Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

宿題

2009-05-13 22:14:10 | おっ、と思ったこと
DELF対策講座の宿題、今回もいろいろと出ています。
まずはお手紙作成の宿題からやっつけるか!と思いました。
お題は2つ。どちらかを選べばよいのです。
①社長に社内託児所を作ることを説得する手紙
②不動産屋に、賃貸物件の工事が期日までに完了していないことへのクレームの手紙

私は①を選んで、ワードを起動して手紙を書き始めました。
文字制限は250ワードプラスマイナス10%です。

本当にワープロソフトっていうのは便利この上ないですね。消したいところはドラッグ+バックスペースキーで消えちゃうし、付け足したければ、その箇所にカーソル移動して付け足せばいいわけです。
これが試験本番だったら、もう消しゴムで消して書き足して、また消して、書いての繰り返しでしょうね。解答用紙が切れなきゃいいけど・・・(汗)

で、書き始めてしばらくたって、ふと「?」と思った箇所があり書き直しました。
日本語で言えば「社員の中には6歳に満たない子を持った人がたくさんいて、みんな託児所に子供を預けて働いています」というところ。
日本語で書くと主語がクリアではありませんが、フランス語では、「彼ら」とか「彼女ら」とか主語を置かなければならないわけで・・・。
私は最初、「彼女ら」を主語に置いたのですが、ここが「?」のポイントとなったのでした。子供を託児所に預けて働くのは女性に限った事ではないのではないか・・・と、なので、主語は「彼ら、または彼女ら」のはずである、と思ったのでした。

フランス語で、彼らは「Ils(イル)」彼女らは「Elles(エル)」ですが、どっちにも使える便利な人称代名詞「on(オン)」もあります。
でも、上司に出す手紙にonって使っていいの?と根拠のない疑問がわいてしまって、ここはils か ellesか、またはその両方かでしょう、と考えました。

手紙の戦法はこうです。
託児所を設ければ、社員は仕事に専念でき、会社の収益も上がる、託児所を完備することで、もう一人子供を持つ気持ちになる社員がでてくるかもしれなく、それは高齢化社会にはよい傾向だ、企業が仕事と私生活のバランスl'equilibre entre le travaille et la vie privee(これは、「えふさんのブログ」で知った、ワークライフバランスという言葉の勝手にフランス語訳なんですがね・・・・)に対して関心を持っているというイメージを消費者に与えるのはよいことだ、と社長に訴える、ということです。

で、ワード数をカウントしたら、229ワード。ぎりぎりセーフ。