いつのまにかもう7月。日本はいよいよ夏本番というかんじで、毎日目覚めると身体がじっとり汗まみれの状態だ。毎年思うけど、今年の夏、無事に越せるんだろうか・・・それでも、京都に比べたら関東はマシな気がする。京都は盆地で湿気が異様に高いから、猛暑日などは目覚めたらシーツが汗でぐっしょり濡れていて、人型のシミができてたりしてコワかったからな。
さて、今回は久しぶりにまとめ書き日記です。
6月某日
クルド人関係のボランティア仲間の女の子が、トルコの伝統楽器「ケメンチェ」(特にクルド・ケメンチェ)を習いたいと言っていたので、その類の民族楽器を演奏している友人に質問したり、ネットで調べたりしているうちに、ケメンチェがアジの開きに見えてくる。アジの開き、食べたい。でも焼くのが暑い・・・
クラシックなケメンチェ(ウィキペディアから写真を拝借)
アジの開き(写真はこちらから拝借) なんとなく似てない? 似てるよね(強引)
6月某日
目が覚めてからしばらく布団でごろごろしつつ天井を眺めていたら、天井にミズクラゲっぽいものがあった。
天井にクラゲがいる部屋 カーテンの隙間から光が差し込んでこうなった。
クラゲ映像を眺めつつ、えんえんとゴロゴロする。仕事や用事のない日、私は目覚めてから大体2時間くらい布団の中で過ごすのだが、母親にそういったら、「あんた起きるのに2時間もかかるの?あはは~」と大ウケされた。「もっとシャキっとしなさい!」などと説教したりしないあたり、血のつながりを感じる。
6月某日
仕事先でギリシャ語通訳者(日本人男性)とおしゃべりする機会があった。彼によると、ギリシャ人は会話の中でひっきりなしに罵詈雑言的な単語を使っているそうで、あまりに日常的に使われているから、もはや悪口としての機能を失った単語もあるらしい。たとえば、「マスターベーションをする奴」という意味の単語だが、これは友人同士でいつも言い合っているから、使っても相手は気分を害しないらしい。しかし、友人であっても、この単語の女性版「マスターベーションをする女」を使っていいかどうかは微妙だそうだ。ギリシャ語に限らず、こういう「悪い言葉だけれど、どの程度悪いのか外国人には判断がつきにくい表現」って、困るんだよな・・・その場に同席していたマケドニア語の通訳の女性(この人も日本人)は、ギリシャの島で出されたコーヒーを何気なく「トルココーヒー」と呼んだら、相手のギリシャ人が激怒してしまって、「あ、地雷踏んじゃった」と思ったことあるらしい。けんのん、けんのん・・・
ギリシャ語の危険単語情報
https://www.spintheearth.net/greek-ng-words/
6月某日
近所の公園の猫にエサをあげる。
この猫には、出会ってから最初の3日間、まずシーバのカリカリの小袋をあげ、その後小さい真空パック入りの猫用カツオやいわし、チキンをあげ、最後にちゅ~るでシメるというフルコースの食事を提供していたら、4日目からカリカリといわし・カツオを食べなくなり、チキンとちゅ~るのみを要求するようになった・・・猫というのはグルメな動物なので、不用意に美味しいものをあげると後戻りできなくなるのだ。それを十分知っていながら、いつも過ちを犯す私。最近はカリカリの上にちゅ~るを絞り出して、カリカリごと食べてもらうという戦法を取っている。ちなみに、ちゅ~るをあげたらすぐその場を立ち去らないと、エンドレスで要求されてしまう。ちゅ~る、おそるべし・・・
グルメちゃん。この公園の常連のもう1匹(三毛の子猫)はわりとなんでも食べてくれる。
ちなみに、トップの写真はかつてエジプトのアレクサンドリアで撮った写真。以前載せたことがあると思うが、今の私の心境にぴったりなので再掲。夏眠暁を覚えず。
(終わり)