まつや清の日記 マツキヨ通信

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国会の会期末、再処理工場で保安院と交渉

2008年01月16日 | 原発
 再々延長という信じられないような与党の横暴的な国会運営の中で、ようやく、今日で臨時国会が終了しました。私自身、4ヶ月という始めての国政へのかかわりの経験でした。いろんな刺激をもらいました。

 そうした中、六ヶ所村の再処理工場のアクティブ試験をめぐるトラブルで川田龍平参議院議員をはじめとする「原子力政策転換議員懇談会」を媒介に住民グループと原子力保安院との交渉が行われました。

 結局のところ、原発のごみの処理を巡る技術的不完全さを覆い隠して、再処理が可能であるという空想に基づく現実を再確認させられたような話し合いでした。保安院は、これだけ事実を正確に主張していただける住民団体は歓迎です、と。

 あたかも、保安院と同じ立場であるかのような話し振りにあっけに取られながら、結局ところ、試運転がうまくいかない現実の情報は、フランスの技術導入の再処理工場の情報公開はストップとの国際協定を理由に事実の公表を拒み続けます。

 とにかく、実態として試運転がうまくいっていない現状を住民に公表すべきとの住民グループの主張を、戻って組織として検討します、と担保にもならない約束をさせて今日の話し合いは終了しました。とにかく、粘り強く交渉するだけです。

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