・・
現在車の中で聴いているのは、
「The Everlasting」 と言う城田じゅんじさんのCDです。
このCDがリリースされたのは、2004年です。
2003年12月15日、盟友の坂庭しょうごさんが亡くなって、
その追悼のために作られたCDです(多分・・・)
発売された当時は、風工房で谷力さんと
「聴いているのが辛くなるよね」って言いながら何度も聴きました。
収録されている曲はすべて、坂庭さんとの思い出の曲です。
6曲目のバンジョーソロの「花嫁」は、
今聴いてもじゅんじさんの悲しみが伝わり泣けてきます。
実は、城田じゅんじさんはこのCDリリース後の、
2004年5月27日に呑めない酒を飲み過ぎて、
事件を起こして逮捕されることになります。
そのことに関しても、谷力さんと焼酎飲みながら、
「じゅんじさんも辛いだろうけど、それをやってしまっては・・・」
なんて話題にしたことがあります。
その時もBGMに、このCDが流れていました。
その後2004年12月18日に、谷力さんが亡くなり・・・
2005年4月16日に、高田渡さんが亡くなり・・・
その頃は、個人的にもつらい時期だったのを思い出します。
今、改めて聴き直していますが、良い歌がたくさん入っていて、
重いけれど今でもお気に入りのCDです。
このCD「The Everlasting」は、現在ネット販売でプレミア価格になっていましたね。
現在の城田じゅんじさんは、アイリッシュギターのプレイヤーとして海外を拠点に活動、2011年頃からは、フィドルの内藤希花さんとのユニット「Mareka & Junji」として、何枚かのCDを出しています。
P.S.
ちなみに、城田じゅんじさんと坂庭しょうごさんは、
高校生の頃、受験勉強中にSonyのラジオで聞いていた、
近畿放送「日本列島ズバリリクエスト」を通してですが、
自分のギターの先生になります。
高田渡&ヒルトップ・ストリングス・バンドと言うバンドがありました。
「ヴァーボン・ストリート・ブルース」と言うLP(CD)が唯一のアルバムです。
メンバーは、高田渡・佐久間順平・小林清・大庭昌浩の4名。
この中の高田渡さんは、力強さがあり脂がのっている感じがします。
佐久間順平さんも現在と比べたら、若くはりのある唄声です。
高田渡さんのレコードの中ではかなり異色なアルバムですが、
自分としては一番お気に入りのアルバムです。多分・・・
どのくらいかと言うと、大学の生協でこのLPを購入して刺激を受けて、
「3丁目27番地ヒルトップ・ストリングス・バンド」を結成したくらいですから。
メンバーは、鈴鹿の浩宮こと中浜君(マンドリン・12stギター)、
佐渡ヶ島の親分こと秋山君(バンジョー・ギター)、
つくばのブルースマン象さんこと飯田君(ウッドベース)、
栃木のイモ兄ちゃん(ギター・マンドリン)の4名。
レパートリーは「バーボンストリートブルース」「夜汽車のブルース」「G・M・S」「ドミニクは世界の日の出を待っていた」
他にはリバーサイドボーイズの「スィンギン・トレイン」「カレーライス」等々
ライブ録音したカセットがあったはずなのですが、現在行方不明です・・・
なんで、こんなこと書いているのかと言うと、
最近(年明けしてから)車の中でずっと「ヴァーボン・ストリート・ブルース」を、繰り返し聴いているからです。
自宅からオカリナの里を往復すると約2回半聴くことが出来ます。
昨年末は、火山久さん・クレイトーンアンサンブル・谷力さんたちのオカリナのCDを繰り返し聴いていたのですが、
ギター小僧の自分としてはオカリナよりも高田渡さんのほうが好みです。
もし聴いてみたいと言う方はYoutube で見つけたのでここをクリック!
もし歌詞カードに興味のある方はここをクリックしてください!
P.S.
ギターを始めた中学の頃から、あっても楽譜は見ませんでした。
せいぜい楽譜の下の歌詞と、楽譜の上のコードを見るくらいでした。
高校の時、中川イサトの曲をやる時には楽譜集を買いましたが、
参考にしたのはTAB譜のほうでした。
ナターシャセブンの107ソングブックでさえ、
歌詞とコードを見るくらいでした。
やりたい曲があれば、まずはその曲(歌)を頭に入れて、
自分で音を探すと言う事をしていました。
まして、自分が好きな曲の楽譜集なんてのは皆無です。
今は、やりたい曲があれば、Youtubeを参考に出来ます。
上手くいけば、画像からギターの運指も確認できます。
早くてわからなければ、音程変えずに再生速度だって変えられます。
もしYoutubeで動画が無かったら、音源をスマホのアプリ
(例えば「ハヤえもん」)に取り込んで同様の操作が出来ます。
「ハヤえもん」は、音程も変えられる優れもののアプリです。
今は、いろいろな便利ツールがあるので、
以前に比べ耳コピーのハードルがかなり下がっています。
なぜ、こんな事書いているかって言うと、
オカリナの人がなぜ楽譜を欲しがるのか不思議だからです。
自分は、オカリナ吹く時だって譜面を見た事なんかありません。
自分が毎日チェックしているYoutubeチャンネルがあります。
「佐久間順平の朝のごあいさつ」と言うチャンネルです。
毎朝約10分の動画が配信されます。
これが昨日1000回目の配信され、東京新聞の記事にもなりました。
動画配信1000回に ミュージシャン佐久間順平さん コロナ禍きっかけ2年超、常連視聴者も(東京新聞)
動画の内容は、日々のニュースや日々の出来事に関する話、
時には政治的な事に関しても語ったりしています。
動画の後半は、弾き語りです。
順平さんは、ギターだけでなく、バイオリンやマンドリン、
時にはウクレレを弾きながら唄う事もあります。
自分は順平さんの楽器の弾き方に興味があり毎日視て(聴いて)います。
順平さんの伴奏は自分の演奏スタイルとは全く違うので、
いろいろな意味で勉強になっています。
自分が佐久間順平さんを知ったのは、
学生の頃、購入した高田渡さんのLP「バーボンストリートブルース」です。
吉祥寺の「ぐぁらん堂」でも渡さんのライブで何度かお見掛けしました。
高田渡の「タカダワタル的」にもサポートでいい味出しています。
最近では南こうせつさんのサポートでツアーに同行しています。
興味のある方は、☟をクリックしてみてください!
Youtube 「佐久間順平の朝のごあいさつ」
佐久間順平 オフィシャルサイト
今回の投稿は「うたをうたう」と「耳コピー」と「譜面」についてです。
先日投稿した「里の秋」と「星月夜」で「うたをうたう」と言う言葉を思い出しました。
「歌を歌う」「歌を唄う」「唄を歌う」「唄を唄う」どれが正解だろうか?
それと「耳コピー」ってどうやるのって事に関する投稿です。
以前にも紹介したことがあるのですが「107 SONG BOOK」と言う、
高石ともやとザ・ナターシャー・セブンのソングブックがあります。
1976年夏、足利市民会館で行われた「宵待ちコンサート」に行って購入した本です。
自分はこの本から多くの事を教えてもらいました。
この本に「うたをうたう」と「耳コピー」のヒントになる事が書いてあります。
① 裏表紙に書いてあるのが高石ともやさんの言葉 ↓
ギターがうまくなるにはギターが何より好きになること。
ギターがうまくなったら、今度はそれを聞いてくれる人、人間を何より好きになることです。
これって、ギターをオカリナに変えても言えることだと思います。
② はじめにに書いてある高石ともやさんの言葉 ↓
譜面はどこまでも譜面であって音楽ではありません。
譜面が読めることは自慢にはなりません。
耳だけでプレイできるにこしたことはないのですから・・・
譜面が読めないことは自慢にはなりません。
読めるにこしたことはないのですから・・・
耳だけでプレイするってことは「耳コピー」することに繋がります。
③ 最後のほうに書いてある「譜面とは単なる符号です(木田たかすけ)」と「歌と唄(高石ともや)」については、PDFをダウンロードして読んでください。
今まで自分が常々言ってきた事と、同じことを言っていると思います。
そんな訳で、自分が譜面があってもあえて見ないのにこだわる理由がここにあります。
そんなことを続けているうちにいつの間にか、知らない曲でもキーとメロディーラインがわかれば、ほぼギターで合わせる事が出来るようになっていました。
でも、歌を忘れちゃったらどうするのかって?
忘れてしまったら、その歌はあきらめます。
1度歌を覚えてしまえば、忘れていてももし一節でも出てきたらだいたいは思い出します。
そして全然思い出せない曲は、自分にとって大した曲ではないのだと思っています。
それは「耳コピー」についても同じことが言えます。
高校の時にエレキギターが滅茶苦茶上手い同級生マサキ君がいました。
どうしたらそんなフレーズが弾けるのか聞いてみたことがあります。
その時に「鼻歌を唄えればそのフレーズは弾けるんだ」と言われました。
そのフレーズが弾けないのはそのフレーズをちゃんと唄えて(覚えて)いないからだ。
思わず納得しました。
これが「耳コピー」の肝です。
「うたをうたう」は「歌を唄う」が正解だと思っています。
CDブック『現場歌手 影法師』を紹介します。
『影法師』は今年で結成48年を迎える、山形県長井市を拠点として活動しているフォークグループです。
彼らが歌う歌は、これぞフォークの原点と言えるような気がします。
先週末『影法師コンサート in 川越』に行った時に、このCDブックを購入しました。
これには[その1]18曲、[その2]15曲の、2枚のCDが入っています。
本の内容は、各収録曲が出来た背景や曲に込められたメッセージが語られ歌詞カードにもなっています。
CDを聴きながら本を読み進めていくと曲の理解度が深まります。
旧・国鉄長井線(現フラワー長井線)廃止反対運動のテーマソング『今日もあの娘は長井線』
東北自動車道の全線開通以来、東北各県に津波のように押し寄せてくる首都圏のゴミに業を煮やして作った『白河以北一山百文』
「葉山の自然を守る会」の大規模林道計画反対集会などで歌われた『葉山参道』
国に切り捨てられていく日本の農村の姿と、それでも百姓を続けていく覚悟を歌にした『私は米を作るだろう』
東日本大震災の復興ソング「花は咲く」への違和感から作られた『花は咲けども』には「汚染され人が住めなくても花は咲く。咲きはするが、希望ではなく無念の花。伝えるべきはこの部分だ」というメッセージが込められています。
個人的に一番気に入っているのは、その時々の状況でセリフが変わっていくという『ある農業青年の主張』ですかね。
このCDブックを読んで思ったことは、ナターシャセブンの107ソングブックや、フィールドフォークのLPレコードに入っていた歌詞カードに繋がるものがあると感じた事でした。
多分、何度も読み返す本になるような気がします。
とりあえずCDは、PCに取り込んで車のUSBメモリーにコピーしたので、しばらくは車の中で聴き続けることになりそうです。
『影法師』に興味のある方はYoutubeで「長井市 影法師」で検索するといろいろ動画が出てくるので見てください。
ちなみに、2022年 酒蔵利き酒コンサート の動画は ←ここをクリック
「高石ともやとナターシャセブン」という京都を中心に活動しているグループがありりました。
最初に知ったきっかけは、中学生の時に「フィールドフォークVol.1」というLPレコードを買ったことから始まります。
中学生の頃、友人たちがフォークソングだニューミュージックだと言っている中で、自分はフィールドフォークとナターシャセブン推しでした。
高校生の頃、足利で行われたナターシャセブンの「宵待ちコンサート」には毎年行ってました。
近畿放送でナターシャセブンが「日本列島ズバリリクエスト」という深夜放送をやってると知ってからは、欠かさず聴いていました。
大学生の頃、先輩バンドに入れてもらい、ナターシャセブンの歌やブルーグラスの曲を演奏していました。
後にオカリナ製作者になる谷力さんと知り合ったのも、ナターシャセブンつながりでした。
社会人になってからは、しばらくナターシャセブンとは疎遠になっていましたが、
会社で本社から宇都宮の工場に転勤になり、谷力さんが田沼の町おこしで「オカリナの里」というCDを自主作成したという新聞記事を見つけて、谷力さんの『風工房』を訪ね再会した頃から、再びナターシャセブンを歌うようになります。
と、前置きが長くなりましたが・・・・
1998年7月15日に京都丸山公園音楽堂で行われたナターシャセブンの「宵々山コンサート 再開」の動画をYoutubeで見つけました。
投稿されていた動画は14タイトルです。
1.宵々山コンサート 開演前 永六輔
2.宵々山コンサート ナターシャセブン①
3.宵々山コンサート ナターシャセブン②
4.宵々山コンサート ナターシャセブン③
5.宵々山コンサート ナターシャセブン④
6.宵々山コンサート ナターシャセブン⑤
7.宵々山コンサート ナターシャセブン⑥
8.宵々山コンサート ナターシャセブン⑦
9.宵々山コンサート 榊原詩朗プロデューサーを偲んで
10.宵々山コンサート 火入れ式 永六輔 灰谷健次郎
11.宵々山コンサート 永六輔 灰谷健次郎
12.宵々山コンサート 高石ともや 永六輔
13.宵々山コンサート 永六輔 城田じゅんじ
14.宵々山コンサート エンディング
順番が間違っているかもしれませんが、リンクを貼り付けておいたので、興味のある方はご覧ください。
投稿主は「横ちゃんの気ままなチャンネル」というチャンネルの人です。
他にも、2001年の宵々山コンサートの動画や、
高石ともやさんの第14.15回琵琶湖ジョギングコンサートの動画が投稿されています。
この動画を見て聴いて、我々「おんざけ」の演奏との圧倒的な違いや、「宵待ちコンサート」で感じた感動を、しみじみと思い出した次第です。
何もこんなに暑くなる日にやらなくてもいいのに・・・と思いながらも
朝から車のタイヤ交換、洗車、母親の車も洗車、その後は道路側の植木の刈込と大汗です。
そんな作業中に来ました来ました待望のCDが・・・
中川イサトさんの最後のCD、『Naturally』(2013)です。
ホイホイレコードが、オリジナルでレコーディングしたCDで全15曲入りです。
このCDも『中川イサトさん逝去』を教えて頂いた先輩のFacebookから知ったものでした。
先輩には、感謝・感謝です。
お昼過ぎ、早速PCと車に刺さってるUSBメモリーにコピー。
コピーしたCDを聴きながらドライブに出発!
聴いた感想はと言うと、良い!かなり良い!!すごく良い!!!
15曲中01.07.11.15の4曲がインストゥルメンタルですが、他は全部イサトさんの弾き語り。
インストゥルメンタルもイサトさんのソロギター。
参加ミュージシャンは、「13.叶うのなら」の金森幸介さんのブルースハープだけ。
ギターのチューニングもほとんどレギュラーチューニングで対応出来そう(と思う)。
ぼそぼそって歌うイサトさんのイサト節に、自分が高校大学とイサトさんのギタースタイルに憧れて練習していた頃の懐かしいイサトさんのギターのフレーズ(響き)。
なんだかすごくリラックスした感じで弾き語りしている雰囲気です。
イサトさんのソロデビューアルバム「1970年」に通じるものを感じました。
オープンチューニングを駆使したインストゥルメンタルを量産していた頃の緊張感のあるCDとは違いました。
自宅に戻り夕食後はもちろんCDに合わせてギターの練習です。
ほとんどの曲はキーとコードわかったのですが、「05.ゆうだち」だけどうやら半音下げのチューニング?になっているみたい・・・(多分・・・)
初めて聴く曲も何曲かありました。
「08.Nobody Knows You ・・・」に歌詞つけて歌っていたり、宮沢賢治の「11.星めぐりの歌」をカバーしていたり・・・
しばらくは、なんちゃって耳コピーを楽しめそうです。
もちろん、頼まれているオカリナ伴奏の練習と並行してですよ!
そういえば、本日21:00からEテレのクラシックTVに、学生時代のサークルの仲間、植松君が出るそうなので、興味のある方は観て下さい。
中川イサトさん 2022年4月7日逝去(享年75)
横浜で学生時代の先輩のFacebookを見て知りました。
中川イサトさんは、自分が最も影響を受けたギタリストの一人です。
「お茶の時間」(1973)、「鼻唄とお月さん」(1976)、「1310」(1977)が、自分が好きなイサトさんのLPレコード(今はCDで聴いています)のベスト3です。
「その気になれば」「花火」「ひなたぼっこ」が好きな歌のベスト3、今でも時々歌っています。
「六番町ラグ」「opus 1310」「オレンジ」が好きなインストルメンタルのベスト3、今でも時々弾いたりしています。
ギターに関しては、ほとんどの曲を耳コピーでやって来た自分でしたが、高校の時にさすがにギブアップしてイサトさんの「ミスターギターマン」のTAB譜集をなけなしの小遣いで購入したという過去があります。
自分が社会人になってからは、イサトさんはオープンチューニングを駆使したインストルメンタルの方面に行かれたので、疎遠になってしまいましたが、自費出版も含めCDはほとんど聴いていました。
それから、時々BSのフォーク番組に出てくるのを楽しみにしていました。
でも、ここ数年はご無沙汰だったような気がします。
最近は、体調がすぐれないとか、イサトさん最近ライブしていないとか、いろいろ噂は聞いてはいましたが・・・
2003年12月15日 坂庭しょうごさん逝去(享年54)、
2005年4月16日 高田渡さん逝去(享年56)、
2020年12月25日 トニー・ライスさん逝去(享年69)、
そして、とうとうイサトさんも亡くなってしまった。
イサトさんも逝ってしまうとは・・・
合掌
知らなかった・・・
トニー・ライスが昨年末に亡くなっていたなんて・・・
トニー・ライスは、ブルーグラスのフラットピッカー
自分が最も憧れるギタリスト。
2番目は、ジャンゴ・ラインハルト。
3番目は、クラレンス・ホワイト。
全員故人・・・
ギターマガジンの記事見て下さい↓
追悼 トニー・ライス
〜世界最高のフラットピッカーに愛を込めて
自宅の音楽CDを整理していたら、なつかしいCDが見つかった。
「33 Acoustic Guitar Instrumentals」と言う、クラレンスホワイトのCDだ。
このCDは、1964年彼が20歳の時のプライベートテープを、CD化した物。
完成度としてはイマイチなのだが、ブルーグラスのフラットピッキングを志す人にはバイブルになりうるCDだと思っている。
車の中で、何度か繰り返し聴いているうちに、懐かしいというか、ギター(もちろん、Martin D28)の練習をしたくなってしまった。
と言うわけで、最近は自宅でギターの練習をするようになりました。
自分の弾くブルーグラスのギターやクロスピッキングは、彼の影響を多分に受けています。
アマゾンで検索してみると、このCD視聴可能です。
興味のある方は、是非聴いてみてください。