同年代の知人友人と集まると、必ずと言っていいほど「健康」の話題になるのは50代に入ってからだろうか。
若い頃はまったく関心のない話題だったはずなのに、人間、歳を取るにつれて興味のある話題も変わっていくものだ。
しかし義母世代(90歳ですが)に比べれば、お互いの病気自慢をするほどまでは至っていない。
57歳とは言え、80代や90代から見れば「小娘」のようなものであり、まだまだ病気自慢ができるほどには、悟っていないということかもしれない。
さて、そんな私たち同世代の話題はと言うと、これから年齢を重ねていくにつれて増えていく体調不良の予防と治療について・・・というのが多い。
ちなみに最近友人たちの間で多いのが、指の関節の痛みというもので、これは以前、私もブログ記事として書いたことがあって、数少ない訪問者数を誇る私のブログの中でも1、2位を争うほど訪問者数がある。
つまりは、それだけ指の関節のトラブルに見舞われている方が多いと言うことだろうか。
その記事がこちら⇒「ガングリオンの治療」
2013年、今から約5年前に中指の第一関節が腫れて痛みが出たことがあった。
腫れた部分が何かに当たるとかなり痛んだため、病院へ行ったのだがなかなか治らず、結局3軒の病院を渡り歩いてやっと治すことができた。
再発することも多いと言われたが、幸い今も再発することなく過ごせている。
当時は3軒の病院とも、原因はまだよくわかっていないということで、年のせいだとか手の使い過ぎということだったが、なんと近年、その原因のひとつが明らかになってきたそうだ。
それは更年期に伴う女性ホルモンの分泌の乱れ。
手指の腫れや痛み、こわばりなどの症状は、45歳以降の女性に多く見られるそうだが、実はこれ、更年期に女性ホルモンの「エストロゲン」が減ることによって起こることが分かったそうだ。
エストロゲンには、腱を保護したり、関節を包む「滑膜」の腫れを取る作用があり、エストロゲンが減ると腱や関節に炎症が起こりやすくなるそうだ。
更年期症状というと、のぼせやほてり、発汗やイライラなどが知られているが、手指の痛みや変形は、このようなメジャーな更年期の症状が起こらない人にみられるケースが多いという。
思い起こせば、私も更年期と言われる時期は、ほとんど更年期らしい症状に悩まされることなく過ぎていた。
私の場合は指に強めの痛みがあったので病院で治療してもらったが、手の痛みやしびれが軽い場合はマッサージや手作業後に冷やすなどするのが良いそうだ。
ただ症状が進んでいるのに何もしないで放置しておくと指が変形していくので、やはり受診が安心かもしれない。
現在はエストロゲンに似た働きをする「エクオール」の摂取で、手の痛みや軽度の変形があった患者さんの8割に効果があったこともわかっている。
(エクオールは大豆由来のもののみ有効とのこと)
更年期だけではなく、授乳期や生理前にも手の痛みやこわばり、けんしょう炎などが起こりやすくなるのはエストロゲンの減少が影響しているとのことなので、若い人も注意が必要かもしれない。
また更年期を過ぎると新たな発症率は低くなるそうだが、手の変形などで悩まない為にも症状があれば早めに受診するのがよいそうだ。
というわけで、次の友人たちとの会話ではエストロゲンが話題になる?かもしれない・・・
若い頃はまったく関心のない話題だったはずなのに、人間、歳を取るにつれて興味のある話題も変わっていくものだ。
しかし義母世代(90歳ですが)に比べれば、お互いの病気自慢をするほどまでは至っていない。
57歳とは言え、80代や90代から見れば「小娘」のようなものであり、まだまだ病気自慢ができるほどには、悟っていないということかもしれない。
さて、そんな私たち同世代の話題はと言うと、これから年齢を重ねていくにつれて増えていく体調不良の予防と治療について・・・というのが多い。
ちなみに最近友人たちの間で多いのが、指の関節の痛みというもので、これは以前、私もブログ記事として書いたことがあって、数少ない訪問者数を誇る私のブログの中でも1、2位を争うほど訪問者数がある。
つまりは、それだけ指の関節のトラブルに見舞われている方が多いと言うことだろうか。
その記事がこちら⇒「ガングリオンの治療」
2013年、今から約5年前に中指の第一関節が腫れて痛みが出たことがあった。
腫れた部分が何かに当たるとかなり痛んだため、病院へ行ったのだがなかなか治らず、結局3軒の病院を渡り歩いてやっと治すことができた。
再発することも多いと言われたが、幸い今も再発することなく過ごせている。
当時は3軒の病院とも、原因はまだよくわかっていないということで、年のせいだとか手の使い過ぎということだったが、なんと近年、その原因のひとつが明らかになってきたそうだ。
それは更年期に伴う女性ホルモンの分泌の乱れ。
手指の腫れや痛み、こわばりなどの症状は、45歳以降の女性に多く見られるそうだが、実はこれ、更年期に女性ホルモンの「エストロゲン」が減ることによって起こることが分かったそうだ。
エストロゲンには、腱を保護したり、関節を包む「滑膜」の腫れを取る作用があり、エストロゲンが減ると腱や関節に炎症が起こりやすくなるそうだ。
更年期症状というと、のぼせやほてり、発汗やイライラなどが知られているが、手指の痛みや変形は、このようなメジャーな更年期の症状が起こらない人にみられるケースが多いという。
思い起こせば、私も更年期と言われる時期は、ほとんど更年期らしい症状に悩まされることなく過ぎていた。
私の場合は指に強めの痛みがあったので病院で治療してもらったが、手の痛みやしびれが軽い場合はマッサージや手作業後に冷やすなどするのが良いそうだ。
ただ症状が進んでいるのに何もしないで放置しておくと指が変形していくので、やはり受診が安心かもしれない。
現在はエストロゲンに似た働きをする「エクオール」の摂取で、手の痛みや軽度の変形があった患者さんの8割に効果があったこともわかっている。
(エクオールは大豆由来のもののみ有効とのこと)
更年期だけではなく、授乳期や生理前にも手の痛みやこわばり、けんしょう炎などが起こりやすくなるのはエストロゲンの減少が影響しているとのことなので、若い人も注意が必要かもしれない。
また更年期を過ぎると新たな発症率は低くなるそうだが、手の変形などで悩まない為にも症状があれば早めに受診するのがよいそうだ。
というわけで、次の友人たちとの会話ではエストロゲンが話題になる?かもしれない・・・