ここ数日寝る前に、フィリパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』(岩波書店)と
松岡享子さんの『お話を語る』(日本エディタースクール出版部)を読んでいます。
特に、『トムは真夜中の庭で』は面白く、続きを読むのが楽しみです。
私はファンタジーはうその内容なので、読むのが苦痛になるのでは?と思っていたのですが
この物語は展開がとても面白く、ひきつけられます。良質なファンタジーってすごい!!
明日続きを読むのが楽しみになってから
きっと子ども達も長い絵本の続きを読んでもらうのを
こんな風に楽しみにしているのではないか?と思いました。
いつも上の子(息子)は寝る前の読み聞かせを楽しみにしているのですが
今日は下の子(娘)がなかなか寝付寝ず、何度も起きてしまったため
40分くらい娘と添い寝していました。
やっと布団から出て、息子に明日の支度は出来たかなど確認してから、
寝る前の絵本を読もうと思いましたが
丁度9時を過ぎてしまったので、絵本タイムはナシだと伝えました。
「なんで?!頑張ったのに!!1分過ぎだだけじゃん?!」
と何度も泣きじゃくって読みたいと息子は言ってきたのですが
「頑張ったのは認めるけれど、時間が過ぎたら読めないよ」
と言葉を返し、明日は絵本を一緒に読もうねと伝えました。
しかし、息子は気分がすっきりしないまま、布団に入りました。
そのあと、私は少し反省しました。
1分という時間も大事にしてほしい。
という親の気持ちがあり、厳しいことを言ってしまいましたが
ずっと私が寝かしつけ~戻ってくるのを待っていた息子の気持ちを考えると
あんなに時間に厳密にならなくてもよかったんじゃないか?
娘がくずってなかなか寝なかったのは息子のせいではないのだから
短時間でいいので絵本を読んであげればよかったんじゃないか?
と思えてきたからです。
『エルマーのぼうけん』や『たんたのたんけん』など
読み途中の絵本がたくさんあっただけに
楽しみにしていた続きを少しでも読んで、気持ちを落ち着けてから
「明日はたくさん読めるように、早く準備をして寝ようね」
と伝えて気持ちをリセットしてから、オヤスミを言った方がずっとよかった。
私が本の続きを楽しみにしているように、息子も続きを楽しみにしているのだから・・・
明日寝る前に、頑張って支度を済ませることができていたら
「よく頑張ったね!」と伝えて、リクエストされた絵本を読んであげたいと思います。
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