オカリナとは笛繋がりと言う事で、
オカリナの里にキープしているリコーダーがあります。
ソプラノリコーダーの更に高音のソプラニーノリコーダーです。
学生の頃、NGBBと言うバンドで「ほっちょせ節」をやるために、
篠笛の代わりにと購入したものです。
昨日紹介したフォークルの「感謝」の笛の部分をやろうと思い、久々に吹いてみました。
まずは、チューナーに合わせて音程の確認から。
指で穴を全部ふさいで吹いたら、チューナーはF#の少し上を指した。
笛の裏側にGと刻印されているので、Gだとすると音が少し低い。
試しに笛の上下のつなぎ目を伸ばして吹いてみるとF以下まで下がる。
と言う事は、笛の長さが少し長いのだ!???
と言う訳で、笛の上部・下部のジョイント部を削って調律開始!
40数年前に700円位で購入した物なのでダメもとです。
笛をノギスで測定すると、上下ともジョイント部の寸法は17mm。
とりあえずヤスリで上下それぞれ16mmまで削って音程確認。
チューナーの指す針は、17mmの時とほとんど変わらない・・・
オーナーが使ったベルトサンダーのペーパーがあったので、
それを使ってさらに削っていく。
調子に乗り削り過ぎて14.5mmまで削ってしまった。
それでもチューナーの指す針は若干音が上がったかなと思うくらい・・・
何かおかしい・・・
と思ってスマホでソプラニーノの仕様を検索すると、あらら・・・
ソプラニーノはG管ではなくて、F管であることが解りました。
と言う訳で、笛を削るのはあきらめて、Fで調整しました。
結果がこの写真です。
上下のつなぎ目に隙間が出来て少し間抜けです。
その後早速「感謝」Gバージョンで練習してみましたが・・・
ソプラニーノは8穴、ファの#の押さえ方が解らない。
何とかそれに近い押さえ方を見つけましたが・・・
それから、一番低い音が下がりきらないなと思っていたら、
右手の小指が穴から10㎜も離れていた事にも気が付いた。
吹き込む息も、油断すると音がつぶれてしまう。
試行錯誤する事約20分、
大体吹けるようになったところで本日の練習終了です。
刻印の位置からすると、
金型の型番とも思えないし、
もし「Germany」だったとしても、
誤解を生みやすく迷惑ですよね❗
YAMAHAの企業好感度めちゃダウン👎👎👎
まったく❗🤨
時効ですかねぇ〜⁉️
それにしても🤔🤔🤔🤔🤔
ここが一番リコーダー選びで難しくしている原因?
店頭でリコーダーを見てみると「G」とか「B」などのアルファベットが書いてあります。同じソプラノでも2種類あるということになりますね。
孔の大きさが異なる2 つのタイプ、「バロック式(イギリス式)」と「ジャーマン式(ドイツ式)」。F音(ハ長調のファ)の運指方法(押さえ方)が異なります。リコーダー本体の裏側にも「B」「G]というのが記されています。
との、記事発見。やはり、ジャーマン方式のことのようですね。全く紛らわしい(笑)
コメントありがとうございました!
リコーダーに、ジャーマン式とバロック式があるとは知りませんでした。
笛を吹く時にドレミファソって吹く時に、
ジャーマン式はバロック式とは違って、
右手の小指から、薬指・中指・人差し指って順番に離してゆけば音階が出たので、
小学生がリコーダーを吹く時に取り付き易かったって事ですね。
ちなみに音階も、ピタゴラス・純正律・平均律、なんてのがあったりして、ドレミの周波数がそれぞれ微妙に違っています。
でも、そんなの気にして演奏している人がいるのだろうか?
って思ったりしている今日この頃です
勉強になりました
オカリナって同じ運指でも、
息の強さで半音以上変わってしまうので、
ピタゴラス律・純正律・平均律なんて事は、
超越してますよね!
そんなところが、オカリナの奥深さなのかな?