妹から近況報告のラインが来た。
妹とも、もう半年くらい会っていない。
近況報告を読む限り元気そうで安心したが、妹の旦那さんが2回目の注射の後、40°の熱が出たとのことで、頭に氷のうを乗せて赤い顔をして横たわる義弟の写真が送られて来た。
幸い熱は下がって元気になったようだが、もうすぐ2回目を打つという妹は少し怖がっていた。
そういえば妹とはワクチンの話をした事がない。
そうか、妹たちは打ったのかと思った。
すると妹から「ワクチン打ち終わったら、遊びに来て」と言われ、以前ラインをした同級生達との会話と同じように返事に困ってしまった。
しばらく考えて、まだ打つつもりがない事を伝えた。
すると妹から返事が来た。
「子ども達が職域接種で早々に打ったから、私たちも打つことにしたの。でもまだ未知のものだから、何か問題があったら怖いよね」
妹はそう思っていても打つ決心をしたんだと、少し驚きだった。
私は何かあったらと打たないが、妹は何かあるかもと思いながら、何も無いだろうという方を信じた。
当たり前だが、姉妹であっても考え方は違う。
将来、妹が信じた通り何も問題はなかったということになるのかもしれない。またそうであってほしいと切に願っている。
ただ妹の家には行けそうにないなあと思う。
今まではワクチンを打とうが打つまいが、また普通に妹の家へ遊びに行けると思っていたが、そうはならないのかもしれない。
また、これからはワクチンを打っていないと旅行やコンサートなどにも行きづらくなる世の中が来るのかもしれない。(そうならないことを願うばかりだが)
周りがどんどんワクチン接種者になっていき、ワクチンを打っていない者が少数派になってきた感が、最近とてもする。
実際、札幌市の65歳以上の2回接種者が8割を超えたとか。これで全市民の4割を超えたことになるそうだ。もしかしたら他県は、もっと多いのかもしれないが、、、
ところで遂に夫の近くでも陽性者が出てしまった。
その方と一緒にいた人が濃厚接触者ということで出勤停止になったのだが、夫は濃厚接触者の近くの席に一時間ばかり座っていたという理由で、濃厚接触者の濃厚接触者?という事になって、数日間の出勤停止になった。
今は体温計で熱を測りながら一人で部屋に閉じこもっているが、とりあえずは元気で何の不調もない。
こうやって一人でも陽性者が出ると、仕事に支障が出るほど周囲にいた人間も休まなければいけないとは、そこまでしなければいけないのかと思うが、今はそんな事はとても言えない雰囲気がある。
なんだかね、、、仕方がないのかもしれないけど、色々と息苦しさを感じる。