先日、息子が児童書を一人読みするようになった姿を見て
絵本の読み聞かせを続けていると
自然と児童書とかを一人で読みだすようになるんだなぁ・・・
と、息子の成長に驚いていた私でしたが(1)
実際はそうではなかったことが、今日判明しました。
言っていることが変わってしまってスミマセン(^_^;)
夕食時、息子が放課後に友達と遊ぶ待ち合わせをしていても
時間通りになかなか来てくれないとこぼしていたので
「ゾロリとか面白くて長い本を読んでいれば
一人で待っている時間も退屈に感じないんじゃない?」
と提案してみたところ
「えっ?それ無理無理。
ああいう長い本、俺パラパラめくって絵を見るだけだから」
と、アッサリ言ってきました。
「?!」
どうやらゾロリのような漫画風な児童書でも
長すぎて最後まで読む気にはならないようです。
けれど私は
あ~~っ、わかるわかる!私もそうだよ!!
と、内心息子の発言に共感してしまいました。
そう、児童書は分厚くて長いので、最後まで読むのが面倒なのです。
面白そうでも、活字を追う作業が億劫だという気持ちの方が強く
絵をパラパラ見て、なんとなく本の雰囲気を知り本棚に戻してしまう・・・
小さい頃、本を読んでこなかった私には
長い本が読めない、絵のページばかり頼りにしてしまう気持ちは
ものすごくよくわかります。
未だに私自身、図書館で借りて読もうと思った絵本ですら
億劫な時は読まないまま返却日を迎え、返してしまうことがあります。
大人の私ですらそうなのですから、小1の息子なら、なおのこと
活字を読むことに苦痛を感じるでしょう。
しかし、活字を追うのは億劫でも、絵本や児童書の中身は好きなので
本の中身の楽しさはよくわかっています。
今はまだ、気持ちはあっても行動が伴わないのは、7歳というだからだと思います。
7歳でも一人で読む子は読みますが
まだ活字への抵抗感のあるうちは、親が読んであげることで
親に甘えられるという喜びもあるでしょうし
活字を追う億劫を気にしないで本の内容を楽しむことにも繋がります。
低学年なら、本を自力で読むことよりも
「本が面白い!」ということを知ることができたら万々歳だと思うのです。
楽しいから、興味があるから、パラパラであっても
本を開いてめくっているのだと思います。
読み聞かせをすることで、子どもと本の距離が縮まっていくので
読めそうなものなら、自分で手に取って読んでみようと思う日がやってきます。
子どもが一人で活字を追うので必死になっていると
その本の深い部分まで読み取る余裕が持てないので
親など身近な人が読んであげることはとても大事になってきます。
今回の息子の児童書をパラパラ読みしている件を聞いて
「まっ、そんなもんでしょ。子どもらしい(笑)」と思いました。
今まで学校以外では活字を読む練習などはしてこなかったので
これが現実なんだと思いました。
悪い意味での現実という意味ではありません。
今の息子の本への意識がどんなものなのかを、知る機会が持ててよかったです。
だからなおさら、今は一緒に絵本や児童書を読んだりして
楽しい世界を一緒に旅することがでたらいいなぁと思いました。
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【注】
過去ログ
「息子が絵本より児童書を好むように・・・1」 参照。