ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ボジョレー・ヌーヴォー到着!

2013-11-21 14:30:00 | ワイン&酒
すでに夜中の0時過ぎに飲まれた方もいらっしゃるようですが、私はまだこれからです(笑)

ボジョレー・ヌーヴォー については、ワイン関係者の中でも賛否両論ありますが、
私は、せっかくのお祭りなんだから楽しみましょう って思います。

たしかに、安さだけを競うヌーヴォーに関しては、味わいよりも価格の話題だけが先行していて残念だと思いますが、解禁日のために、まじめに、しっかりと造っている生産者だってたくさんいますからね。

そんな、まじめな生産者のボジョレー・ヌーヴォーが、本日、私の元に届きました


ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2013 メゾン・ジョゼフ・ドルーアン

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのフレデリック・ドルーアン社長によると、
「2013年は冬が長く、果実の成熟が遅れ、例年より遅い収穫となりました。その為、過去2年と比較すると、フレッシュな果実の味わいがより顕著で、酸と果実の甘味のバランスが非常に良く、黒い果実と言うよりは、よりフレッシュな赤い果実の味わいをお楽しみ頂ける味わいに仕上がりました。是非皆さんで、今年のヌーヴォーをお楽しみください」



ドルーアンといえば、フレデリック社長の父で、会長のロベール・ドルーアン氏が、ワインスペクテーター誌の “Distinguished Service Award 2013”(功労賞)を受賞 しました

これは、長年ワイン産業の発展に貢献した人物に授与される賞で、選ばれるのは毎年1名のみ。
過去の受賞者の顔ぶれを見ると、ワイン界の錚々たる面々です。

ロベール氏は、ブルゴーニュで初の受賞者 です。

※ロベール氏の功績については、輸入元である三国ワインさんのHPに詳細があります
 http://www.mikuniwine.co.jp/winerynews/2013/11/218.html

メゾン・ジョセフ・ドルーアンは、ブルゴーニュのボーヌの町の中心部にあり、私も10年ほど前に訪問させていただいたことがありますが、スタッフの方々にあたたかくおもてなししていただき、今でも印象に残っています。



さて、本題のボジョレー・ヌーヴォーですが、選ぶ際には、価格ももちろん大事ですが、飲んでおいしいと思ったもの、好きな生産者のもの、ラベルが気に入ったものなど、自分なりの視点で探すといいと思います。

今日から今週末にかけては、どこでも店頭試飲をしていますので、色々飲み比べてみましょう!
私も、この後はワイン売り場めぐりをする予定です


コメント
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