「城北公園の会」(https://johoku-mori.jimdofree.com/)は、旧制静高―静岡大学と「静岡の学問の歴史」を表象する「杜」景観が城北公園の魅力であり公園周辺の住民の立場から現事業案に疑問を呈しています。静岡市は、地域に親しまれている住区公園を認めつつも車で移動をする子連れ世代の来園に応えるために民間活力を使って新たな魅力を作り出すとしています。
総括質問は、1、Park-PFIの事業スキーム、2、駐車場建設と公共交通政策、3、樹木伐採とみどり条例、4、市民への情報提供と合意、の観点から質疑しました。事業破綻の場合は、別の民間への継承か更地返還が条件となっています。更地では「杜」の復活に再び40年かかります。ドライブスルー方式は渋滞を発生させ交通環境も悪化させます。
静岡市は、市民への情報提供の不足を認め事業者との協定の延期、事業の検証と市民グループと継続対話の姿勢を示しています。7月10日に第1回目の地元町内会への説明会が開催されます。今後も引き続きこの姿勢を貫き、「より良い城北公園」を作り出すために地元住民、市民グループとの対話を進めて貰いたい、を要望して質問を終えました。
※SBS静岡放送ニュース
https://www.youtube.com/watch?v=nNwqRJUzlaY