「いくらのしょうゆ漬けを作るのに、そちらへ帰っていました。短い滞在だったので連絡しませんでした」」とメールをくれたのは、子供の友達のお母さん(ママ友というのでしょうか)だった。
文字だけのメールからでも、彼女の関西弁の話し方が思い出された。
次女のピーチが3歳の頃、やはり同じ年齢の女の子のお母さんだった彼女とは、近所の公園で子供同士を遊ばせるうちに親しくなった。
旦那さんの転勤で北海道に来たばかりという彼女は、好奇心旺盛で、パワフルで、そばに居ると元気が出てくるような女性だが、ある日「いくらのしょうゆ漬けって作れる?」と聞かれたことがあった。
「作れるよ」と答えると、即座に「教えて」と言われた。
秋になるこの時期、スーパーには生のいくらがたくさん並ぶ。
それを買ってきてしょうゆ漬けを作るのは、毎年のことで、子供達もいくら丼を楽しみにしてくれる。
いくらのしょうゆ漬けをたっぷりのせた「いくら丼」は、外で食べると多分とても高い。
でも家庭で作れば、外で食べるよりずっと安く、しかも美味しく食べられる。
教えてと言われて、彼女の家に行って一緒にいくらのしょうゆ漬けを作ったが、それから以来、彼女は毎年、自分でいくらのしょうゆ漬けを作っていたようだった。
そして、また転勤になり何年か前に関西に戻った彼女だったが、まさかいくらのしょうゆ漬けを作る為に来ていたとはびっくり。
彼女は長く某航空会社に勤めていたそうで、国内の移動はちょっと近所へ出かけるくらいの簡単な感覚なのかもしれない。
彼女からのメールを読んで、そういえばもういくらの季節だったことを思い出した。
スーパーの魚コーナーには、たくさん生のいくらが並んでいた。
そこで、さっそく私も買ってきて、いくらのしょうゆ漬けを作ることにした。
これは筋子状態だった卵をばらばらにほぐして、いくらにしたもの。
40度ほどのお湯につけて、両方の手のひらで優しくこすり合わせると、塊りの筋子がぱらぱらにほぐれる。
これを醤油と日本酒に漬けて半日ほど置いたら食べられるようになる。
それにしても、わざわざいくらのしょうゆ漬けを作るために帰ってくるとは、超お高いいくらの醤油漬けになるだろうな~と思いつつ、行動力抜群の彼女らしい・・・と可笑しく思いながら、いくらの醤油漬けを作っていた。
文字だけのメールからでも、彼女の関西弁の話し方が思い出された。
次女のピーチが3歳の頃、やはり同じ年齢の女の子のお母さんだった彼女とは、近所の公園で子供同士を遊ばせるうちに親しくなった。
旦那さんの転勤で北海道に来たばかりという彼女は、好奇心旺盛で、パワフルで、そばに居ると元気が出てくるような女性だが、ある日「いくらのしょうゆ漬けって作れる?」と聞かれたことがあった。
「作れるよ」と答えると、即座に「教えて」と言われた。
秋になるこの時期、スーパーには生のいくらがたくさん並ぶ。
それを買ってきてしょうゆ漬けを作るのは、毎年のことで、子供達もいくら丼を楽しみにしてくれる。
いくらのしょうゆ漬けをたっぷりのせた「いくら丼」は、外で食べると多分とても高い。
でも家庭で作れば、外で食べるよりずっと安く、しかも美味しく食べられる。
教えてと言われて、彼女の家に行って一緒にいくらのしょうゆ漬けを作ったが、それから以来、彼女は毎年、自分でいくらのしょうゆ漬けを作っていたようだった。
そして、また転勤になり何年か前に関西に戻った彼女だったが、まさかいくらのしょうゆ漬けを作る為に来ていたとはびっくり。
彼女は長く某航空会社に勤めていたそうで、国内の移動はちょっと近所へ出かけるくらいの簡単な感覚なのかもしれない。
彼女からのメールを読んで、そういえばもういくらの季節だったことを思い出した。
スーパーの魚コーナーには、たくさん生のいくらが並んでいた。
そこで、さっそく私も買ってきて、いくらのしょうゆ漬けを作ることにした。
これは筋子状態だった卵をばらばらにほぐして、いくらにしたもの。
40度ほどのお湯につけて、両方の手のひらで優しくこすり合わせると、塊りの筋子がぱらぱらにほぐれる。
これを醤油と日本酒に漬けて半日ほど置いたら食べられるようになる。
それにしても、わざわざいくらのしょうゆ漬けを作るために帰ってくるとは、超お高いいくらの醤油漬けになるだろうな~と思いつつ、行動力抜群の彼女らしい・・・と可笑しく思いながら、いくらの醤油漬けを作っていた。