外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

アンマンのペットショップで猫用カバンを買う

2014-10-10 22:10:46 | ヨルダン(猫中心)


しばらく前に寝違えた肩が、未だに治りません。
あまりの回復の遅さに不安を覚える今日この頃。
死ぬまでに治るのだろうか(大げさな)。

さて昨日、猫を運ぶためのバッグを買いに、第1サークル付近のペットショップへ行きました。
第1サークルからダウンタウンへ向かう下り坂がペットショップ街になっていて、
両側にずらりとお店が並んでいるのです。

私がいつも行くのは、坂をかなり下ったところにある、
「アブー・ガザーラ」というお店。
広くて品揃えがいいし、ほかの店よりも比較的値段が安い。
ただし、値段に油断して、つい役に立たないものを買ったこともある。
ちゃちいノミ取りコームがそうだった。
安いけど役に立たなさそうだな~、役に立たないかもな~、
と思いながら買ったら、案の定役に立たなかった。
私はわりとよくこういう買い物をする。
「安物買いの銭失い」体質なのだろう。


暗くて分かりずらいけど、このお店です。



猫を運ぶためのバッグを買おうと思ったのは、しみちゃんの具合がよくないからだ。
しみちゃんは以前からよく、目の上やアゴ、耳の後ろを掻きむしって傷を作っていたが、
数日前、思いっきりかきむしったらしく、アゴの皮がペロンとめくれて血まみれになっていたのだ。
しかも治るどころか、だんだん傷が広がっている。
私の常備薬のステロイド軟膏を塗ってみたが、効果はないようだった。
これはさすがに、なんとかしてあげなければ可哀想…





店番のお兄さんに相談して、
結局ふつーのカバンに限りなく近いものを買った。
お店にはノーマルなプラスチックのケージもいっぱいあったのだけど。

お兄さん「どれが欲しいんだ」
みち「うう~ん、あなたはどれがいいと思う?」
お兄さん「俺は檻みたいなケージは嫌いだから、カバン型がいい」
みち「私もケージはあんまり好きじゃないんよね…」
「じゃあこれだな。これがいいよ、可愛いから。15JDだけど、君には10JDで売ってあげるよ」

お兄さんはなぜか値切る前に値段を下げてくれた。
8JDにならないかしら~?と粘ってみたが、ダメだった。
こんなもん、カバン屋さんに行けば5JDくらいで売っていそうだが…
と思いつつ、結局成り行きで10JDで買った。


これがそのカバン。郷愁を呼び起こすようなダサい外見だが、折りたためるので便利。



ちなみに、先に隣りのペットショップを覗いてみたのだが、
そこにはオウムが3羽いて、
「マルハバン!」(アラビア語で「こんにちわ」)と歓迎してくれた。


一番上の列にいるオウムたち、私よりアラビア語が上手かも…



家に持って帰って、床に置いて様子をみたところ、
子猫が(みそこ?)興味深げに近づいて観察していたが、
入ってはくれなかった。
子猫が入ったところで、チャックを閉めても隙間からすぐ出ちゃうだろうけど。


子猫とダサいカバンの図



しみちゃんに見せても、匂いを嗅いだだけで終わった。

一番まっとうな(?)反応をしてくれたのはしまちゃんだ。
これにしまちゃんを入れて、獣医さんに健康診断に行っちゃおうかしら?
(しみちゃんはどうするんだ?)


お、入るのか


入った~



空っぽに見えるけど、実は中にしまちゃんが入っているのです


あ、もう出ちゃったの…



さて、子猫たちは毎日すくすく育っている。
そろそろ外に出たいみたいで、よく居間の窓辺によじのぼるようになった。
そして、必ずレースのカーテンに爪が引っかかって、囚われの身になり、悲鳴を上げている…


あ~れ~



は、外れない…



引っかかりつつ遊ぶ




これは私の昨日の夕食。
モロヘイヤとレンズ豆を、タイ製の「マサマンカレーペースト」その他で煮込んだもの。
やっとこれで、モロヘイヤとレンズ豆を食べきった。
もう当分彼らの顔は見たくない…


コメント
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