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今回から数回に分けて、2013年1月の終わり頃から2月初めにかけてフランスのパリとナンテールで撮った写真をアップする。ほんの4,5日滞在しただけで、枚数も少ないので、すぐ終わる予定だが。
もう8年以上前のことなので、記憶力のか弱い私は、ほぼ何も覚えていないに等しいのだが(認知症がしんぱい)、写真の撮影時期を確認しているうちに、当時の状況がぼんやりと浮かび上がってきた。
私は2013年2月下旬から約1年半ヨルダンに滞在したのだが、その際、日本を出国してからヨルダンに直行したのではなく、まずイタリアに行ってフィレンツェの友人宅に約3か月滞在し、その間にスペインとフランスにも足を延ばしたのだ。その後イタリアを出発して、さらにトルコに寄り、1週間ほど観光してからヨルダン入りした。今から思えば、けっこうな大移動である。あの頃もすでに若くはなかったのでわりと大変だったが、今同じことをやったら、きっとどこかで行き倒れるな・・・
イタリア・フランス間の移動には、LCCのライアンエアーを利用した。往復数千円でお得だったのだ。ボローニャ空港から2時間ほどでパリ北方(約85㎞)のボーヴェ空港という地の果ての広い倉庫みたいな空港に到着し、そこからバスに約75分乗って、市内のメトロ1号線ノポルト・マイヨ駅に出た。そこで待っていてくれた友人と落ち合い、メトロでパリ郊外の都市ナンテールのアパートに連れて行ってもらった。ナンテールには大学(パリ第10大学)があり、学生が多く住む街らしい。パリ中心部へはメトロで30分かからないので、この友人宅に泊めてもらって、ここを拠点にパリを観光した。
というわけで、前書きがやたら長くなったが、今回はナンテールの友人宅の近くにあった「シュマン・ド・リル公園」 (Parc du Chemin de l'île)を散策した時の話だ。真冬だったが、晴れた日で比較的暖かく、散歩日和だった。
この沿いは川沿いにあって、けっこう広かった。平日の午後だったせいか、ほぼ無人だった。
びしょぬれのヌートリアには遭遇しなかった。
公園内にも水路が引かれていて、かもめさんたちが集まっていた。ハトさんも。
パンを持って行かなかったことを激しく後悔しつつ、散策を続ける。
晩秋の名残のある風景に午後の最後の光が差して、別世界のような眩しい美しさがあった。
別世界っていうか、あの世かな・・・
緑色のポンポンみたいなヤドリギ(宿り木)がついている木。ヤドリギって、そういえば最近見ないな・・・
隣接する川には船が通っていた。
鴨さんたちもいた。
鴨さんたちもお散歩。
歩いているうちに、なんだか気持ちが穏やかになる気がした。(あの世からの呼びかけ効果?)
これで猫さえいれば完璧だったんだが、残念ながら、フランスではほとんど猫を見かけなかった。
(続く)
ミチさんのブログアップ、待ってましたよ!
フランスって、華やかってイメージでしたが、地味目の光景もあるんですね、あたりまえだろうけど。
「フランス ネコ」で検索すると、トップに「シャルトリュー」って、出てきた。とても高貴っぽいので、この風貌の放し飼いや野良がいるとも思えないですね。
続きを楽しみにしています。
では、また。
フランスはあまり回っていないのでよくは知りませんが、地方差が大きそうで興味深いです。
「シャルトリュー」という種類のフランス猫、初耳です。丸っこいロシアンブルーという風情ですね。探したら普通の野良猫もいると思いますが、数日歩き回っただけでは無理でした~