Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

猫は友達

2009-05-20 22:03:28 | おっ、と思ったこと
とうとう、東京でも感染が確認された新型インフルエンザ。
明日から一気にマスク率がアップするのでしょう。
今度の金曜日の映画鑑賞@銀座も、日曜日のDELF対策講座@横浜も、マスク着用かな?

タイトルとは関係のない内容で始めてしまいました。
ここからはタイトルの沿った内容にしたいと思います。

夕方のニュース番組を見ていたら、こんな特集が組まれていました。
それは、高知県の山間部を走る、スーパーマーケットバスの特集です。
幅2m、長さ6mのバスに、食料品や日用品を積み込み、移動スーパーマーケットをしているのです。巡回する地域はお年寄りが多く住んでいる山間部。
近くにお店もなく、自分で車を運転して買いに行くことができないお年寄りにとっては、このバスはとても貴重な命綱です。
市街地にあるスーパーが元なのですが、年金暮らしのお年寄りのため、値の張らない食品を積み、細い山道を走行しながらお年寄りの待つ山の村へ。

そんなバスの中には、キャットフードも積み込まれていました。
バスの運転手さん(兼、スーパーマーケットバスの店長さん)曰く「ここで暮らすお年寄りにとって、猫は大事な友達なんだよ」と。
そうでしょう、そうでしょう、と納得しました。
お年寄りの方たちは、バスに積み込まれていた、キャットフードを買っていきました。どのフードがいいか・・・と選ぶのではなく、バスにはこれが積んであるから、これを買うです。われわれのように、たくさんの種類の中かから
「うちの猫はこれ、食べたかな?これじゃなくて、こっちだったかな?」などと迷うことなどないのです。
でも、少ない年金の中から、ちゃんと猫のえさを買っていくお年寄りの姿を通して、猫が果たしている役割の大きさが分かったような気がします。

そうそう、猫は大切な友達なのです。

バスが来るのを待ち、バスの到来を告げる軽快な音楽を聴いて、買い物にやってくるお年寄りにとって、本当に貴重なバス。バスの運転手さんは、「この仕事で生涯を終えたい」とまでおっしゃっていました。
本当に大事な大事なお仕事をされているかただと思います。

スーパーの社長さんの本音を言えば、バスは採算が取れないとのこと。企業の採算性だけでこのバスを廃止することはやめてほしいと、部外者ですが強く思いました。

甘夏の皮

2009-05-20 07:18:48 | おいしいもの
大きな甘夏をいただいた。
中身はサクッとジュワっと美味しく食べて、皮はお砂糖で煮て干してます。
オレンジピール作ってます。
本当は外に干したいけど、蟻の餌食になること間違いなし。
家の中の日当たりのよいところで、完成を待ちます。
猫が飛び乗るってことは、まずないと願いたいものです。


なんか、インフルエンザ

2009-05-18 23:01:55 | おっ、と思ったこと
新型インフルエンザが急激に広まりつつあります。
関東圏で広がるのも時間の問題なのか・・・・ということで、マスクを買いに行ったら売り切れでした。
ネットで買おうと思っても、ほとんど売り切れか購入数制限ありで。

成田で水際対策・・・などといわれていたときに7枚1組のものを1組だけ買ってあります。そしてネットで10枚だけ買いました。
品薄だそうですが、いつまでも品薄のままでおいておくわけはないでしょう。メーカーも増産するはずです。だって、これはビジネスチャンスですから!!

私はうがいが苦手ですが、手洗いは好きです。だから一生懸命手を洗っています。
免疫力があれば感染しないとすれば、普段からの食生活や睡眠時間も重要になってくるのでしょう。食生活からくる影響は昨日や今日気をつけ始めたからといって、出てくるものではありません。しかし、意識することによって遠ざけることができる危機ならば、ちゃんと意識していきましょうよ。

さあ、睡眠時間確保のためにも、寝ます。
早朝からニャアニャアと動き始めるシラクは隔離させていただきました。
ごめんね、シラク。



雑巾

2009-05-18 20:28:55 | おっ、と思ったこと
いきなりキタナイ話で恐縮ですが、うちのシラクはよく食べたものを吐きます。
急いで食べたことが原因なのですが。
絨毯の上に やってくれたときは、まずはペーパータオル、そして石鹸をしみこませたナイロンたわしと、固く絞った雑巾で対処。すぐやれば完璧です。
しかし、今日は、よりによって、サッシの溝にやってくれました。
シラクよ、私に試練を与えているつもりかい?
そう心の中でつぶやきつつも、私は黙って片付けましたよ。
動物を飼うということは、かわいいだの癒しだのという、キレイごとばかりじゃあ、ありません。
サッシの掃除に使った、ペーパータオルやら割り箸やらを始末していたら、今度はエルメスが トイレから出てきながら、 トイレの砂をちらかしてくれました。
ふと、台所に目をやれば、猫のご飯皿の周りに食べこぼしがあることあること。

私は黙って雑巾をゆすぎ絞って食べこぼしも散らかした砂もふき取りました。
そして思ったのです。
雑巾ってえらいよね、と。
ふき取る前は、汚れてて「うわ、いやだわ」と思える状態だったものを、一拭きで、何もなかったかのように、元に戻してくれるのです。
そして、何度も何度もいやな目に遭わされても、また汚いをキレイにしてくれるのです。そしてぼろぼろになれば捨てられるのに。
せめて、キレイにゆすいであげましょうと思うのでした。

そして更に思うのでした。
私の人生にも雑巾がほしいと。
きっと、皆さん多かれ少なかれ思っていらっしゃることでしょう。

雑巾万歳!ですよ。Vive le chiffon!!
今調べました、雑巾はle chiffon(ル・シフォン)だそうです。




だれか私に「根気」をください

2009-05-17 14:10:07 | フランス語
読めない漢字がたくさんある文章を読んでいるようだ。
DELFの文章読解の問題を、自宅でもやっとやり始めた。
普段、いい加減に分かった振りして読み飛ばしてきた記事の数などを今さら数えても始まらない。

ほんの5行ほどの文の中にいくつ分からない単語が、熟語があるのだろう。
「分からない言葉にとらわれることなく、前後からの判断で切り抜けて」と言われても、こう次々と分からない言葉だらけでは・・・歯が立たぬわ。
そもそも「Le Monde」とか「Courier International」から記事を引っ張ってくるのはやめてほしい。しかしまぁ、向こう(DELF主催者)から言わせれば、「こちらから強制しているわけでもなんでもないんですよ。もっと勉強してから受けに来なさい」ということですね。はい、分かってます。

今もやってて、根気がつづかなくて、ブログ記事に逃げてきた(汗)
これから当分、こういうぼやきが続くと思います。ご容赦くださいませ。
そしてシカトしてください(笑)
あ、こういうときは猫だね、猫!





2007年5月26日のフォルダに入っていた写真。まだシラクは外猫だったんですね~今の態度から推し量ると、にわかには信じがたい!



おもしろいね

2009-05-16 23:29:01 | フランス語
これは、フランスはブッシュ・デュ・ローヌ県の広報誌の付録についていた、県の物産展のパンフレットです。
なぜこのようなものがうちのあるのかというと、昔メールを交換していたマルセイユ在住の女性が手続きをしてくれて、毎号送られてくるのです、はるばるマルセイユからです。

ウィキペディアで調べてみたら、フランスには100の県があるそうです。


こう見てみると、フランスは6つの国と国境を接しているんですね。



マルセイユ(ブイヤベースが郷土料理ですね)はブッシュ・ドゥ・ローヌ県にあり、スカイプでおしゃべりしているジョエルはオート・ガロンヌ県(郷土料理はカスレ)に住んでいて、パリはイル・ドゥ・フランス県にあるのです。

パンフレットはブッシュ・デュ・ローヌ県の特産物を表現しているのですね。
牧畜も農業も養鶏もやってますよということを示しているのです。
パンフレットの中身を見てみると、物産展は盛りだくさんだということがわかります。
100%地産農産物の市が立ち、300頭以上の家畜と交流でき、グルメなものを試食できて、ピクニックもできてしまう物産展です。
きっとここの県知事さんは、東国原さんのようなかたなのでしょうか?



勢いで買ってしまった

2009-05-15 22:13:39 | 映画
ロクシタンのバラの香りハンドクリーム。
以前、takakoさんが勧めてくれた「ここぞというときの」ハンドクリームだ。
今のわたしにとっての「ここぞ」とはきっと、DELFの面接のときだろうなぁ。
よい香りで心を落ち着け、そのときに持っている力をできるだけ発揮できるようにと願いをこめて。


しかし、なぜ今日買ったのか、それも”勢い”で。

それは、久しぶりに劇場でフランス映画を観て、その上それがかなりよい映画だったことからくる、喜びに乗っての勢いだ。

何を観たのか。
ベルサイユの子」を観た。主演はギヨーム・ドパルデュ。
フランスの怪優とも名優とも言われている、ジェラール・ドパルデュの息子で、昨年37歳の若さで夭逝してしまった、その彼の映画を初めて観た。
父親が国民的俳優ということですごした屈折した青年時代、薬物にも手を出し、俳優をして軌道に乗ってきたときにオートバイ事故に遭い、片足を切断し義足をするという事態に至ってしまった。
俳優としてデビューした当時、映画広告のパンフレット(雑誌の特集だったか?)に載っている顔写真を見たときに「やっぱりお父さんに似てるよね~~。なんだかんだ言っても(彼が何をどうなんだかんだ言ったのかを、聞いたわけでも読んだわけでもなかったくせに)親の七光りだよね、こいつは」と独断を下し、私の中では、ジェローム・ドパルデュの息子のギヨームという認識以外の何もなかった。

しかし、つい最近の雑誌フィガロに紹介された「ベルサイユの子」という映画の中で、ホームレス役を演じている彼の写真を見たときに、えもいわれぬ逞しさ、落ち着き、奥深さのようなものをビビビっと感じてしまい、彼はとっくに親の七光りを乗り越えていたのね、これはぜひ観なければ!で、今日の映画鑑賞となったわけです。
ちなみに、金曜日はレディースデイで女性は半額の900円で観られる、すばらしい。

さて、映画についてだけれど、とにもかくにもラストシーンが・・・
このラストシーンを観たときに、頭に浮かんだフレーズは
La maternité est une fatalité?(結局は母性なの!?)だ。

ほらほら、つい最近、DELF講座の宿題で「La crise d'adolescence n'a rien d'une fatalité.」(反抗期は必然などではない)について、自分の意見を述べようとして玉砕したばかりのわたし、このfatalité(ファタリテ=必然のなりゆき、不可避性)が頭にこびりついているのだ。

映画の中でも、ホームレスの子連れの母親が、公園のベンチでたまたま拾い読みした新聞記事のタイトルが、Le chômmage n'est pas une fatalité(失業は避けられないものではない)だった。

フランス人ってfataliéがすきなの?(笑)

さて、来週の金曜日も映画鑑賞。次の映画は「夏時間の庭」でござる。





宿題

2009-05-13 22:14:10 | おっ、と思ったこと
DELF対策講座の宿題、今回もいろいろと出ています。
まずはお手紙作成の宿題からやっつけるか!と思いました。
お題は2つ。どちらかを選べばよいのです。
①社長に社内託児所を作ることを説得する手紙
②不動産屋に、賃貸物件の工事が期日までに完了していないことへのクレームの手紙

私は①を選んで、ワードを起動して手紙を書き始めました。
文字制限は250ワードプラスマイナス10%です。

本当にワープロソフトっていうのは便利この上ないですね。消したいところはドラッグ+バックスペースキーで消えちゃうし、付け足したければ、その箇所にカーソル移動して付け足せばいいわけです。
これが試験本番だったら、もう消しゴムで消して書き足して、また消して、書いての繰り返しでしょうね。解答用紙が切れなきゃいいけど・・・(汗)

で、書き始めてしばらくたって、ふと「?」と思った箇所があり書き直しました。
日本語で言えば「社員の中には6歳に満たない子を持った人がたくさんいて、みんな託児所に子供を預けて働いています」というところ。
日本語で書くと主語がクリアではありませんが、フランス語では、「彼ら」とか「彼女ら」とか主語を置かなければならないわけで・・・。
私は最初、「彼女ら」を主語に置いたのですが、ここが「?」のポイントとなったのでした。子供を託児所に預けて働くのは女性に限った事ではないのではないか・・・と、なので、主語は「彼ら、または彼女ら」のはずである、と思ったのでした。

フランス語で、彼らは「Ils(イル)」彼女らは「Elles(エル)」ですが、どっちにも使える便利な人称代名詞「on(オン)」もあります。
でも、上司に出す手紙にonって使っていいの?と根拠のない疑問がわいてしまって、ここはils か ellesか、またはその両方かでしょう、と考えました。

手紙の戦法はこうです。
託児所を設ければ、社員は仕事に専念でき、会社の収益も上がる、託児所を完備することで、もう一人子供を持つ気持ちになる社員がでてくるかもしれなく、それは高齢化社会にはよい傾向だ、企業が仕事と私生活のバランスl'equilibre entre le travaille et la vie privee(これは、「えふさんのブログ」で知った、ワークライフバランスという言葉の勝手にフランス語訳なんですがね・・・・)に対して関心を持っているというイメージを消費者に与えるのはよいことだ、と社長に訴える、ということです。

で、ワード数をカウントしたら、229ワード。ぎりぎりセーフ。

DELF対策講座2日目

2009-05-10 20:23:09 | フランス語
DELF対策講座2回目に行ってきました。

今日の出席者は8名。3名のかた欠席です。
エクスポゼ(発表)が怖いのか!?

行きの電車の中では「どうせやらなきゃならないんだから、一番最初にやってしまって、あとは気楽に他の人の発表を聴く、っていうのもありよね」と考えていたのですが、そのときになってみると、やはり勇気が出ないのでした。
1番最初に発表したマダムが、本当に理路整然+滔々とよどみなくお話になったのには、もう脱帽。反抗期について、自分の経験だけでなく、戦前の日本の家族関係にまで話しは及び、もう賞賛するばかりでした。

先生がカセットレコーダーを準備してくださっていて、自分の発表を録音し、後で、自分ひとりだけで録音を聞き返すという機会があり、自分が認識している以上に、自信なさげに話しているのだということに驚き、これは大きな問題だわ、と思った次第です。しかし、それが分かっただけでも今日は大きな収穫でした。
自由会話(la conversation libre)で先生のお話に適当に相槌うって、時々言いたいことを言っていただけのレッスンではわからなかったことでした。

発表が終わって、「準備したことの半分も言えなかった」と先生に訴え(!!)てみたら、「それは試験のストレスだわ、どうしたらストレスを取り除けるか、みんなで考えましょう」ということになりました。

どなたかが「チョコレートを食べるとストレスが和らぐ」と言ったら、先生が「ブラックチョコレートにはマグネシウムとカルシウムが豊富に含まれているので、ストレス緩和に役立つのよ」とのこと。
マグネシウムとカルシウムは緊張をほぐしてくれるのだそうです。
とにかく、口述試験のマストアイテムはブラックチョコレートです。
これはフランス語の試験だけでなく、何語でも有効だとおもいますよ(笑)

ところで、口述試験のときには、同じ言葉を繰り返すのを避けるが大事です。
今ふと気づきました。
ストレスを和らげる、ストレスを緩和する、ストレスをほぐす、いろいろ言い方はあるものですよね。

今回もたっぷり宿題が出ました。