あけましておめでとうございます。
今年のお正月はいつもよりちょっぴり忙しく、元日には長男夫婦が揃って挨拶に来てくれることになっていたので、一緒に食事をしようと準備をしていた。
久しぶりに会った長男夫婦と話は尽きず、今回はいつも忙しくて参加できない次女も加わって賑やかな食事になった。
話題は大晦日に何を食べたかということになり、我が家は例年通りに手巻き寿司だったが、長男夫婦は豪華に蟹しゃぶにしたそうだ。
北海道では、大晦日の晩ごはんにごちそうを食べる習慣の人が多いと思う。用意したおせちも大晦日から食べる。
大晦日にごちそうを食べると、あとは元日にお雑煮を食べるくらいで(ウチの場合は)黒豆やなますなど作り置きの料理を食べながら普通の食事か、更にはもっと手抜きの質素な食事になる。
全国どこでもそういうものだとずっと思っていたのだが、本州にいる弟のお嫁さんが大晦日をこちらで過ごしてくれた時に「大晦日にごちそうを食べるんですか?」と驚いていたので、何を食べるのか聞いたらお蕎麦だけだというので、こちらも驚いたことがあった。
子どもの頃から大晦日は海鮮のお寿司を食べるのが恒例だった。
今では普段も手巻き寿司をするが、昔は海鮮を使ったお寿司はハレの日に食べるものだったので、大晦日はすごく楽しみだった。
また夫の家も、大晦日は海鮮のお寿司を食べるのが恒例だったそうなので、結婚してからも手巻き寿司は大晦日の定番メニューになっている。
ところでご両親共に道民の長男のお嫁さんちは、何を食べることが多かったのかしら?
興味本位で聞いてみると、「うちは鍋物にすることが多かったです」と教えてくれた。
だから蟹しゃぶだったのね〜と納得。
長男宅は、これから大晦日は鍋物が定番になっていくのかな?(笑)
各家庭で大晦日に食べる料理は違うが、欠かせないのが口取りで、これが無いとお正月が来たという雰囲気が出ない。
上の写真はお借りしたものだが、今回買ったものと全く同じもの。
羊羹以外は白あんで作った練り切りと言われるお菓子で、年末が近づくと、このような口取りがスーパーにたくさん並ぶ。
子どもの頃はこの口取りも楽しみで、きょうだい三人で鯛がいいとか、海老がいいとか言いながら選んでいたが、今は長女と次女が鯛の取り合いをしている。
なぜかいつも鯛が一番人気なのは、時代が変わっても同じ。
お正月休みも今日で終わりなので、のんびり過ごそうと思う。