著者のファンタジー『八咫烏シリーズ』が好きなので、読んでみた。
異世界へのファンタジーになるのかな?と思わせておいて、実は違っていました。
第二次大戦で従軍した元兵士が、心の中に持つ『加害者としての自分』。
それが、娘や孫などに受けつがれて、フラッシュバック。
自分たちは精神を病んでいる?
でも兄弟で幻視、幻聴の内容が一緒、これは何だ!
ということでほりおこされていくおじいさんの体験…。
おじいさんは元兵士、故人です。
満州開拓民の大変な引き上げ体験も軽く触れられています。
ちょっと消化不良。
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