TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

基礎練習

2008年09月05日 17時40分14秒 | 将棋
 8月の最終の週、小学生が学校見学にきた。夏休みが短縮され、8月の終わりから授業が始まっていた。小学校でも午後まで授業は大変らしい。中学校の見学に来た。
 将棋が指せるというので、将棋部にも小学生が来たが、我が部員達は小学生に負けたそうだ。そういえば、対局ばかりやらせていたことを反省した。やはり将棋の「技術」は教えた方がいいだろうということで、「手筋」の本を買い込み、「基礎練習」を始めることにした。



 この図で飛車を成り込ませるには、角の頭に歩を打ってはいけないのだが、生徒に駒を並べて考えさせると、皆が皆、角の頭に歩を打った。角をひいて逃がすと手がないことを教えた。正解は「2四歩」。右から2筋目(2列目)、上から4段目(4行目)に歩を打つ。
「こういう歩を『垂れ歩』というんだよ」と教えた。将棋は対局(つまりゲーム)だけやっていても強くはならないと思う。私も中学高校の頃、ただただ対局ばかりをやっていた。ちっとも強くはならなかった。
 「基礎練習」を計画し、少しずつ部活動らしくしていこうと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする