先週まで暑い日が続いていた。外の気温は33〜34度で室温33度。
これじゃ、ほとんど外と変わらないじゃないのー!
さすがに靴下四枚は履いていられず、全部脱ぎ捨てて素足になったら涼しくて、一瞬草原の爽やかな風が吹き抜けたかと思った。
やっぱり夏は素足だよと思いながら、しばらく素足のままでいたら、なんだか足首から下が冷たく感じてきた。寒いと言うより冷たい。
急いで靴下を履き、今度は靴下四枚ではなくて二枚にしたら、ちょうど良い温度になった。
それにしても僅か二週間ばかりの重ねばきで、ずいぶん軟弱な足になってしまったと思ったが、もしかしたら足が敏感に冷えを感じるようになったのだろうか。
これまで何も感じずに素足で夏を過ごしていたが、本当は冷えていたのかも知れない。だとしたら、これからは夏も靴下二枚以上は必需品だと思う。
ところで冷えると言えば、エアコンがほしいと思っていた。
今年のような暑い日が長く続く夏は、特にほしいと思う。
これまでずっと扇風機と団扇で過ごしてきたが、何日も室温33度近い日が続くとバテてくるし、さすがにコメダコーヒーへ避難するのも限度がある。
しかもみなさん考えることが同じのようで、特に暑い日は激混みで待ち時間が長い。
と言うわけで、ついにエアコンを買うべく家電量販店へ行ってみた。
エアコン売り場は、遠くからでもすぐにわかる。ひときわ混み合っているのがエアコン売り場。
20年くらい前は、エアコンをつけている家は珍しく、本州からの転勤族くらいだったが、今や北海道のエアコン普及率は40%だとか。
今年はもっと増えるだろうと、混雑するエアコン売り場を見て思った。
家族と一緒に店員さんから説明を受けたのだが、意外にも想定していたよりずっと工事が大がかりになる事、それに伴って料金もそれなりにかかることがわかった。
我が家は二世帯住宅で、エアコンを付けたいリビングは二階なのだが、分電盤が一階のため長いケーブルをつけなければいけない。
さらに義父母が居て親戚が集まる家だったのでリビングが広く、大型のエアコンにする必要がある。
そうなると電圧も変えなければいけない。
電圧を変えると毎月の電気量が上がり、エアコンを使っていない月も上がってしまうという悩ましい事実が判明した。
暑い、暑いと言っても、せいぜい二週間くらい続けば終わる。(今後はわからないが、、)
エアコンを使うのも年に一ヶ月あるかどうかだ。
ちなみに店員さん曰く「冬は暖房機能があってもエアコンは使えません。凍結や霜で壊れます」とのことだった。
寒冷地仕様というのもあるが値段が高いし、そもそも暖房設備がしっかりしている北海道で、エアコンの暖房が必要かというと、そうとは言えない。
あれやこれや悩んで「とりあえず考えてみます」ということで帰宅したのだったが、なんと次の日から気温が下がった。
今日の室温は26〜27度で、窓から風が入ってくるので涼しく感じる。
こうなると、あれほど欲しいと思ったエアコンも必要ないかと思う。
「喉元過ぎれば熱さを忘る」
まさにその通りだなと思っている。
(でもきっと、来年の夏もまたエアコン欲しいーと言っている予感)