まず、この度の豪雨で被害を受けられた方々、無念にも亡くなられてしまわれた方々に対して心からのお見舞いとお悔みを申し上げます。
テレビをつけるたびに死者の数が増えている西日本の豪雨被害。
それを見ると、胸が締め付けられるように悲しい。
大切な家や車だけではなく、最も大切な家族を失った悲しみはどれほどのものだろうか。
あまりにもつらい現実にかける言葉も見つからない。
昨日は日曜日だったが、我が家では家族がそれぞれに分かれて出かけていた。
長男は、お昼過ぎまでの予定で仕事をするために会社へ、長女と次女は、二人で仲良く街の中心部までお買い物へ行った。
お年頃なので、洋服を見たり化粧品を見たりしたいのだそうだ。
そして、残った私と夫は久しぶりに北海道神宮へ行ってきた。
普段と変わらない生活・・・穏やかな時間が流れていく。
北海道神宮には、新車のお祓いをしてもらう人やアジアから来た大勢の観光客、そして一般の参拝客で賑わっていた。
また、本殿前では結婚式を終えたばかりの新郎新婦がちょうど写真の撮影をするところで、大勢の人が遠巻きに笑顔で見ていた。
見ず知らずの新郎新婦であっても、幸せそうな若い二人を見ると、なぜか周囲の人も幸せな気持ちになって、笑顔になってしまうものだ。
さて、北海道神宮で感謝だけの参拝を済ませ、周囲に広がる森林の中を散策したのだが、私の心は晴れなかった。
ここはいつもと変わらず平和で笑顔がたくさんあるのに、一方では大きな災害で大変な状況に置かれて悲しんでいる方がたくさんいる。こんな風に楽しんでいていいのだろうか?
そんな思いが湧き上がってきて、せっかくの参拝だったにも関わらず、心から楽しむことなく神宮をあとにした。
その後は家族全員で待ち合わせをしてから、久しぶりの外食へ行くことになっていた。
食事に行ったお店が、休日で混みあっていることも、にぎやかで笑い声にあふれていることも、いつもの日曜日と何ら変わらなかった。
しかし、やっぱり私の心の隅では、こんな風に何事もなく美味しいものを食べて申し訳ないという気持ちで心がチクチクと痛かった。
帰宅後、テレビをみながらくつろいでいると、夫が撮りためていたテレビ番組の録画をつけた。
夫がつけたのは、映画「君の名は。」だった。
この映画は映画館でも観たし、テレビ放送でも観た。
しかし、何度観ても引き込まれる。
さて、夫はビデオで 「君の名は。」をつけたのだが、なぜか場面は最終に近い部分から始まっていた。
夫は特に巻き戻すことをせずに、そのまま流し続け、私もそのまま見続けていた。
場面は、彗星が地球に落ちてくる所からで、糸守町に落ちて町が無くなってしまうことを知っている主人公の三葉と友人たちが町民たちに避難するように呼び掛けるのだが、だれも本気で避難しようとしない。
もうこれまでかと思ったが・・・(あとは書きませんのであしからず)
夜寝ようと布団に入った時に「これがメッセージなのかもしれない」とふと思った。
「だれも避難していないから、大丈夫だろう」という根拠のない安心感が、災害が起こった時には危険なのだということを教えてくれている。
実は今から二~三年くらい前だろうか。何度も何度も繰り返し、脳内で同じ映像を見ていたことがある。
これは夢ではなく、寝ぼけているわけでもなく、しっかりと目が覚めている時に起こる。
ちょうど自分の額の辺りに巨大なスクリーンがあって、そこに見たことも無い映像をみることがある。
このようなことは子供の頃からなので、私にとってはご飯を食べるくらいに、ごく普通のことである。
この時に見た映像と、現在テレビから流されている災害現場の様子が、とても似ている。
とても似ているのだが、実はちょっと違う。私が見た方が、今よりもっとひどい。
額のスクリーンに映る映像では、家々の屋根が見えなくなるほど泥水の水位が高く、かろうじて高い木の上の枝葉が水面から顔を出していて、それがまるで茶色の海に浮かんだ緑色の小島のように見える。
私の目は空の上から、まるで鳥の視線のように陸上を見下ろしている。家は?人は?と探してみるものの、何もない。あるのは泥の海と緑の島のような木だけ。
しばらくすると場面が変わった。今度は水が引いた場面だ。
水は引いているのだが、地面は泥だらけで、誰もいないし建物もない。
唯一、赤い車がぽつんと止まっているのが見えた。すべて流されたのか?
以上が繰り返し見ていた映像です。不快になった方がおられましたらごめんなさい。
災害はいつ起こるかわからない。今回よりももっと大きいのが起こる可能性だってあるのかもしれない。
めんどくさくても、これくらいなら大丈夫と思わず、避難を早めに始めることが大切な命を守るのだと思います。
というわけで、数日間テレビ報道を見ていて恐怖や不安、悲しみなどといった感情にすっかり染まっていた私だが、昨晩は久しぶりに怖い魔物らしきモノの訪問を受けた。
たぶん彼らの好きな感情に同調してしまったのだと思う。
魔物って、あんた頭は確かなの?・・・と、どうぞ笑って下さいな。
自分でも、なんてぶっとんだことを書いているのだろうかと思っているので・・・
これ以上書くと、ますます飛んでいきそうなので、今日はおしまいにします。チャンチャン
テレビをつけるたびに死者の数が増えている西日本の豪雨被害。
それを見ると、胸が締め付けられるように悲しい。
大切な家や車だけではなく、最も大切な家族を失った悲しみはどれほどのものだろうか。
あまりにもつらい現実にかける言葉も見つからない。
昨日は日曜日だったが、我が家では家族がそれぞれに分かれて出かけていた。
長男は、お昼過ぎまでの予定で仕事をするために会社へ、長女と次女は、二人で仲良く街の中心部までお買い物へ行った。
お年頃なので、洋服を見たり化粧品を見たりしたいのだそうだ。
そして、残った私と夫は久しぶりに北海道神宮へ行ってきた。
普段と変わらない生活・・・穏やかな時間が流れていく。
北海道神宮には、新車のお祓いをしてもらう人やアジアから来た大勢の観光客、そして一般の参拝客で賑わっていた。
また、本殿前では結婚式を終えたばかりの新郎新婦がちょうど写真の撮影をするところで、大勢の人が遠巻きに笑顔で見ていた。
見ず知らずの新郎新婦であっても、幸せそうな若い二人を見ると、なぜか周囲の人も幸せな気持ちになって、笑顔になってしまうものだ。
さて、北海道神宮で感謝だけの参拝を済ませ、周囲に広がる森林の中を散策したのだが、私の心は晴れなかった。
ここはいつもと変わらず平和で笑顔がたくさんあるのに、一方では大きな災害で大変な状況に置かれて悲しんでいる方がたくさんいる。こんな風に楽しんでいていいのだろうか?
そんな思いが湧き上がってきて、せっかくの参拝だったにも関わらず、心から楽しむことなく神宮をあとにした。
その後は家族全員で待ち合わせをしてから、久しぶりの外食へ行くことになっていた。
食事に行ったお店が、休日で混みあっていることも、にぎやかで笑い声にあふれていることも、いつもの日曜日と何ら変わらなかった。
しかし、やっぱり私の心の隅では、こんな風に何事もなく美味しいものを食べて申し訳ないという気持ちで心がチクチクと痛かった。
帰宅後、テレビをみながらくつろいでいると、夫が撮りためていたテレビ番組の録画をつけた。
夫がつけたのは、映画「君の名は。」だった。
この映画は映画館でも観たし、テレビ放送でも観た。
しかし、何度観ても引き込まれる。
さて、夫はビデオで 「君の名は。」をつけたのだが、なぜか場面は最終に近い部分から始まっていた。
夫は特に巻き戻すことをせずに、そのまま流し続け、私もそのまま見続けていた。
場面は、彗星が地球に落ちてくる所からで、糸守町に落ちて町が無くなってしまうことを知っている主人公の三葉と友人たちが町民たちに避難するように呼び掛けるのだが、だれも本気で避難しようとしない。
もうこれまでかと思ったが・・・(あとは書きませんのであしからず)
夜寝ようと布団に入った時に「これがメッセージなのかもしれない」とふと思った。
「だれも避難していないから、大丈夫だろう」という根拠のない安心感が、災害が起こった時には危険なのだということを教えてくれている。
実は今から二~三年くらい前だろうか。何度も何度も繰り返し、脳内で同じ映像を見ていたことがある。
これは夢ではなく、寝ぼけているわけでもなく、しっかりと目が覚めている時に起こる。
ちょうど自分の額の辺りに巨大なスクリーンがあって、そこに見たことも無い映像をみることがある。
このようなことは子供の頃からなので、私にとってはご飯を食べるくらいに、ごく普通のことである。
この時に見た映像と、現在テレビから流されている災害現場の様子が、とても似ている。
とても似ているのだが、実はちょっと違う。私が見た方が、今よりもっとひどい。
額のスクリーンに映る映像では、家々の屋根が見えなくなるほど泥水の水位が高く、かろうじて高い木の上の枝葉が水面から顔を出していて、それがまるで茶色の海に浮かんだ緑色の小島のように見える。
私の目は空の上から、まるで鳥の視線のように陸上を見下ろしている。家は?人は?と探してみるものの、何もない。あるのは泥の海と緑の島のような木だけ。
しばらくすると場面が変わった。今度は水が引いた場面だ。
水は引いているのだが、地面は泥だらけで、誰もいないし建物もない。
唯一、赤い車がぽつんと止まっているのが見えた。すべて流されたのか?
以上が繰り返し見ていた映像です。不快になった方がおられましたらごめんなさい。
災害はいつ起こるかわからない。今回よりももっと大きいのが起こる可能性だってあるのかもしれない。
めんどくさくても、これくらいなら大丈夫と思わず、避難を早めに始めることが大切な命を守るのだと思います。
というわけで、数日間テレビ報道を見ていて恐怖や不安、悲しみなどといった感情にすっかり染まっていた私だが、昨晩は久しぶりに怖い魔物らしきモノの訪問を受けた。
たぶん彼らの好きな感情に同調してしまったのだと思う。
魔物って、あんた頭は確かなの?・・・と、どうぞ笑って下さいな。
自分でも、なんてぶっとんだことを書いているのだろうかと思っているので・・・
これ以上書くと、ますます飛んでいきそうなので、今日はおしまいにします。チャンチャン