バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

涙一滴 こぼれるほどね (歯列矯正 通院4回目)

2008年04月23日 | 歯列矯正
 Can you see it?

今日、昼休憩に家に戻ってサンドイッチを食べていると、
猫が窓にしがみついて、カッカッカッと歯をがちがち鳴らして
(この行為は猫を飼っている人しか分からないだろうな)
興奮しているので、何かと思って見てみると、
裏庭の木の幹で、リスが寝てた。
ただそれだけ...。

猫はそういうことで大喜びできていいよな。



さて、今日は通院4回目で、ワイヤーの調整だった。

思ったよりも早くクリニックに着いたので、
とりあえずトイレに行って、何気なくトイレの壁を見ていたら、
その壁のペイントの色がとてもシックで、良いなと思い、
思わず写真に撮ってみる。

 何やってんだ、私



今日も窓際の『庭園テーブル』へ通される。
キャスパー君を始め、ここのスタッフの女の子たちはいつも親切だ。

いつものように、助手が手際よく古いバンドをパチンパチンとはずしてゆく。

 この庭園テーブルから小鳥を眺めたりできる



それにしても、毎回思うが、変色したバンドが情けない。
濃い色の飲み物はストローで飲んでいるが、食べものは
ストローでは吸引できない。しょうがないよね。
新品のバンド(残骸の左上)と比較してみよう。
新品のバンドの、なんと美しいことか...。

 だって毎朝のコーヒーは大切でしょう?


そしてキャスパー君登場。「ハーイ。バネ、あれからどうしてる?」

さっそく受け口状態(関連記事)を説明して、
「これも計画のひとつなんでしょう?そうでしょう?」と
聞いてみた。まさか、それはアクシデントで...とは言わないだろう。

「えー。受け口になっちゃったの? (思考中)...。」

ワタシ ハ スコシ コンワク。 


「わははは。もちろん、そうなることはわかってたよ。
でも、下の歯が上ほどは動いてないってことだね。
今日は別の作戦でいこう。」

と、出してきたのは、「パワーチェーン」という
ラバーバンドが連なったリボンのようなゴムだった。
名前からして、力がある鎖...すごそう。
(写真撮るの忘れたよSorry)

これを下の歯全体と、上の歯の犬歯から奥歯までに装着してもらった。

 下の歯のブラケットに引っ掛かっているリボン見えるかな

装着するのが大変で、バネもすごい力だったが、
このパワーチェーンはもっとすごい。
助手が装着する際、引っ張ると、顔全体が引っ張られる感じだ。
その上から、犬歯と奥歯をさらに近寄せるために、
別のクリアなワイヤーでグルグル巻きにして締めてゆくのだ。

この助手は、この「グルグル巻き」にまだ慣れていないようで、
他の助手に、聞いている。

「どれくらい引っ張って結べばいいのかしら?彼女に
痛みを加えたくないんだけど。」

その助手は答える。

「理想的なのは、患者の目から涙一滴こぼれるぐらいよ。」

一瞬、助手と目が合う。

「...。まさか彼女、本気じゃないでしょうね?」と真顔で聞いてみる。

そしてキャスパー君が笑って再登場する。

「わははは。それは冗談。でもそれぐらいきつく締めないとね。」

とにかくものすごい圧力感なのだ。
歯を上下かちかちやってみると、もうすでに噛みごこちが
違う。うへー、今夜は鎮痛剤がいるかも...と言ったら、
「はい、これお土産ね。」と、本当に鎮痛剤のパッケージくれたよ。


帰り際、キャスパー君のクリニックで今やってるコンテストの
ある賞に私がノミネートされたことを知った。

そのノミネートされた部門は、『Excellent Dental Hygiene』、
要は、『キレイに歯が磨かれているで賞』みたいなやつ。

当然じゃん。1日に5回も6回も歯磨きするのだから。
でもうれしい。

それにしてもその賞に最終的に選ばれたら何もらえるのだろう?
矯正歯科費用全額払い戻しとか...

まずないね。






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