イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口~住金沖~水軒沖釣行

2024年10月19日 | 2024釣り
場所:紀ノ川河口~住金沖~水軒沖
条件:大潮 7:17満潮
釣果:タチウオ3匹 サゴシ1匹 例の魚8匹(3匹放流)

本当は今日は安息日にするつもりであった。当初の予報では強い南風、朝から雨となっていたのでこれでは草刈りも中止で釣りにも行けないから1日中映画を観ようと思っていた。しかし、前日の予報では南の風は強いものの、雨は午後からに変わっていた。そして、同じく前日、Nさんから例の魚が爆釣だという知らせが入ってきた。風が強いのは覚悟の上でこれは行かねばならない。



とりあえずはタチウオを狙いながら風の様子を見ることにした。新々波止の北側は少し風が遮られているとはいえ船は安定しない。そのせいなのか、それともシーズンがすでに終わってしまったか、まったくアタリはない。やっとアタリが出たのはかなり明るくなってからだ。それもすぐに外れてしまいやっぱりダメかと思っていると間もなく次のアタリでしっかり魚が掛かった。今日の最初で最後のアタリは3匹掛かっていた。そのうち1匹はおそらくサゴシに喰いつかれたか、内臓が喰いちぎられていて背中の肉でかろうじて頭と胴体がくっついているという状態だった。今日はこれだけと思いこれも持って帰ることにした。
次のアタリはサゴシであった。1匹はバラしたが1匹を確保してタチウオ狙いは終了。

例の魚は住金沖が本命だそうだ。風と波が怖いのでとりあえず近場からと青岸沖から禁断の仕掛けを流し始めたがいきなり本命が喰ってきた。しかし、期待に反して型は小さい。



ここでも釣れる感じだが、もっと大きな獲物を求めて風と波は強いが住金方面へ舳先を向けた。連続してアタリがあるのかと思ったが紀ノ川の河口ではまったくアタリがない。河口からの淡水の流れが悪いのかもしれないと思い一度仕掛けを回収して釣り公園の隅から再び仕掛けを流し始めた。しかし、ここまで来ると風と波はさらに酷くなり、ひょっとしてここは来てはいけないところなのかもしれないと思い始めた。写真を撮っておきたいと思っても恐怖が先行してカメラを構えることができない。すぐに引き返すことにしたが、速度を上げることもできないので仕掛けを流したままにしているとこんな時にアタリが出てしまった。デッキの上では何かに掴まっていないと立っていられないような状態だったのでしゃがんだままで仕掛けを回収する。やはり小さいが例の魚が喰っていた。その後もすぐにアタリ。2匹の一荷だ。その後、紀ノ川の河口に差し掛かるとやっぱりアタリがない。最初にアタリがあった場所に戻ろうかとも考えたが、昨日、渡船屋の釣果で98センチのサワラが上がったという情報を思い出し、風はまともに当たりそうだが新々波止の南に向かうことにした。
波止の先端の赤灯台を廻ったときにアタリが出た。はやり例の魚だ。河口を除いてどこにでもいるようだ。沖の一文字に近づくまでずっとアタリが続く。たくさん持って帰っても仕方がないのと少しの罪悪感で合計3匹を放流。しかし、この魚はパワーはすごいものの、一度触ってしまうとすぐに弱ってしまう。1匹は鉤を飲み込んでしまっていたので魚を握って鉤を外したのでかなり弱ってしまっていた。放流した時には海底のほうに向かって泳いでいったが果たして生き延びてくれるのかどうか・・。それならやはり持って帰ったほうがよほど供養になったのではないかと思い悩むのである。

午前9時には草刈りに参加しなければならないので一筆書きで船を進めたが、アタリがあった場所を丹念に釣ってやればいくらでも釣れる感じだ。
今までこの魚がこれほど釣れたことは経験がない。いったいどうして群れがやって来たのかはまったく不明だ。これも猛暑の落とし子なのかと考えると嬉しくもあり怖くもあるのである。

例の魚はレアカツにしてもらった。



これはいくらでも食べられる。いつ頃まで群れが居続けるかわからないが、これはもう一度食べたいのだ・・。
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