イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2017年12月21日 | 2017釣り
場所:加太沖
条件:中潮 8:27満潮 
潮流:5:10転流 9:20 下り3.3ノット最強
釣果:ハマチ 7匹

先週はひどい天気であったが今日は久々に釣り日和と休みが合わさった。
先週乗船していただいた岩さんは昨日、ハマチをたくさん釣ったそうだ。僕もその10分の1でいいからと思い出撃した。

風は北西からで水しぶきを浴びながらの航行で、

 


波も大したことがなく順調にポイントまで到達できたと言いたいところだが、相変わらず船の振動はひどく不安をぬぐえない。やっぱり流木をひっかけた時にスクリューをゆがめてしまったのだろうか。

早朝は上り潮なのでいつものテッパンポイントを目指すと帝国軍の艦船で完全に制圧されてしまっている。



これは厳しいが、ポイントの端っこからスタート。すると2回目の巻き取りでいきなりアタリがあった。ハマチが2匹上がってきた。岩さんの情報どおりだ。
その後すぐにアタリ。しかし、魚もアタックしてくるが帝国軍もアタックしてくる。この3匹目を引き上げている最中にロックオンされしまった。



一応、ロックオンされたらすみやかに戦線から離脱するというのが僕の中のルールだ。ここ二日、読むものがなくなってしまい聖書を読んでいたのだが、その中にも、「わたしはあなたがたに言う。敵を愛し、迫害する者のために祈れ。」と書かれているではないか。
しかし、今日の帝国軍は執拗だ。別の艦船がやってきた。しかたがないのでポイントから遠く離れて仕掛けを下してみるけれどもアタリがない。
我慢して釣り続けていると、ふと眺めた第二テッパンポイントががら空きになっている。



これはチャンスと移動して3匹追加。

あまりにも釣りすぎてもあとの処分に思案しなければならない。今年の課題としてタイラバのマスターがあるのであるが、ちょうどよい機会なので後半戦はタイラバを試してみるも、やっぱり慣れていないものはダメだ。疑似餌というのは、それが効果を発揮する前に釣れると思う確信が必要だということを改めて思い知る。念力というのは現代科学ではまったくオカルトの世界ではあるけれども魚釣りの世界ではまったくオカルトでも何でもない。確信だ。

潮は止まりつつあり、帝国軍も移動を繰り返している。今日のおかずは十分釣れたので午前10時半に終了。

今朝の和歌山市はこの冬の最低気温だったそうだ。
僕もバカだけれども鉄工団地の護岸に並ぶ人達も相当なバカだ。



でも、魚釣りというのは楽しいのだ。

記録:

コメント
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