「Pちゃんのお仕事って餌を食べることなのかなぁ」と、オカメインコのP太郎が餌を食べているのを見ていて、出勤前の長女チェリーが言った。
「そうだね。でも、Pちゃんにはもうひとつ大切な仕事があるんだよ。それは人間を癒すこと。
ほら暇な時って、Pちゃんと遊びたくなるでしょ?
Pちゃんは籠から出たくない、遊びたくないって言ってるのに、たまに無理に籠から出しちゃうことがあるでしょう?
本当は籠から出たくなかったのに出されて、それでも人間を癒してくれて・・・
これって、やっぱりPちゃんのお仕事だと思うよ。
だから、チェリーも頑張って行かないとね。Pちゃんと同じように・・・誰だって仕事に行きたくないこともあるよ」
ちょっと強引にP太郎と話を結び付けちゃったかな?
でも、今朝はチェリーが「仕事休みたいオーラ」を出しているのがわかったから、そんな話をしたら、チェリーは納得したのか出勤していった。
チェリーは就労支援の作業所で一般就労を目指して訓練を受けているのだが、ほかの作業所に比べると一般就労に近い仕事をさせる作業所なので、チェリーが突然やすんだりすると交代の人が仕事に入らなければならず迷惑をかけてしまう。
仕事の説明は一度だけではすんなりと理解することが難しいチェリーだが、一度覚えると真面目に一生懸命はたらいていますよと言って頂き、なんとか戦力の一端にはなっているようだ。
時々チェリーは「○○さんが働かないから、私の仕事が増えた」などと文句を言っている(笑)
ところで北海道新聞に興味深い記事が載っていた。
それはアリの集団は常にすべての個体が働くより、働かないアリがいた方が長く存続できることを、北海道大学大学院の研究チームが突き止めたそうだ。
アリや蜂といった「社会性昆虫」の集団には、常にほとんど働かない個体が2~3割いるのだとか。
短期的な生産効率を下げるため、なぜ自然界に働かない個体が存在するのか大きな謎だったそうだ。
ところが働かないアリがいる集団といない集団を比較した結果、驚くことに働かないアリがいる集団のほうが長く存続したそうだ。
それは怠け者のアリがいる集団では働き者が疲れて休むと、怠け者だったアリが働き者のアリに代わって働きだすことが分かったから。
一方、働きものばかりの集団は、全員が疲労してしまうと働くものがいなくなってしまったそうだ。
面白いことにアリは「仕事への腰の軽さ」に個体差があり、腰の軽いアリから働き出す傾向があるのだとか。(人間と同じ?)
研究チームの長谷川准教授はこのようにおっしゃっている。
「組織運営に当たり、長期的存続の観点を含めて考えることの重要性が示された。会社で働かないと思われている人も、相対的に腰が重いだけで、ピンチとなれば活躍する可能性はある」
さて、こちらはアリではありませんが、毎朝5時過ぎに庭のエサ台にやってくるエゾリス。
両方の手を使ってエサを沢山ほお張っている。
頬袋に詰め込んで、家族に餌を持ち帰るのだろうか。
毎朝、必ず来てせっせと餌をほお張る働きもののエゾリスさんです。
「そうだね。でも、Pちゃんにはもうひとつ大切な仕事があるんだよ。それは人間を癒すこと。
ほら暇な時って、Pちゃんと遊びたくなるでしょ?
Pちゃんは籠から出たくない、遊びたくないって言ってるのに、たまに無理に籠から出しちゃうことがあるでしょう?
本当は籠から出たくなかったのに出されて、それでも人間を癒してくれて・・・
これって、やっぱりPちゃんのお仕事だと思うよ。
だから、チェリーも頑張って行かないとね。Pちゃんと同じように・・・誰だって仕事に行きたくないこともあるよ」
ちょっと強引にP太郎と話を結び付けちゃったかな?
でも、今朝はチェリーが「仕事休みたいオーラ」を出しているのがわかったから、そんな話をしたら、チェリーは納得したのか出勤していった。
チェリーは就労支援の作業所で一般就労を目指して訓練を受けているのだが、ほかの作業所に比べると一般就労に近い仕事をさせる作業所なので、チェリーが突然やすんだりすると交代の人が仕事に入らなければならず迷惑をかけてしまう。
仕事の説明は一度だけではすんなりと理解することが難しいチェリーだが、一度覚えると真面目に一生懸命はたらいていますよと言って頂き、なんとか戦力の一端にはなっているようだ。
時々チェリーは「○○さんが働かないから、私の仕事が増えた」などと文句を言っている(笑)
ところで北海道新聞に興味深い記事が載っていた。
それはアリの集団は常にすべての個体が働くより、働かないアリがいた方が長く存続できることを、北海道大学大学院の研究チームが突き止めたそうだ。
アリや蜂といった「社会性昆虫」の集団には、常にほとんど働かない個体が2~3割いるのだとか。
短期的な生産効率を下げるため、なぜ自然界に働かない個体が存在するのか大きな謎だったそうだ。
ところが働かないアリがいる集団といない集団を比較した結果、驚くことに働かないアリがいる集団のほうが長く存続したそうだ。
それは怠け者のアリがいる集団では働き者が疲れて休むと、怠け者だったアリが働き者のアリに代わって働きだすことが分かったから。
一方、働きものばかりの集団は、全員が疲労してしまうと働くものがいなくなってしまったそうだ。
面白いことにアリは「仕事への腰の軽さ」に個体差があり、腰の軽いアリから働き出す傾向があるのだとか。(人間と同じ?)
研究チームの長谷川准教授はこのようにおっしゃっている。
「組織運営に当たり、長期的存続の観点を含めて考えることの重要性が示された。会社で働かないと思われている人も、相対的に腰が重いだけで、ピンチとなれば活躍する可能性はある」
さて、こちらはアリではありませんが、毎朝5時過ぎに庭のエサ台にやってくるエゾリス。
両方の手を使ってエサを沢山ほお張っている。
頬袋に詰め込んで、家族に餌を持ち帰るのだろうか。
毎朝、必ず来てせっせと餌をほお張る働きもののエゾリスさんです。